日本百名山！燧ヶ岳+尾瀬沼+ガス☁️
福島県
群馬県
Himitu Eightnote
太郎
体力度について
- GPS
- 07:06
- 距離
- 13.6km
- 登り
- 1,122m
- 下り
- 921m
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- 山行
- 6:19
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 7:06
| 天候 | 曇、雨、山頂付近強風 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
御池登山口→燧ヶ岳山頂: 急登かつ登りにくい個所多数あり。また滑るような蛇紋岩や、足上げが必要な箇所、朽ちかけている木製階段などあり。 燧ヶ岳山頂→長英新道: 山頂(2箇所)は両方岩場になってますが普通の難易度。強風注意。長英新道方面には急な岩場がある。 |
| その他周辺情報 | 檜枝岐村には3箇所温泉あり。宿泊施設で入浴券を買うといずれも¥500で入れてお得です。 |
写真
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2峰あるうち、燧ヶ岳・俎�堯覆泙覆い燭阿蕁砲謀伉此�山頂手前でレインウェアを着たりしました。山頂はものすごい風が吹いています。登山会shからおよそ3時間かかりました。
一旦まないたぐらまで戻り、長英新道に入ります。御池に戻るか考えましたが、下山は3時間くらいと見積もりました。結果結構ギリギリになってしまいましたが・・・。
ミノブチ岳あたりです。写真を撮っていなかったのですが、ミノブチ岳は広場になっていたので、晴れていたらここで休憩するのが良さそうです。
このバスは何時に出るか聞いたところ、16:30出発とのこと。時刻表がなかったものの30~40分間隔で17:10終バスと公式サイトに記載がありました。予想通り16:30に予定しており、最終バスの1つ前の便となりました。危ない。
装備
| 個人装備 |
防寒装備，ラインウェア、カメラ、グローブ、ストック
|
|---|
感想
皆さんはふるさと納税をしていますか？私はケチなのでもちろんしています。ふるさと納税に対するポイントなどの還元は10月1日より禁止になります。そのため、現在駆け込みふるさと納税をしている人が多くいるのではないでしょうか？
私は、できるだけふるさと納税を登山に活用すべく、山小屋などのふるさと納税クーポンがないかをよく調べています。そこで、8月末に檜枝岐村について調べたところ、あるではないですか！
▼5万円分のふるさと納税で15,000円分の宿泊券
https://store.shopping.yahoo.co.jp/y-sf/1318346.html
というわけで、9/20（土）に七入山荘さんを予約していました。ネットから予約できるのでおすすめです。今回は、夕食＋朝食お弁当プランにしました。
https://www.nanairi.com/
先週は北岳・間ノ岳に悪天候の中登り、もう天気が悪いのは嫌だ・・・と思いつつこの週末も檜枝岐村では曇・雨の予報。しかしながら、七入山荘さんは1週間前からキャンセル料が発生するということが事前になってわかり、諦めて当初の予定通り登山することに。
また、この4連休（月曜日を休みにした場合）は高速道路の休日が適用されないというクソ仕様のため、深夜割引適用のため4時には高速道路に乗り、福島を目指しました。
檜枝岐村はかなりの山奥に位置しており、高速道路は東北自動車道の西那須野塩原ICから1時間45分程度下道を進みます。
車内で、この日会津駒ヶ岳と燧ヶ岳のどちらに登るかを簡単に相談したあと、まだ天候が良さそうな土曜日は燧ヶ岳を縦走することにしました。
燧ヶ岳登山口の御池登山口に到着したのはAM9時。思ったより天気が良さそうな雰囲気でしたので、意気揚々と準備を整えて登山開始しました。登山口の駐車場は一回使用1000円ということです。
本当はバスで沼山峠まで向かい、そこから長英新道経由で登頂することも考えていましたが、駐車場からの最短ルートで登り、天候が悪いならピストンしようと考え、予定の逆回りに進むことに。これで登りは＋1200m弱、降りはー930mほどです。
熊沢田代まではちらちらと青空が覗き、気持ちよく歩けましたが、それ以降はガスに突入することになります。濡れて滑る熊笹に気をつけつつ、標高を稼いでいくと、マナイタグラに到着します。特にマナイタグラでは風が強く、休憩はできそうにありませんでした。そこからシバヤスグラはすぐですが、ガスに包まれていると道が見つけづらいので注意が必要です。シバヤスグラのほうが、マナイタグラより10mほど高く、こちらが一応百名山の対象と考えてもよいでしょう。
シバヤスグラ山頂付近は少し広くなっており、晴れており風がなければ休憩するのに適してそうでした。山頂までの距離が最短である「見晴新道」は、シバヤスグラに続いています。鳩待峠から尾瀬ヶ原を歩いてくる人はこちらになるのではないでしょうか。次は私はそのルートを歩きたいですねえ。
山頂でピストンで御池に戻るか、このまま沼山峠に下るか考えましたが、下山にはそこまで時間はかからないだろうと考え、沼山峠を選択しました。不安なのはどちらかというと雨と風でしたが、これはどちらでも同じだったでしょう。
ちなみに、御池→燧ヶ岳山頂は4.28km/+1,122m、燧ヶ岳山頂→沼山峠バス停は8.16km/-922mです。体感は思ったより長く、なんだかんだギリギリになってしまいました。
長英新道は特筆すべきところもなく、休憩スポットもなく、あまり記憶に残っていません。後からですが、ナデックボのルートのほうが面白かったかも。下山では二人しかすれ違いませんでした。
