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Yamareco

記録ID: 8741493
全員に公開
ハイキング
丹沢

しみじみと塔ノ岳。ヤビツ峠から大倉尾根を歩く。

2025年09月27日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
06:53
距離
14.3km
登り
1,093m
下り
1,567m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:05
休憩
0:47
合計
6:52
距離 14.3km 登り 1,093m 下り 1,567m
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ゴール地点
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2025年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
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2025年09月27日 15:11撮影 by  SIGMA fp, SIGMA
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撮影機器:

感想

久しぶりにお天気の良さそうな週末。
あそこに行こうかな、こっちが良いかな、と全然決めることが出来ないまま、日中バタバタとしていたりして、ついに金曜日の夕方になってしまった。
9月はあいにくの天候続きで、近場の山歩きに終始していたので、9月の最後くらいは、、と考えていたのだけど、結局色々な事に気を取られて、決めきれずに週末を迎えてしまった。



沢山歩きたい。
今週は、久しぶりにしみじみと塔ノ岳を歩こうかな。と、それも久しぶりにヤビツ峠から、という事で、お天気的にたぶん眺望はないと予想された、丹沢は塔ノ岳に決めた。
長い距離とそれなりの標高を歩けるので、ちょっと頑張りたい時の塔ノ岳。



予想はしていたけれど。
始発の電車はすでに沢山の人を乗せていて座れなかった。土曜日の始発もだいたい人が多い。都会で飲み明かした人、これから同じ様に何処かへ向かう人、早朝の電車は色々な人が乗っている。小田急線に乗り換えて秦野駅に着いた。

秦野駅のヤビツ峠行きのバス停には、すでに長い列が出来ていて、あらあら、、久しぶりの秋晴れだからか、何となく朝から人出が多い感じだった。
バスは臨時便が1台出たものの、立ち乗りになってしまい、約50分、峠道に揺られるバスの中、手すりにしがみつきながらヤビツ峠に着いた。
そこまで遠くはないのだけど、ちょっとくたびれた。




ヤビツ峠761m。
良い感じに風が吹いていて、ちょっと肌寒いくらい。ようやくあの暑い夏が終わりを迎えたようだった。でもどうせ暑くなるはずなので、Tシャツだけで出発した。

ヤビツ峠は大山への登山口もあり、バスの登山客は二分されて塔ノ岳と別れていった。今度はここから大山へも登ってみたいと思っているけど、バス時間が長いのもあってちょっと足は遠のいてしまっていた。

長めの林道を丹沢の表尾根登山口まで、少し下りながら、とぼとぼと歩く。登山口には最後のトイレがあって、いよいよ登山道へ入る。



まずはニノ塔。
ジグザグと登りが始まり、どんどんと人に抜かれていく。みんな早い。登りは苦手である。その内の何人かの人は最後まで抜きつ抜かれつになって、あ、またこの人か、という人も何人かいた。挨拶も最後は笑顔と会釈に変わっていく。

このルートはお休みどころも多い。要所要所にベンチなどが設置してあって、そこに溜まってはまた歩き始める。
ニノ塔は少し小さめで人も多かったので、休憩もそこそこに、一気にゴボウ抜きをして、次の広い三ノ塔を目指す。

薮がちな道を抜けると、太平洋側の眺望が開けて、相模湾に浮かぶ江ノ島と西側には真鶴岬とその先に伊豆半島が霞んで見えた。



三ノ塔。
1時間半ほどで三ノ塔に到着。景色は曇りがちでどんよりとしているけど、雨が降りそう、という感じはなかった。真夏の時より涼しいはずなのだけど、シャツには汗の滲みがところどころに出来ていて、周りの人もドボドボになっている人もいた。
塔ノ岳方面の山頂付近は雲に閉ざされていて、もうそろそろその雲の中へ突入しそうだった。空気中の水分の湿気がよりシャツを濡らしているのかもしれない。
ひとしきり、三ノ塔で休憩をしてまた歩き始める。



表尾根の稜線歩き。
三ノ塔の裏手に出ると、これから歩く表尾根の稜線が一望できて、ここからの景色はとても好きだ。と、同時にあそこまで歩くのか、、という何とも言えない気持ちになる。

三ノ塔地蔵菩薩からは一度ギュンと標高を下げる。クサリ場や細い木製の桟橋もあって、ちょっとアスレチックな感じ。だけど失敗すると大怪我は間違いがない。慎重に楽しみながら進んでいく。

