神室山 奥深い自然を辿り爽快な稜線へ(東北の旅二日目)



- GPS
- 10:39
- 距離
- 13.0km
- 登り
- 1,139m
- 下り
- 1,143m
コースタイム
- 山行
- 9:21
- 休憩
- 1:19
- 合計
- 10:40
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
トイレはありません。(神室ダムのトイレはシャッターが下りていました) 登山口は、神室ダムの事務所エリアを通過して、その先のダム湖にかかる橋を対岸に渡り、右折して少し走ったところになります。最後まで舗装路の良い道です。 最寄りの高速道路インターは、東北中央道:新庄真室川ICになります。 (東根IC以北は無料区間) |
コース状況/ 危険箇所等 |
よく整備されていて、藪が被ったりとかはほぼ無いと思います。 ただし自然度合いが濃いので、時々いろいろと歩きづらい所があります。 【登山口〜二俣】 駐車場から舗装路を少し進むと、舗装路は終り、有屋口登山口に到着。ここで車道には石壁が置かれて通行止めになります。しばらくは元車道の広い道ですが、一か所崩壊を乗り越えるのと、沢が道の上に流れこんでいる場所を渡る個所があります。やがて旧登山口となり、以降は細い山道に入ります。 山道はゆるゆると高度を上げていく道になり、僅かにアップダウンしながら沢に沿って奥に入っていく感じです。ただし、斜面のトラバースの部分が多く、道が細く足場が悪かったり、倒木を何回か乗り越えたりと、かなり気を遣う部分が多々あります。 途中の二股で一度徒渉がありますが、靴のままで通過可能、最後の二股は足場板が渡してありました。 【二股〜有屋口分岐】 二俣から稜線までは700mの一気の登り。途中550m登ったところが春日神になります。前半は大きくつづら折りになっているので、歩く斜度は緩いですが、その分なかなか登っていきません…。途中から斜度は上がって行き、若干細いものの、つづら折りの歩きやすい登りが続きます。 春日神を過ぎると、周囲の木の背丈が低くなり、時折展望が得られるようになってきます。最後は尾根の傾斜は緩んできますが、その分道が直登になり、急登で稜線に出ます。 【有屋口分岐〜山頂】 有屋口分岐から、頂稜の長いピークを一つ越え、一旦少し下って山頂に登りかえす形です。ただし、それほど大きな標高差ではありません。最初に登り上げるピークには、国定公園のレリーフが埋め込まれていたり、岩に神の名前が掘られていたりします。 |
その他周辺情報 | 日帰り温泉: まむろ川温泉 梅里苑を利用しました。500円でした。 https://bairien.yamagata.jp/ 買物・食事等は、新庄市内の13号沿いに、レストランやスーパーなど郊外型の店舗がずらっと並んでいますので、不自由しません。山行に足りないものがあれば、ワークマンプラスもあります😆。 |
写真
(最近、自分たちだけだと、熊とか崩壊とか何かと不安…)
このあと春日神を過ぎた所で、すれ違いで脇によけると、私の名前を呼ぶ声が…。なんと、momohiroさん。まさかこんなところでバッタリは驚きです😮!登山口の車を見て気づかれたとのことでした。
装備
個人装備 |
長袖Tシャツ
ズボン
インナー
靴下
雨具
靴
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
携帯(時計/地図/コンパス/計画書/カメラを兼ねる)
熊鈴
ストック
ゲーター
ツェルト
サバイバルシート
防寒着
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感想
東北の旅二日目は、神室山です。今回の旅の第一目標です。というのも、そもそもの当初計画した縦走は山形県内のコースでしたので、そこから代替案としてここを思いついた感じです。そして、神室山は挑戦しているリストの「東京周辺の山350」の中でも、北限の3つの山、鳥海・神室・栗駒の一つでもありました。ここを東京周辺というのか?とも思ったので、GoogleMapで距離をみると、神室ダムは東京駅から約460km。同じくらいの距離の登山口を西で探すと、この前行った比叡山の比叡山坂本駅が相当しました(笑)。確かにこの3つの山は、南東北の最北にあって、登山口から日帰りで登れる名山という位置づけですので、東京から頑張れば足を延ばせる山という事なのでしょう。
神室山に似た名前の山が、近くにあります。禿岳、山形神室、宮城神室。このうち禿岳だけは登ったことがありました。しかし、事前知識もそんな程度で位置関係も標高もよく解っていませんでした。神室山に登ってみての、山自体の印象は、登山口へのアクセスは比較的容易で、標高は1300m台と規模的には低山に近く、単体の山というよりは連山の様相だというもの。そして、山頂に立ってみると、登山道の切り開きが稜線上に意外と多く見えるということでした。町からの距離はそれほど遠くないので、名山であればいろいろなコースができているのだと思いました。
