飯豊連峰 白川 四ツ森沢


- GPS
- 09:14
- 距離
- 12.4km
- 登り
- 1,294m
- 下り
- 1,295m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
小屋にトイレ、登山BOXあり。圏外。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
最上川水系 白川 四ツ森沢 ■体感3級下 水量やや多い ラバー向き 雪渓なし ■アプローチ 大日杉小屋から白川沿いの登山道を進むが、登山道は渡渉の橋が崩落の為、管理整備されていないらしい。 白川を渡渉して対岸の踏み跡を追うが、左に上がる登山道を過ぎると白川沿いの道は一部藪化している。 踏み跡をそのまま追うと支流の東滝沢にぶつかり、その沢を少し下降して本流白川に入渓。 東滝沢にぶつかる前に、緩い斜面から白川に入渓した方が効率はいいかも。 ■白川 四ツ森沢遡行 入渓地点は河原だが、川幅は広く水量も豊富で豪快な白川を進む。 何度も渡渉しながら進むので、増水してたらキツイと思う。 神滝からの連瀑は直登したり小さく巻いたりして突破。 その後も釜を持つ滝やゴルジュに架かる豪快な滝を越えて行き、かなりスケールのデカい沢でテンションが上がる。 右岸から出合う七ツ森沢を過ぎると、沢は開放感も増しさらに豪快になってくる。 右岸から流れ込む連瀑帯を見送ると10mが現れ、右岸から巻いたがトラバースが少々悪く、ロープを出したりして40分程かかった。懸垂なし。 その後は、ボルダームーブで越える滝が多く、シャワーを浴びながらガンガン直登出来て楽しい区間。 1つ1つの岩が大きく越えて行くのに体力を使うが、グングン標高が上がるので爽快そのものだ。 滝はかなり上部まで続き、水量も源頭までかなり豊富で素晴らしい。 最後はアザミがウザいが、藪漕ぎはほとんど無しであっさり登山道に合流。上り詰めた場所は「御坪」の右側であった。 ■下山 登山道を地蔵岳経由で3時間弱。 |
写真
装備
個人装備 |
30mザイル ガチャ類 ビバーク装備
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感想
飯豊の日帰りできる貴重な沢。
コンパクトにまとまっていて楽しめるのに記録があんまりないのが不思議なくらい。
朝は水が冷たく、ネオプレーンベストを持ってくるのを忘れたことを後悔する。
沢納まで残り一か月!
ブラックメタリクスを購入して沢に行くしかない!
まだまだ沢の時期は続くのだ!と脳内がおバカになっているw
無性に飯豊の沢に行きたくてしょうがなかった。
本来なら、泊まりでデカい沢に入りたかったが、飯豊の主稜線に上がる沢は1泊でも骨が折れる。
飯豊の日帰り沢として狙っていた白川流域。
あまり記録も多くない流域だが、ヒマがあれば見ている「四方沢の旅」に、何本か面白そうな沢が揃っている。
本命は本流の七ツ森沢だが、とりあえず手始めに隣の四ツ森沢に入る事にした。
私の勝手なイメージで、なんとなく小ぶりな沢を想像していたが、そのイメージは見事に覆された。
水量豊富な白川から四ツ森沢に至るまで、そのダイナミックな渓相は、さすが飯豊の沢と叫びたくなるような素晴らしいモノがあった。
悪いゴルジュや大滝登攀はなく、開放感ある中をダイナミックに遡行し、たまにあるクセのある巻きをこなしたりと、難しすぎず簡単過ぎずと云ったバランスの取れた素晴らしい渓である。
源頭付近まで水量は豊富で、最後も藪漕ぎ無しで登山道合流。稜線から見える飯豊の山深い峰々や深く刻み込まれた谷筋を見ると、やっぱり思うのは、
「さすが飯豊」
の一言に尽きる。
本来、沢ヤ達がシーズンで1番本腰を入れて意気込む時期の9月だが、悪天により中々思うような遡行が出来ない。
今回は、そんな鬱憤とした思いを少しでも晴らしてくれた四ツ森沢、そして付き合ってもらったVanikoには感謝である。
コメント
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大日杉ピストンしていれば時間的に会えたけど、色々あり別の登山口に降りてしまい残念!
朝にシノンさんの車見つけて、久々に会えるかなぁと思ってたけど会えずに残念😭😭
冬はヒマなので、またゆっくり呑みましょ🍻
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