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Yamareco

記録ID: 8725380
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

【撤退】絶景の鹿島槍ヶ岳のはずが…:猿ヶ城峰

2025年09月23日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:09
距離
22.6km
登り
1,250m
下り
1,317m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:46
休憩
0:24
合計
8:10
距離 22.6km 登り 1,250m 下り 1,317m
10:57
139
13:16
13:38
71
14:49
14:50
112
19:07
ゴール地点
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2025年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
簗場駅〜信濃木崎駅
コース状況/
危険箇所等
林道から猿ヶ城峰への登りは、やぶ漕ぎになります。
本日はこちら、簗場駅からスタート。
改札外にトイレ(洋式・水洗・給水可が)あります。
2025年09月23日 10:57撮影 by  Pixel 8a, Google
9/23 10:57
本日はこちら、簗場駅からスタート。
改札外にトイレ(洋式・水洗・給水可が)あります。
中綱湖。仁科三湖の中では一番小さい湖です。
というか、この日、ここらへんで熊が出たとかなんとか…
2025年09月23日 10:59撮影 by  Pixel 8a, Google
9/23 10:59
中綱湖。仁科三湖の中では一番小さい湖です。
というか、この日、ここらへんで熊が出たとかなんとか…
2025年09月23日 11:05撮影 by  Pixel 8a, Google
9/23 11:05
中央のロープウェーの山をぐるっと回りこみます。
2025年09月23日 11:07撮影 by  Pixel 8a, Google
9/23 11:07
中央のロープウェーの山をぐるっと回りこみます。
ロープウェーの下をくぐり…
2025年09月23日 11:27撮影 by  Pixel 8a, Google
9/23 11:27
ロープウェーの下をくぐり…
スキー場のコースをくぐり…
2025年09月23日 11:36撮影 by  Pixel 8a, Google
9/23 11:36
スキー場のコースをくぐり…
しばらく歩くと、スキー場に到着します。
2025年09月23日 12:10撮影 by  Pixel 8a, Google
9/23 12:10
しばらく歩くと、スキー場に到着します。
さらにここをまっすぐ行くと、鹿島槍ヶ岳赤岩尾根の大谷原登山口に通じています。
ここまで歩いたことで、本日の目標は半分達成したことになります。
2025年09月23日 12:14撮影 by  Pixel 8a, Google
9/23 12:14
さらにここをまっすぐ行くと、鹿島槍ヶ岳赤岩尾根の大谷原登山口に通じています。
ここまで歩いたことで、本日の目標は半分達成したことになります。
東面は開けている場所もあるのですが…
2025年09月23日 12:16撮影 by  Pixel 8a, Google
9/23 12:16
東面は開けている場所もあるのですが…
山ぶどう?
2025年09月23日 12:41撮影 by  Pixel 8a, Google
9/23 12:41
山ぶどう?
「猿ヶ城峰」というくらいですから、そこら中に猿がいました(画面中央)。
2025年09月23日 12:44撮影 by  Pixel 8a, Google
9/23 12:44
「猿ヶ城峰」というくらいですから、そこら中に猿がいました(画面中央)。
こちらは、東側に降りれる登山道のようです。
2025年09月23日 13:11撮影 by  Pixel 8a, Google
9/23 13:11
こちらは、東側に降りれる登山道のようです。
そろそろ取り付き箇所のはずですが…
2025年09月23日 13:15撮影 by  Pixel 8a, Google
9/23 13:15
そろそろ取り付き箇所のはずですが…
…。
なんじゃこりゃ?
2025年09月23日 13:18撮影 by  Pixel 8a, Google
9/23 13:18
…。
なんじゃこりゃ?
写真では分かりづらいですが、一応、階段状に整備されています。
しかし、刈り払われていないいいとして、足元が苔むしていて、本当にここから取り付くのか?と疑っていました。
