雨飾山 小谷側ピストン


- GPS
- 06:27
- 距離
- 8.3km
- 登り
- 1,031m
- 下り
- 1,018m
コースタイム
- 山行
- 5:18
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 6:28
天候 | 晴れ時々曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口に立派なトイレあり(水洗) 登山バッジは駐車場より一つ上段のところにあるキャンプ場の管理棟で購入できる。 最初は湿原のような木道を800m程歩く。脇を流れる小川には岩魚が悠々と泳いでいる。熊の出没情報が多いとのことなので必要に応じて音を出して警戒した方がいいだろう。 水平移動が終わると標高差200mの急登となる。この辺りは土とブナ木の根っこが主体の道なので滑りやすい。急登が終わると標高1391mのブナ平だ、ここから更に600m程歩いて1500m台地まで高度を稼ぐ。この辺りまでは多少の泥濘があるものの比較的歩きやすい。 ぶ1500m台地を超えると、標高差で50m程急降下して荒菅沢を渡渉する。ここから眺める沢筋の岩峰はなかなか見応えがある。 渡渉が終わると、このルートの核心部とも言える、岩場へと続く急登が始まり、標高差で450m程を一気に稼ぐ。岩場では3点支持も活用して慎重に行動したい。尾根線の急登なため上からの落石には常に注意を払うこと。浮石が多いので自らも落石を起こさないこと。 急登を登り切れば標高1889mの笹平となり山の様相が変わる。のどかな雲上散歩といった感じのビクトリーロードだ、ここまで上がれば雨飾山の山頂は目と鼻の先だ。 最後に山頂に向けた標高差60m程の急斜面を登り切れば、猫耳双耳峰の雨飾山山頂だ。 山頂では晴れていれば白馬三山、鹿島槍、槍、穂高連峰などの素晴らしい展望が楽しめる。 下山に際しては、岩場の急斜面では道幅が狭くすれ違うことが困難な箇所が多いので登りを優先しながら余裕を持って降りたい。下山時における急斜面での転倒は致命傷となる確率が非常に高くなる、焦らず慎重に行動したい。 |
その他周辺情報 | 日帰り温泉 当初予定していた雨飾荘は日帰り温泉営業を辞めていたため、国道148号沿いのサンテイン小谷を利用。 大人800円 各種割引はなし。食事はラストオーダーが1時半までとなっていた。 他に、雨飾荘から少し降ったところにある小谷温泉山田旅館には日帰り温泉の幟が立っていた。また雨飾荘の南に雨飾温泉露天風呂がある模様。こちらは協力金という形で寸志を入れる管理人不在の風呂とのことです。 |
写真
装備
個人装備 |
ワークマン長袖(黒色)
ワークマンタイツ(黒色)
Tシャツ(青)
ズボン(ベージュ)
レインウェア(上煉瓦色・下黒色・ハット青)
ぺツルヘッドランプ
保険証
iPhone15
サングラス(UVEX調光)
T型ストック(LEKI1本)
コンパス(SILVA)
ココヘリ(004510-108)
靴(スポルティバTX4)
GPS時計(fenix6X)
水(ペット4本)
タオル1本
キャップ帽子(赤色)
携帯トイレ1式
ファーストエイド
日傘
フリース(オレンジ)
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感想
登りに行こうかなーと思っていたところへの、こーじ君の声がけ
思いがけず、大人数での山行となり楽しかった。
今回も脱落者が出ないように最後尾をキープしての山登り、若い女性にまで抜かれると闘志に火がつきそうになりますがパーティを組んだら我慢😣。全員が無事に楽しく歩ければ全て良しなのだ。
ただ、たまには負荷を掛けないと心肺能力が低下しそう
今回の運動負荷は89 平均心拍112 最大139
信州 雨飾山
日本百名山44座目/今年10座目
後立山連峰の威圧的な壮観に目を奪われるが、その北にひっそりと佇む可愛らしい雨飾山に心を惹かれた。
これまで火打山や高妻山などから、特別に高い山ではないけれど、品のいい形をしたピラミッドのような姿を何度も目にしていた。
この山は、深田久弥もまた心を惹かれながら、なかなか登れなかった山である。
最初は北面の梶山新潟から登ろうとしたが、はっきりとした登山路がなく散々探しあぐねた末に撤退。
2度目は小谷温泉側から地元の案内人を頼み、天気の回復を待つも、来る日も来る日も雨が降り続き、4日間待って撤退。
3度目は再び小谷温泉側から案内人を頼み登ったが、途中で登山路が消え、大海川を遡る苦労の末にようやく稜線に出て、やっとの思いで山頂に立ったという。
「ついに久恋の頂に立った」
「山は心をあとに残した方がいい。一度に登ってしまうよりも、幾度も登り損ねたあげく、ようやくその山頂を得た方が味わいがある」と深田久弥は記している。
今回は、すーさん、アキさん、maru爺さん、そして私の4人で山頂を目指した。
どんな登山道か少し不安もあったが、実際は急登ながらもよく整備されており、とてもありがたかった。
予報ではだんだんと晴れるとのことだったが、登る最中はガスがかかって展望は望めず。それでも粘り強く歩を進めると、山頂のタイミングで奇跡のようにガスが晴れ渡り、絶景が目の前に広がった。
雲海の向こうに、北アルプスの白馬三山、唐松岳、五竜岳、鹿島槍ヶ岳、そして堂々たる穂高連峰まで一望。
東の空には、焼山や火打山、少し離れて高妻山の姿も見え、どの方向を見ても感嘆の声が漏れるほどの素晴らしい展望であった。
雨飾山は、笹原を縫う登山道が「女神の横顔」に見えることで有名。
ちょうどそのラインに合わせて写真を撮ると…まるで女神にキス💋しているように見えるんです。
私たちもつい夢中になってポーズを決めて、女神にご挨拶。
「これは映えるね~!」と大盛り上がりで、しばし撮影大会に😁
かつて深田久弥が幾度も登り損ねて苦労した山を、私たちは比較的容易に登れるようになった。整備やアクセスの恩恵を改めてありがたく思いながら、しばし稜線の風を楽しんだ。
そして今日は「iPhone17 Pro」の柿落とし✨📱💖
まだ設定もそこそこだったが、光学8倍ズームでの撮影が楽しく、つい夢中でシャッターを切ってしまった。
下山後は「サンテインおたり」の温泉♨️で疲れを癒し、アキさんおススメの信州のスーパー「TSURUYA」へ。
地元の旬のりんご🍎や野沢菜漬け、お酒などをお値打ちに買い物できて大満足。お土産を持ち帰ると、妻も大変喜んでくれて嬉しかった。
天気に恵まれ、仲間に恵まれ、美しい展望に包まれた一日。
登山の楽しみを改めて実感できる、幸せな山旅となった。
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