大倉尾根から蛭ヶ岳(蛭トン)


- GPS
- 10:43
- 距離
- 30.8km
- 登り
- 2,974m
- 下り
- 2,974m
コースタイム
- 山行
- 9:07
- 休憩
- 1:36
- 合計
- 10:43
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
9/15。他県で登山!
神奈川県の最高峰の蛭ヶ岳に大倉からのルートで登ってきました。
塔ノ岳と丹沢山を経由して蛭ヶ岳に至り、また戻ってくるといういわゆる「蛭トン」蛭ヶ岳ピストンにチャレンジです。
毎度おなじみ地図アプリでモデルのルートを検索してみると、時間10時間、距離25.6km、登り2,281mという... いずれにしても、スタート地点の大倉バス停周辺で駐車場がゲットできないと困るし、知らないルートを歩いている途中で日が暮れるのも心細いので、前夜のうちに現地に到着。
若干雨がパラついてましたが、気づかないフリをして車内で仮眠を取り、午前5時過ぎにいよいよスタート。
今回なぜ「蛭トン」なのか?と問われると、一定の距離があって完歩で自己満足できるというのが一番の理由かもしれません。
外秩父七峰縦走ハイキングコースに比べれば距離は短いし、でも同じくらい登る必要があるってことがどんなものなのか、歩いた後に実感することになるわけですが。
雨は大丈夫そうですが、これから登る方面の山にはガスがかかっているのが気がかり。
樹林帯の中のルートは登り始めこそ踏み固められた土の地面でしたが、徐々に岩がゴツゴツしたり、段差の大きな階段が現れたり、木道が設置されたりとバリエーション豊か。
朝日が差し込む時間帯もわずかながらありましたが、ガスは晴れず周囲の見通しは効きません。
大倉尾根は通称「バカ尾根」と呼ばれているそう。堀山の家を過ぎると階段の段差が大きくなり、時折、息を整えるために立ち止まる時間が必要になります。
ひたすら登りが続き、えげつない階段を登りきると花立山荘に到着。頭上は樹林帯から、だんだんと空が見えるようになり、岩場の道と木製階段を繰り返し、スタートから3時間と少々で塔ノ岳に到着。
山頂に到着した満足感はありますが、周囲を見回しても残念ながら眺望は無く、この先まだ進むのかと自問しつつ丹沢山に向かいます。
直線距離ではそう遠く感じませんが、これにアップダウンが加わるととたんに辛さが3倍ぐらいに感じられますね。
何しろまず下ります、階段を気が遠くなるぐらい。これ、帰りは登り返すんだよなって思うと辛さマシマシ。
最近、縁が切れたと油断していた脚つりですが、今日の登りがそれを許してくれなかったようで、丹沢山直前で大腿部に発作。
ひとまず漢方で様子を見ますが、丹沢山のみやま山荘でロキソニンテープのお世話になることを決心。
丹沢山を出発すると、最初にまた下り。
これまでずーっとガスで眺望が無かったですが、早戸川乗越に着いた一瞬だけ晴れてくれて、雄大な景色を楽しむことができました。
いつの間にか頭上に樹林帯は無くなりました、晴れていたらさらにペースが落ちていたろうと思うほど。笹をかき分けながら進むような箇所もあり。
鬼ヶ岩の鎖場を慎重に下り、再び登り返して、スタートから6時間で蛭ヶ岳に到着! 驚いたことに山頂は無人、なんだか寂しい。
蛭ヶ岳山荘で名物の「ひるカレー」とコーラをいただき、復路がスタート。
後半はいつ雨が降るか心配で下りは小走りです。
アップダウンがあるので塔ノ岳までは往路とおおむね同じくらいの時間がかかりましたが、塔ノ岳から大倉バス停まではほぼ下りなので、往路と比べて1時間短かったです。
1日中ほとんどガスで眺望が無かったのと、初めてのルートで完歩することだけに集中して周りを楽しむことが二の次だったのがやや残念でしたが、蛭トン達成できました!
※距離と累積標高は誤差がありそうです。
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