比良山/堂満岳@思いもよらず静寂の比良


- GPS
- 04:10
- 距離
- 7.4km
- 登り
- 829m
- 下り
- 830m
コースタイム
天候 | 曇り一時雨のち晴れ間が出る |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
持ち時間は登山口までの往復を含めて6時間。
出発が遅くなったが、湖西道路も4車線になり、この時間になっても渋滞なくスムーズにイン谷口。
いつものように予定は決めていない。
武奈ヶ岳に行けないことはないと思うが、この夏はほとんど山に登っていなかったことを考えると、辛く余裕のない登山になるだろう。よって2年間登っていない堂満岳に行くことにする。
イン谷口より近道を蜘蛛の巣に苦戦しながら静寂なるノタノホリへ。
この先、トラバース道になると小雨が降り出す。しかし頭上で木の葉が受け止めてくれるので地面には届かない。尾根まで登ると、細かい水滴を肌に感じるが、熱くなった体にはちょうど心地よい。その後止むが再び山頂直下でも短時間小雨が降る。
山頂からは沖島から鈴鹿の峰々が遠近感なく見える。伊吹山も見えるが単なるシルエット。
下界は、そこには人間の営みなどまるでないかのような無機質なものに見える。
風もなく、音もなく時間が止まったような錯覚さえ覚える。
山ではまだ人には会っていない。寂しさはないが自分一人ここに取り残されたかのようだ。
金糞峠までではようやく鳥の囀りが聞こえ、安堵感みたいなものが一瞬頭の中をよぎる。
気がつけば周囲を小鳥たちに囲まれている。立ち止まってしばしその声を聞き、その姿をとらえようと望遠付きカメラをザックから取り出す。ソウシチョウ、コゲラは確認できたが他の種の鳥もいたように思う。
しばらくすると鳥の群れは谷の方へ去って行った。
金糞峠にも誰もいない。
正面谷登山道は数箇所で落石や土石流があったようで、以前に比べて少々荒れ気味のような気がする。特に青ガレまでの左から入る支流は大きく荒れて少々歩きづらくなっている。
金糞滝、隠れ滝へのご挨拶も忘れない。
改めて登山道脇の露岩を見上げると、今まで気付かなかったが、数箇所でギボウシの群生が見られた。すでに花の時期は終わっているので、また来年の夏にはゆっくり鑑賞しよう。
大山口で洗濯を済ませイン谷口に戻る。
結局、下山まで誰にも会わずじまいであった。
休日であって、猛暑もようやく過ぎ去り気候が良くなってきたので、たくさんの方が山に入っておられると思っていたが、正面谷の駐車場にも5台程度しか駐まっていなかった。
コメント
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お仕事は落ち着かれたのかな? 先週は鈴鹿に行っておられたかと。
湖西道路のネック部分が4車線化完了しましたね。明け方に通るときは湖西道路を走るんですが、帰りは和邇から途中へ抜けちゃうんですよ。これで走りやすくなったかな。
ノタノホリへのバリルートいいですよね。ウリさんに教えてもらってから桜コバ方面へは下りてないです。
ソウシチョウに遇われたご様子。綺麗な鳥なんですけど要注意外来種とか。シカの食害で笹が減少し数も減ったとか聞きましたが、比良での目撃レコは少ないような?? 小女郎峠辺りだと笹も沢山ありますよね。写真はシャクナゲの葉っぱかな?
ノブドウもあったんですね🎵 実が疎らな房なんだ。ググると「不味い」って書いてあったんですけどね。
ヤマブドウとはまた違うような。昨日コーナンで「ヤマブドウ」の苗が売ってあったんですよ。興味津々で見ていたのですが、家には挿木したブドウの苗がいっぱいあって「どうするの?」なんて言われちゃってます(^ω^) 4本も植えてるのにね。
赤い実の写真をグーグル先生に尋ねると「ソヨゴ」って言ったはりました。庭によく植えられる庭木だとか。
登山者はよく耳にする赤い実が生る「ナナカマド」に似たクロガネモチは近くに植わっているんですけどね。生垣に植えてみたいです(^ω^)
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