八ヶ岳[権現岳〜編笠山](観音平 IN/OUT 青年小屋テント泊)


- GPS
- 09:04
- 距離
- 14.4km
- 登り
- 1,567m
- 下り
- 1,585m
コースタイム
- 山行
- 4:06
- 休憩
- 1:38
- 合計
- 5:44
- 山行
- 3:48
- 休憩
- 1:16
- 合計
- 5:04
天候 | 曇り時々雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
久々に南アルプスに行くプランを立ててワクワクしていたのだが、天候が怪しい。1週間前あたりからずっと気にしてはいたが秋雨前線と太平洋からの湿った空気に挟まれて全国的にスッキリしない天気だ。
木曜日あたりは関東から東海にかけての太平洋側で激しい雨が降る。
強い雨雲は消えたが土日も雨模様。日本海側、南アルプス、北アルプス、全滅、、、
かろうじて八ヶ岳は雨雲が薄い。日本の屋根で雨を降らせて水分が少なくなっているからかな^_^
ということで、八ヶ岳に計画変更。
■Day1:
観音平から
2時に観音平に到着。当初は赤岳鉱泉まで行く予定だったが、スッキリしない天候にテンションが上がらない。
仮眠ののち、弱い雨が降る中準備をして入山するが、すでに気持ちは青年小屋泊まりwww
青年小屋テント場まで巻道で行き、テントを張ってからその後の行動を決めようという消極的プラン^_^
笹とシラビソの森をのんびりと進む。シラビソの傘で雨はさほど気にならない。
雲海展望台に到着するが全面真っ白で何も見えず、、、
押手川
押手川分岐に到着。押手川の由来はこの辺りで飲み水に困った登山者があたりの苔を押して滲み出る水を飲もうしたところコンコンと清浄冷水が湧き出てきたという言い伝えによるのだという。八ヶ岳の苔は厚みがあってクッションがすごい^^
押手川からは編笠山へ直登することは微塵も考えず、青年小屋までの巻道を迷わず選択^_^
青年小屋到着→西岳
小屋に到着し、受付をしてからテント設営。時間はまだ10時、、、
コーヒーを沸かし、ゆったりのんびりし、朝ご飯なのか何ご飯なのかわからない時間にご飯を食べ、西岳へ。
時間はたくさんあるので、のーんびり西岳に行き、山頂でのーんびり^_^
眺望はもちろんゼロwww。かろうじて編笠山の裾野がちらりと覗く程度だ。
山頂でタカネマツムシソウをみかけた。ここまでまったくお花を見かけていなかったところににぎやかな花に出会えたのでテンションが上がった。はじめは花の名前は分からなかったが、居合わせた方に「タカネマツムシソウ」と教えていただいた。
テント場でくつろぎタイム^^
そして西岳から戻ったら、小屋周りで他の登山者と談笑をして過ごす。これもまた楽しい時間^_^
明日も天気はよろしくないが楽しい山行になると良いな^_^
明日は朝から権現岳。戻ってきてテント撤収し、編笠山山頂を経由して下山予定。
18:30 おやすみなさい^_^
■Day2:
権現岳へ
青年小屋テント場はフラットで快適。20張ほど張られていたが適度な間隔が確保できており静か。
夜間の風は少し強かったがよく眠れた。
朝5時前に目覚めて軽めの朝食。目覚めの緑茶で、スイッチが入った^_^
6時前から登山開始。権現岳へ。
霧雨と濃霧、そして強風。途中撤退者もちらほら。ギボシあたりの岩稜帯が核心部。慎重に登る。岩稜帯序盤のガレ場は、雨風による視界不良もありルートを見誤る方もちらほらいた。(かく言う我々も登りでルートを間違えた^^)
ギボシを巻き、権現小屋を過ぎ、権現岳へ。風はさらに強くなってきた。無論、赤岳は見えない、、、
まぁ今日の悪天候は想定通りなので、またいつか素敵な景色を見に来よう^^
テント場へ帰還
権現岳山頂を踏んだらUターン。岩稜帯の下りは登り以上に慎重に。
下りの途中で赤岳まで抜けるパーティとすれ違った。いいなぁ〜マイカー1台だとどうしても元の駐車場に下山しなければいけないから縦走はなかなか難しい、、、
眺望ゼロのまま青年小屋テント場に帰還。ここで、2度目の朝食。コーヒーが美味い。
まったりした後は、テントを撤収して編笠山へGO
編笠山へ
青年小屋から編笠山への登りは大岩が重なる岩塊のアスレチックコース。蓼科山山頂部と似た景観だ。岩をぴょんぴょん飛びながら登っていく。テントを担いでいるのに案外機敏www
途中から樹林帯に入るが、山頂部は再び岩塊。そしてやはり真っ白け、、、
今回の山行は本当に眺望はゼロだ、、、
編笠山から押手川へ急斜面を下る。急斜面を下るときは登り以上に慎重に。雨で濡れた岩はより慎重さを要す。
下山途中でガスの切れ目で麓が少しだけ見えた。麓の方の天候は回復模様なのだろうか。登ってくる登山者の数も多い。
そして、すれ違う方々が我々を見て、「山頂は雨ですか!?」と聞いてくる^^
上下レインウェアを着て、ザックにはレインカバーをしていたらそういう反応になるか^^
我々の回答は、「権現岳から下っているので雨風が強くて、草木の露も〜、編笠山山頂は〜」と細かく説明していたのがそのうち飽きてきて「山頂はガスガスなのでしっとりするんです〜」とシンプル化www
で、途中からはザックカバーを外し、レインウェアを脱ぐwww
登山終了
雲海展望台まで下ってきたら富士山が見えていた。この山行で最も綺麗な景色^^
あんまり頑張っていない山行になったが、最後にご褒美景色を見せてもらえた^^
あとは、しらびそと笹の森をゆるーく下りつつ駐車場に到着。
晴れの日もあれば雨の日もある。
晴れの日は晴れの日なりに満喫し、雨の日は雨の日なりに楽しむ。
そんな山行だった。
さぁ、下山したら、テントとかドロドロの靴とか掃除が大変だ〜^^
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