生まれ変わりの出羽三山


- GPS
- 11:17
- 距離
- 20.5km
- 登り
- 1,072m
- 下り
- 1,081m
コースタイム
- 山行
- 4:54
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 5:43
- 山行
- 6:30
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 7:35
過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
生まれ変わりの地出羽三山へ。
東北なんて遠くて無理っと思っていたので お誘い頂けて嬉しい。
出羽三山は日本有数の修験道の聖地で、三山を巡る旅は、羽黒山で「現世」の現れに触れ、月山で「前世」の修行を行い、湯殿山で「来世」の再生を体験する「三関三渡(さんかんさんど)」と呼ばれる「生きながらにして死と再生を経験する生まれ変わりの旅」として信仰されているのだそう。
なので巡り方も 羽黒山→月山→湯殿山なのだが 天候や、往復に丸2日かかるという行程もあり 湯殿山→羽黒山→月山という順序になってしまった。
でも 行くことに意義があるのよ。ちゃんとお参りできることに感謝する心があれば良いのよ。
だって大阪からは遠すぎるんだもの。
なんと京都を抜け 滋賀県、福井県、石川県、富山県、長野県、新潟県を横断すること10時間!!
改めて日本地図の確認ができましたわ(笑)
道中 この辺が白山よねとか 立山ではあのあたりが称名滝かなとか これは妙高かなとか ワイワイと盛り上がって楽しかった。
1日目は移動日で 2日目はまず湯殿山神社へ。
三山の中では奥之院として位置付けられ、羽黒山、月山を参拝した後の最後に行き着く聖地で 人に言ってはいけない、見ていない人は他人からきいてはいけないと決められており、「語るなかれ、聞くなかれ」と伝えられているので感想は無しで。
でも奥の院というだけあって厳かな雰囲気でよき体験ができました。
ここでやっと新しい御朱印長もGET出来てホクホクです。
湯殿山神社の次は 2446段の石段を登って羽黒山へ。
国宝五重塔や、樹齢が数百年を超えるであろう杉の大木が織りなす厳かな雰囲気は高野山を思い出させる。
もっとも高野山にはこんなに石段はないけど(笑)
けど しんどいぞ〜〜〜長いぞ〜〜〜って思いながら歩いたせいか 思ったより早く着いた。
山頂の 三山の神を合祭した出羽神社の社殿・三神合祭殿は見事な茅葺でド迫力!
やっぱりこういう雰囲気は心が落ち着知付くので大好き。
翌日は月山へ。
ここは雨が降ると登山道が川になると宿の人に教えてもらっていたが 実際に歩いてなるほどと納得する。
森林限界を超えてはいないので 山の奥深さはありながらアルプスとは違った趣があり 緑の稜線がとても美しい。
所々の小屋がジオラマみたいでとてもかわいい。
ここにテントをはったら最高に気持ちよいだろうなぁと思う。
朝焼けに夕焼けを眺めてのんびりしたいけど 特別保護地区なんでテントは禁止なんだよね。
でもつい泊まりたいと考えてしまうほど 気持ちの良い楽しい山歩きでした。
月山神社はもう一週間前に閉まっていたけれど 山頂からは羽黒山への稜線が綺麗に見えて 縦走すればめっちゃ気持ちよいと思う。
8合目から上はもう紅葉が始まっていて🍁 もう少し経てば見事に染まる景色が見れるのかな。
初夏の湿原の花も見事だろうね。
お宿でご一緒になった方が 登山道を変えるだけでもまた楽しめる山だし 季節毎にも眺めが変わって楽しいから また是非歩いてみてとおっしゃってたが 多分ここまでもう訪れる機会が無いと思われるので残念。
最終日はひたすら大阪に向けて走る🚗³₃。
途中親知らずの道の駅で広大な水平線を眺め 美味しい海鮮丼を味わう。
最後まで色々と美味しい4日間の東北遠征でした。
長距離を運転してくださったドライバーの方々や車を出してくださった方には心よりの感謝を✨。
ありがとうございました🙇。
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