尾瀬(一ノ瀬IN〜燧ヶ岳〜鳩待峠OUT)
福島県
群馬県
wataq
体力度について
- GPS
- 15:53
- 距離
- 34.2km
- 登り
- 1,525m
- 下り
- 1,174m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 1:34
- 休憩
- 0:24
- 合計
- 1:58
- 山行
- 6:10
- 休憩
- 1:24
- 合計
- 7:34
- 山行
- 2:27
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 3:07
| 天候 | 1日目晴れ 2日目曇り／晴れ 3日目小雨 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
大清水ー一ノ瀬 シャトルバス 鳩待峠ー尾瀬戸倉 シャトルバス 尾瀬戸倉ー新宿 関越バス |
| コース状況／ 危険箇所等 |
一ノ瀬〜尾瀬沼ヒュッテ：林道や登山道は歩きやすいですが、落ち葉で滑りやすい箇所あり。三平峠までは道幅は十分。雨天時は小橋や木道に注意が必要。 尾瀬沼ヒュッテ〜燧ヶ岳〜見晴キャンプ場：登山道は岩やガレ場、木の根の露出した区間があり、雨や霧で滑落注意。山頂付近は風が強く防寒必須。下山の見晴新道は泥濘や急な下りがあり注意が必要。 見晴キャンプ場〜尾瀬ヶ原〜鳩待峠：木道が中心で歩きやすいが、濡れると滑りやすい。ところどころ木道の修復中で注意が必要。湿原内は踏み跡を外れないこと。視界不良時は方向確認をしっかり。 全体：天候変化が激しいため雨具・防寒必携。テント泊は水はけと平坦な場所を確認し、安全に設営。混雑時は譲り合って通行。 |
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感想
一ノ瀬から尾瀬に入り、尾瀬沼ヒュッテのテント場で1泊、翌日は燧ヶ岳を経由して見晴キャンプ場にてテン泊、最後は尾瀬ヶ原を歩いて鳩待峠へ下山する3日間の山旅に出かけてきました。
初日は朝イチの尾瀬行きのバスにバスタ新宿から乗車5時間ほど揺られて大清水へ、大清水でシャトルバスに乗り換え一ノ瀬へ、身支度と昼飯して歩き始めます。林道を進むうちに尾瀬特有のしっとりとした森の雰囲気に包まれていきました。三平峠を越えて尾瀬沼に着くと、正面には堂々とそびえる燧ヶ岳の姿。天気も快晴で、青空を背景に燧の山容がとても印象的でした。沼のほとりを歩きながら草紅葉が始まりつつある湿原を眺め、尾瀬沼ヒュッテのテント場へ。湖畔に広がる穏やかな雰囲気の中で幕営し、夕暮れ時の尾瀬沼を楽しむことができました。
2日目は朝6時にテント場を出発。燧ヶ岳を目指して登り始めると、あたりは濃いガスに包まれていました。先行きが心配になりながらも高度を上げていくと、やがてガスが切れ、山頂付近で一気に視界が開けました。風が強く少し肌寒買ったですが青空と太陽の光を浴びながら振り返ると、眼下には尾瀬沼や尾瀬ヶ原が広がり、燧ヶ岳からの大展望に感動。尾瀬の雄大さを改めて実感できました。下山は見晴新道を選択。やや急な下りで泥濘がひどく足元に注意が必要でしたが、無事に見晴に到着し、キャンプ場にて2泊目のテン泊。夕方はガスが出たり晴れたりを繰り返す天気でしたが、静かな湿原のキャンプ場で過ごす時間は格別でした。
最終日は小雨の中をスタート。尾瀬ヶ原の木道を歩きながら、しっとりと濡れた草紅葉や湿原のリンドウやトリカブトの花々を楽しみました。晴れの日の景色も素晴らしいですが、雨に煙る尾瀬もまた独特の雰囲気があり、とても印象的でした。木道を進む足取りも軽く、雨に打たれる湿原の静けさを味わいながら歩きました。やがて鳩待峠に到着し、3日間の山旅を終えました。
今回は天候が目まぐるしく変わる中での山行となりましたが、その分さまざまな表情の尾瀬を楽しむことができました。快晴の尾瀬沼、ガスの中から現れた燧ヶ岳の大展望、そして小雨に煙る尾瀬ヶ原――どれも忘れがたい風景。テント泊を交えた3日間は、ゆったりと尾瀬の自然を味わうことができ、とても充実した山行となりました。次は季節を変えて、またこの場所を訪れたいと思います。
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