2025年09月23日 13:18撮影 by  Pixel 8a, Google
9/23 13:18
写真では分かりづらいですが、一応、階段状に整備されています。
しかし、刈り払われていないいいとして、足元が苔むしていて、本当にここから取り付くのか?と疑っていました。
ちょっと心理的も物理的にもちょっと引いたところ、写真では分かりづらいですが、手すりを発見したため、いざ突入。
2025年09月23日 13:20撮影 by  Pixel 8a, Google
9/23 13:20
ちょっと心理的も物理的にもちょっと引いたところ、写真では分かりづらいですが、手すりを発見したため、いざ突入。
さんざんやぶ漕ぎを強いられ、なんとか薄っすらとした踏後を見つけます。
にわかには信じがたいかもしれませんが、これが正規ルートです。これを外れると、低木が絡みついてきます。
2025年09月23日 13:29撮影 by  Pixel 8a, Google
9/23 13:29
さんざんやぶ漕ぎを強いられ、なんとか薄っすらとした踏後を見つけます。
にわかには信じがたいかもしれませんが、これが正規ルートです。これを外れると、低木が絡みついてきます。
「低山のバリエーションルートをやってる人は凄いよなぁ…」と感心しながら登っていると…
2025年09月23日 13:32撮影 by  Pixel 8a, Google
9/23 13:32
「低山のバリエーションルートをやってる人は凄いよなぁ…」と感心しながら登っていると…
ひょっこり山頂に出ました。
山頂は何もありません。眺望も利きません。
2025年09月23日 13:35撮影 by  Pixel 8a, Google
9/23 13:35
ひょっこり山頂に出ました。
山頂は何もありません。眺望も利きません。
出てきたところこれですからね。わかるかい。
2025年09月23日 13:35撮影 by  Pixel 8a, Google
9/23 13:35
出てきたところこれですからね。わかるかい。
で、小熊山目指して縦走します。
登山道はこんな感じですが、先ほどに比べると天国のようです。
2025年09月23日 13:37撮影 by  Pixel 8a, Google
9/23 13:37
で、小熊山目指して縦走します。
登山道はこんな感じですが、先ほどに比べると天国のようです。
とはいえ、それはあくまで「先ほどと比べると」という前提の話であり、あまり踏まれていません。
2025年09月23日 13:49撮影 by  Pixel 8a, Google
9/23 13:49
とはいえ、それはあくまで「先ほどと比べると」という前提の話であり、あまり踏まれていません。
人気がないのか、あるいはイノシシに掘り返されたのか、ボコボコになっていて、非常にテンションが下がります。
2025年09月23日 13:56撮影 by  Pixel 8a, Google
9/23 13:56
人気がないのか、あるいはイノシシに掘り返されたのか、ボコボコになっていて、非常にテンションが下がります。
「こりゃダメだ」と思い、小熊山の取り付きまでは縦走を諦め、林道を歩くことに。
こういうのは林道と並行している山のいいところ。
2025年09月23日 14:08撮影 by  Pixel 8a, Google
9/23 14:08
「こりゃダメだ」と思い、小熊山の取り付きまでは縦走を諦め、林道を歩くことに。
こういうのは林道と並行している山のいいところ。
別の登山道も似たようなものです。
2025年09月23日 14:25撮影 by  Pixel 8a, Google
9/23 14:25
別の登山道も似たようなものです。
途中の展望ポイントから。
いや、東側の景観もいいんですが、こちとら東側の鹿島槍ヶ岳とか爺ヶ岳とかを見に来たんですが…
2025年09月23日 14:40撮影 by  Pixel 8a, Google
9/23 14:40
途中の展望ポイントから。
いや、東側の景観もいいんですが、こちとら東側の鹿島槍ヶ岳とか爺ヶ岳とかを見に来たんですが…
で、何とか小熊山の取り付き箇所までやってきたものの、脚がズタボロなのと、景観が望めなさそうなのとで、テンションがダダ下がりだったため、このままエスケープ。
2025年09月23日 16:42撮影 by  Pixel 8a, Google
9/23 16:42
で、何とか小熊山の取り付き箇所までやってきたものの、脚がズタボロなのと、景観が望めなさそうなのとで、テンションがダダ下がりだったため、このままエスケープ。
信濃木崎駅に降りてきて、本日の山行は終了。
2025年09月23日 19:07撮影 by  Pixel 8a, Google
9/23 19:07
信濃木崎駅に降りてきて、本日の山行は終了。
撮影機器:

