姫神山~気軽に登れると侮るなかれ!左右対称の独立峰は、思いのほか急峻…その代わり「岩手姫富士」と名付けたくなるくらいに美しく魅力的な山だった…

- GPS
- 03:21
- 距離
- 4.7km
- 登り
- 630m
- 下り
- 630m
コースタイム
- 山行
- 2:31
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 3:18
| 天候 | 快晴…でも岩手山はガスってた… |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
整備されて…危険箇所無し! ただし~ザンゲ坂を始め急勾配はそれなりに要注意⚠️ |
| その他周辺情報 | 近くに寄る暇もない怒涛の行程のため、不明… |
写真
感想
今回の東北シリーズでは「白神岳」とこの「姫神山」だけはどうしても登りたかった…この思いが通じたのか?前日の白神岳に続いて好天(^^)/絶好の登山日和となった。ゆっくり登って姫神山とそこから広がる岩手の山々を堪能したかったが、この日青森から230km~4時間近く移動してからの登山のため、一本杉登山口へ到着したのはお昼正午近くとなり大急ぎな山行きとなった💦
一本杉登山口の駐車場は広く、最近整備されたと思われる綺麗なトイレも完備され、人気度の高さを感じる。左右対称の独立峰である姫神山は、富士山や全国に存在するご当地富士と同じく、はじめなだらかな傾斜から始まり、山頂に近づくに連れ厳しい傾斜となる登山道であった。
こんな時間から登山する人はいないだろうな…登山口に着いたら下山して来た方もいたし…その方が熊スプレー持参していたのも気持ちが引き締まったが…お昼の日差しを浴びながら登山を開始したら、偶然同じ時間に登り始めた3人のパーティーを見かけた。
一本杉の由来となる立派な御神木を超えて…傾斜がキツくなる辺り(後で「懺悔[ザンゲ]坂」と呼ぶ心臓破りの坂だそうだ…)で、その3人のうち一人のお兄さんがバテぎみで休んでいたので3人とも追い越した…結果、このお兄さんは登頂を断念したみたいで、残りの二人だけが登って来たのを山頂で出会うこととなった。
この山も、山頂まであと何m、今何合目かが解かる標識が丁寧にあちこちにあったのでありがたかった。林立する杉の森を進み、いろんな石が、顔や動物、UFOなどに例えてみえて楽しく登っていくと、次第に傾斜が強くなっていき、いきなり景色が広がると岩手山は目の前であった。…残念ながら、岩手山は頭の部分が雲(噴煙?)に隠れて、形の良い山の全貌を拝むことは叶わなかったが、岩手の山々から盛岡の街の方まで一望できる絶景に感動ひとしおな気分だった。
更に梯子を越えてたどり着いた山頂は360度の絶景!石を積んだ山頂広場は休憩に最適で、しばらく東北の山々と景色を楽しみながら、ゆっくりと思いに浸るひとときを楽しんだ。以前登った秋田駒ケ岳や八幡平も見えてるはずだが、どの山かは識別できなかった。日差しはあったが、さすがに独立峰は風が強く、冷えて来たのでウインドブレーカーを着込んで遅い昼食を喰らった(^_-)-☆
下山してみてこのコースが標高差600m以上あることに気づく…前日の白神岳に次いで足腰に来てはいたが、ここから大谷翔平ゆかりの花巻温泉まで65km1時間バイクを飛ばした。もう少しゆっくり、その美しさと寛容さを備えた姫神の山を味わいたかったが…念願だった「姫神山」は、嫉妬深い岩手山の嫁さんで早池峰山に負けて可哀そうな話しか残っていないが…自分としては堂々たる「岩手富士」であり…たぶん、一般的には岩手山が岩手富士だと思うので、「岩手姫富士」と名命したくなるほどに優秀な山であった!!
tom











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