そして、それ以上に自然の色の濃い山でした。東北の山の多くはそうなのかもしれませんが、登山口から尾根の取付きまでの沢沿いが一つの見どころ。川の上流部の中でも比較的緩い流れで、瑞々しい広葉樹の森が広がり、その横のワイルドな道を辿って行くことになります。東北の沢の雰囲気には惹かれるものがあります。そして標高は低くても稜線に出れば木々の背丈が低く、広い範囲が見渡せるという感じです。その深い山の印象が1300mという絶対的な標高の数字の中で味わえるのでした。高山に咲く花もまだ残っていました。一気に秋になってきて、紅葉が進むので、この花たちを見るのも今年最後の機会かもしれないと思いました。
さて、今回なんと、途中でmomohiroさんとバッタリでした。今までオンラインのヤマレコ上でお知り合いの方とは、時々山の中で出会って後で知ることということはあったのですが、リアルで面識がある方とお会いするのは初めてです。私はあまり山をリピートしないほうなので、ヤマレコのお知り合い以外でも、面識のある方と山でお会いしたことがあったかどうか…と言うくらいの感じでした。ましてや東京周辺の山350の北限の山で…。さすが、momohiroさんは縦走されていらっしゃいましたが、いやいや驚きました。
ということで東北二日目、大変楽しい一日でした。
神室山:日本二百名山(37/100)、東京周辺の山(309/350)
コメント
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登山口手前の駐車場で見たような記憶がある山。しかも千葉ナンバ−だったので、これは多分と思っていたら、やはり嬉しいバッタリでした
でもいきなりだったので泥助さんが一瞬固まっていたのも良くわかりました
ところで、泥助さんのレコを見ると改めて花の写真が多い〜、自分はひたすら登っているので花に殆ど気がつかないので改めて反省です
いや、それにしても山形迄、車で行かれるとは驚きです。千葉なので多少は近いでしょうが…、長時間の運転゜お疲れ様でした。
また、近いうちに山をご一緒させて下さい。
先日はど〜もでした😆。
あの車は、登山口の駐車場という環境においては、それほどメジャーでも無し…。アタリですね😆。あの時は、すれ違いで脇によけたのだと思いますが、一瞬何が起こっているかわかりませんでした😮。あたふたと、パニック状態ですね💦💦💦。まさか、ここでお会いするとは、すごいですね…😮。
花の写真は、タイムを多少気にしている時はスルーしがちですね。ゆったり歩くと決めると面白いです😊。いろいろ写真を撮っているうちに、少しづつ覚えてきました。スマホだと特に小さい花はピントが合わないので、別にコンデジ📷を持っていくようにしました。昔みたいに図鑑を開いてということも必要なくなったので、名前を調べるのも便利になりました。
山形は、2人だと車の方が安いんです。ということで、道中立ち寄りながらの三連登にしました。これだと、毎日の移動距離が車で日帰り…くらいに近づいてきます。それでも確かに遠いですが😓。
こちらこそ、近いうちによろしくお願いします。
こんにちは😃神室山、お疲れ様です😁
気持ちの良さそうな稜線歩きの山ですね😃まあ、実際に歩くと細かいアップダウンで疲れてしまうんでしょうけど😅
もう少しで紅葉も始まると更に綺麗なんでしょうけど、自宅からは遠過ぎる😓鳥海山くらいはかかってしまうので、簡単には行けませんが😅
いつも、コメントありがとうございます🙏。
稜線歩きは気持ち良かったですよ。私は、今回は稜線は少ししか歩いていないですけど、北からのパノラマコースとか面白そうでした✨。アップダウンは、かなりありますね…😓。
距離はきっと鳥海山と同じくらいですね。紅葉🍂はこれから日に日にという感じで進んでいきそうな気配でした。どこの山もこれからが楽しみですね✨✨。
遠っ💦
つくば(茨城)から月山でさぇ遠くて嫌になるのに…
千葉から神室山って…
途中1泊してるとはいぇ、完全自動運転でもなぃ限り嫌になりそぅ…
北上して登って、再び北上して登って…
帰り、気を付けて下さいねぇ〜!
それはそぅと山形と言ったら日本酒でしょぉ〜🤤
呑みましたぁ?
お疲れ様でした🙏
いつも、コメントありがとうございます🙏。
つくば=月山にプラス1.5時間くらい??、帰りも南下して、登って、南下してです😆。
せっかくなので、帰りも軽めのところをひと山入れました😆。
一気は流石にきついというか、飽きてくるというか、やはり嫌になりますよね。
あ、あ、日本酒、忘れてました〜😓。小さいの買って来ればよかったなぁ…。
この前、花瓶山に行ったときは、キャラクターの「たき丸」のついている家久長を買ってきたのに…。
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