尾瀬沼に出ると、すぐにビジターセンタ・長蔵小屋の近くに出ます。せっかくなので寄るとよいでしょう。売店は15:30まででした。長蔵小屋→沼山峠バス停はおよそ3kmほどあり、ヤマレコのCTだとかなり早いですが、実際はもう少しかかりました。
沼山峠バス停に到着したのは16時半前。おそらく16時30分にバスが出るだろうと推測していたので少し急ぎましたが、間に合って安心しました。
無事に17時前に御池登山口に戻って、すぐに七入山荘さんに向かいました。
---
◯コース覚書
御池〜広沢田代〜熊沢田代：
まずは岩場をしばらく登ってくと、木道が出現します。しばらく木道を歩きます。
晴れていたら絶景と思われます。
熊沢田代〜俎板�堯覆泙覆い燭阿蕁法�
またひたすら登ります。途中で熊笹で滑る箇所や、涸れ沢を直登するような箇所があります。特に残雪期には注意が必要と思われます。
俎板�堯覆泙覆い燭阿蕁�〜柴安�堯覆靴个笋垢阿蕁法�
まないたぐら山頂あたりは岩場になっているため強風時には注意してください。
柴安�堯覆靴个笋垢阿蕁砲悗蓮�一旦下り、再度登ります。こちらも山頂付近岩場になっているので注意してください。柴安�堯覆靴个笋垢阿蕁忙劃困蝋�場になっているので、風がなければゆっくり休憩できそうです。
俎板�堯覆泙覆い燭阿蕁�〜ミノブチ岳：
最初は岩場を降下しないといけない場面がありました。
それ以外は平和です。
ミノブチ岳〜（長英新道）〜長英新道分岐：
だんだん緩やかになっていく、歩きやす登山道です。しかし体感は結構長く感じます。
長英新道分岐〜沼山峠バス停：
観光客向けに木道が整備されています。
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◯七入山荘さんについて
Webサイト：https://www.nanairi.com/
特にこだわりがなかったのですが、評価が一番よく、燧ヶ岳と会津駒ヶ岳登山口が近かったのが七入山荘さんでした（自分調べ）。なお山荘といっても、どちらかというと民宿に近いです。
・山荘スタッフは丁寧な方が多く親切でした
・夕食つきがおすすめ。地元の食材を楽しめます。
・売店あり。飲み物も売ってます。後払いシステム。
・カード類使えます。
・お弁当は受付で受取。時間は宿の方に伝えたうえで翌朝受け取ります。
・駐車場は目の前なので、荷物の運搬も楽です。
・ボイラー室で濡れた衣類を乾燥できます。結構すぐ乾きました。ありがたい。
・部屋に冷蔵庫あり
・温泉ではないものの、ある程度の広さがある大浴場あり
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◯沼山峠⇔御池 シャトルバスについて
公式HP:https://news.aizubus.com/entry/2025/05/24/175040
時刻には注意してください。もしシャトルバスに乗れない場合、歩いて戻る必要があります。運賃は、ぴったり用意しておくのがよいでしょう。もしお釣りが発生する場合でも対応してもらえます。沼山峠側では券売はありませんが、御池に戻ってから支払うことができます。
＊運行時間
下記時間帯の間、前のバスが出発後約30分〜40分間隔で随時運行致します。
●5月24日〜10月13日
尾 瀬 御 池→尾瀬沼山峠 6時30分〜16時30分
尾瀬沼山峠→尾 瀬 御 池 7時00分〜17時10分
●10月14日〜10月31日
尾 瀬 御 池→尾瀬沼山峠 7時00分〜16時30分
尾瀬沼山峠→尾 瀬 御 池 7時30分〜17時10分
＊運賃 ：大人＠800円、小人＠400円
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燧ヶ岳の話をすると、「え？火打山？」という人がいます。もしくはその逆もありますね。火打山は奥信州の山ですが、ここ燧ヶ岳は東北です。
今年の残雪期シーズンに至仏山に登りました。その時、尾瀬ヶ原を挟んでそびえる尖った山が燧ヶ岳でした。至仏山と燧ヶ岳はどちらも尾瀬にそびえる名峰でしょう。
このあたりの地図をGoogle Mapでみると、群馬県沼田市・片品村から福島県檜枝岐村まで車では直通することができない事がわかります。このため、我が家から大清水駐車場までは3h20mであるのに対し、御池登山口まではなんと5時間もかかります。その昔のそのまた昔、沼田街道（会津沼田街道）という道がありました。
この沼田街道は、尾瀬の一番古い道と言われており、今回宿泊した七入山荘がある「七入」まで続いていました。これは会津若松に行くために整備されたことが始まりだそうです。おそらく、その間にあった沼山峠や尾瀬沼のほとりでは多くの行き交う人が燧ヶ岳と至仏山を見ながら休憩したことでしょう。
参考：https://www.pref.fukushima.lg.jp/w4/oze/column/column009.html
燧ヶ岳といえば、特徴的な山頂の岩の名称でしょう。
俎�堯圃��堯砲蓮△修量召猟未蝓屬泙覆い拭廚里茲Δ粉笋侶舛�ら来ており、柴安�瑤蓮△劼Δ船丱汽澆忙�ている形から来ているそうな。
深田氏は何度も尾瀬を訪れており、長蔵小屋を作られた長蔵翁氏、その息子である平野長英氏が長英新道を開いたようである。つまりは、かつての尾瀬愛好家によって開かれ、今に引き継がれているということがわかる。深田氏が山を楽しんでいた時代は、これらの開拓者と実際にあって話す事ができる、観光登山黎明期だったことを感じ、昔の名残を道や小屋の名称に垣間見ることができた。
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