感想

一昨日の0泊3日の登山によって、脚の調子はまったく回復していなかったのですが、これくらいなら大丈夫だろうと、前から予定していた小熊山に登ってみようとしました。

というのも、何だったかは忘れましたが、「小熊山の稜線上で鹿島槍ヶ岳の絶景が見える」という情報があったかのように記憶していたからです。

ついでに、鹿島槍ヶ岳赤岩尾根の大谷原登山口へのルートを検証したかったため、北からアプローチすることとしました。

実際のところは、絶景どころか、想定外のやぶ漕ぎを強いられることとなったわけですが…

【コース状況】
■簗場駅〜登山口
・今回は簗場駅からスタート。改札外にトイレ(水洗・洋式・給水可)があります。
・簗場駅近くには、いわゆる「塩の道」が通っているため、それ目当てのハイキングの方がちらほらいました。
・中綱湖を渡り、車道を歩き、鹿島槍スキー場を目指します。後で知ったのですが、この日、近辺で熊が目撃されたのだとか…
・登山口までは、ひたすら車道歩きであるため、危険箇所がありません。ただし、野生の猿がそこら中にいます。
・長い車道歩きを経て、無事登山口に到着したのですが…

■登山口〜猿ヶ城峰
・この登山口が本日の核心部です。
・道標があり、取り付きも階段状に整備されてはいるのですが、足元は苔むしているわ、狩り払いはされていないわで、完全に自然に還っています。
・ただ、上の方に明らかに手すりが見えていたため、そこまで登れば問題なかろうと思い、いざ突入。
・ところが、手すりを握りしめて登ったのはいいものの、手すりの後でいきなり踏み跡がわからなくなります。
・しばらくは山頂の方角に向けて、ひたすらやぶ漕ぎをしましたが、脚力の低下もあって、遅々として進みません。
・そのうち、笹薮だらけでも低木が生えていない箇所が踏跡に見えたため、そこに沿って登っていきます。
・そうすると、ひょっこり山頂に出ます。

■猿ヶ城峰〜信濃木崎駅
・猿ヶ城峰は、樹林帯の中であり、眺望がまったく見えません。当然、期待していた爺ヶ岳や鹿島槍ヶ岳も、まったく見えません。このため、早々に小熊山に向けて進みます。
・登山道は今ひとつ踏まれておらず、細く、またおそらくイノシシが掘り返したのか、ボコボコになっていました。
・「稜線上を歩いていれば何とか見えるだろう」と高をくくっていたのですが、登山道の状況により、次第にストレスが溜まってきます。
・脚が本調子であればそのまま稜線を歩いていたでしょうが、まだ調子が回復していなかったため、車道歩きに切り替えました。
・その後、小熊山の登山口まで降りたのですが、おそらく眺望は望めなさそうなのと、落葉後、特に冬だったらなんとか眺望が望めそうだったため、再訪を誓い、そのまま撤退。
・その後、無事信濃木崎駅まで降りて、本日の山行は終了。

【まとめ】
・なぜ小熊山で「鹿島槍ヶ岳の絶景が見えるはず」と思い込んでいたのかは定かではありませんが、下山後改めて調べても、そのような情報は出てきませんでした。
・とはいえ、「鹿島槍ヶ岳赤岩尾根の大谷原登山口へのルートの検証」という目的は達成できたため、特に小熊山にこだわることなく、さっさと撤退しました。
・車道から猿ヶ城峰に直登するルートは、ヤマレコでも点線どころか実線も引かれていないため、不思議に思っていたのですが、現場はただの藪でした。
・とはいえ、距離や標高差はわずかですので、ちょとしたやぶ漕ぎやルートファインディングの練習にはいいのかもしれません。私は二度としませんが。
・ほとんど車道歩きでしたが、そこそこ累積標高差があるため、思いのほか脚は回復せず、結果として今回の遠征が不十分なものとなってしまいました。

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