三ノ塔から鳥尾山への登り返しの鞍部に掛かった桟橋が見えて、ふと、2人先に居た人が桟橋に差し掛かろうとした瞬間、突然、消えた。フッ、という瞬間の出来事だった。



え? 落ちた⁈
直ぐ後ろの人が駆け寄り、同じ様に駆け寄った。木製の桟橋と地面の継ぎ目の、地面の土が削り取られていて、一瞬細くなっていた。

覗き込むと、人の背丈くらいの一段下がったところに、その人いた。でも、その下は直ぐ崖の様に、勢い余っていたら、そっちにまで行ってたところだった。
とりあえず、ザックは受け取れ、ちょうどクサリが垂れ下がっていたのが届いて、無事によじ登ってこれた。


いや。びっくりした。
人が道から一歩踏み外すだけで、こんなにも、一瞬に消えるなんて。
流れ星を思い出した。絵やアニメの様に、尻尾を引きながら、空を横切っていく。と思いきや、雷鳥沢のテント場の夜、幾千も空に広がる星々の1つが、ポロン。と、流れいるというよりは、一瞬にポロンッと落ちた感じだった。
何となく、映画の様にスローモーションにはならず、本当に一瞬の出来事だった。


ひとまず、無事そうだった。お連れ様も居るようなので、直ぐにお暇した。
その後、もしその一段下を行っていたら、と思うと、ぞっとした。いやいや、人のことを心配している場合ではない。こっちだっていつ。。

多分よそ見をしていたのかも知れない。だいたい、景色に気を取られたり、ルートを見るのにアップルウォッチを覗いた時、ながら歩きをすると必ずつまずいたりする。


あるある?
山道ですれ違う際、お先に、と譲って頂き、隣を通り過ぎる際、何故か必ずつまずく。これは登山あるあるではないだろうかと思っている。
シュッとスマートに通り過ぎようかなっと、横縞な、もしくは、あぁ早く行かないと、という焦りもあるかもしれない。


ちょっと気が引き締まった。


鳥尾山1136mから塔ノ岳1491mの上り。
崩れた崖のそばを歩くこの区間は、このルートのハイライトだと思う。ゴツゴツとした大きな岩が現れて、海側には開けた眺望と、V字に切れ込んだ大きな谷は、都心からほど近い場所なのに、自然の荒々しい雰囲気がある。

新大日1340mのピークを過ぎると、雲の中に突入した。景色は真っ白となり雲が谷を駆け上がってくる。途中薮がちになって細い草木のトンネルをくぐる様に歩いた。休憩中ザックの外ポケットの中を見るとたくさん落ち葉が入っていた。


そろそろ疲れてきた。
というところで、12時半、塔ノ岳の山頂へ出た。真っ白だけど、ビールが買える。尊仏山荘で調達して、眺めのよい山頂の広場に腰を掛けた。眺めはないけど、あそこには富士山があるんだよな、と想像しながら、真っ白い景色を眺めていた。

ちょっと来ない間に、広場はすっかり綺麗に改修されていて、腰掛けの段々に積まれた木も綺麗な茶色い木に変わっていた。前回山頂まで来たのは、去年の11月だった。その時も同じタイミングで雲の中へ突入してた。久しく塔ノ岳山頂からの眺望を見ていないなって思った。



大倉尾根を下る。
下るにつれて、雲の下へ出てきた。今日歩いてきた稜線がぐるりと見える。見直すと長い距離を歩いていて、よくあんな所歩いたなぁと、振り返るのが好きである。

まだ、登ってくる人とすれ違う。
大倉尾根の下りでは、登りの人への挨拶は控えた方が良い。という言い伝えもある。
大倉尾根の登りは、登山というよりは、登段であると思っている。眩暈がするほど長い長い階段を、ただひたすら登っていくのがこの尾根の醍醐味である。
そんな一段一段高さのある階段の調子に乗ってポンポンと下ってきたら、いよいよ膝に来はじめた。見晴茶屋のベンチで少し休憩してラストスパート。



大倉バス停。
想像していたけど、今日はとても人が多かった。バス停に戻ってくるとすでに発車時間の1分前だった。もちろん席は全て埋まってしまっていたけど、渋沢の駅までは20分少々。立ち乗りでも良いか、と思える時間。でも、今日はとにかく席に座れない日だった。渋沢の駅前で何処か飲める処、、と探したけど、いつもの様に駅構内のスーパーでビールを買って電車を待つことにした。

早く帰る方を選んだのだけど、例の如く船を漕いでしまい乗り過ごしを1回やって新宿まで行ってしまった。疲れた身体で新宿の難解な乗り換えをするのは一苦労だけど、無事にお家に着いた。



最後に。
今日はヒヤッとする瞬間を見てしまい、少し気の引き締まった山歩きでした。
塔ノ岳は眺望ももちろん良いのだけど、お天気は全国的に良くないけど、今日はちょっと沢山歩きたい。山歩きをトレーニングとは言いたくないのだけど、沢山歩けて、それなりに高さもあって、そしてアクセスも良い。
そして沢山歩けたという幸せな気分とクタクタの身体で眠ることができる、良いところ尽くめの山歩きができる所でした。



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