八海山 ーこの岩いつできた?ー

- GPS
- --:--
- 距離
- 8.0km
- 登り
- 1,376m
- 下り
- 1,376m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
八峰は気を付けて渡りましょう |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
日焼け止め
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
|
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感想
先日の日記「こんど行く山いつできた?」の時に調べたところ、八海山の山頂付近の岩は約1000〜1500万年前にできたもので、岩質は丸れき岩。しかも海洋生物の化石が出ない層だ。つまり、この丸れき岩ができた元は陸上でしかも山地ではなく平地に近かった。日本列島が現在の位置に移動し終わった1500万年前頃、フォッサマグナの東北側日本の7割くらいは海面下だったわけで、この八海山山頂部(を含む越後山脈?)が陸上だったのは比較的珍しいと思われ、興味が湧いていた。
最近熊の出没が多くて山歩きを躊躇する状況だが、八海山なら登山客は多いし、屏風コースなら熊の食料になりそうな樹木も少ない。会社定年を過ぎて、毎年体力の低下が身に染みるようになり、岩場歩きは気を付けないといけないが、行ってみることにした。
登山口は6台ほどのスペースに既に4台、何とか濡れていないところに停められた。残りは泥の上か、少し手前のスペースになる。
三合目付近から登山路脇の大きな岩を見てみると、いずれも丸れき岩で、同じ岩質の岩が山頂まで見られた。
とにかくゆっくりペースを心がけたので、7合目でもそれほど疲れは感じなかったが、8合目の急登が終わったところで軽い視覚障害(一時的な血糖濃度低下による)が出て、ブドウ糖のタブレットを摂ったら5分程で回復して、ほっとした。以前は鎖にはほとんど頼らず登れたのに、今回はだいぶ頼ってしまい、技術的にも体の柔軟性もだいぶレベルが下がったことが実感された。
千本檜小屋では小屋内に数人、屋外には一人だけ休憩していたが、休んでいると次々に登山者が来た。少し休んで八峰へ向かった。まだ渋滞は起こっていなかったので、気持ちよく通過できた。危険を感じたら釈迦岳からう回路に向かうことを考えていたが、大日岳へ。ここで軽食・休憩をしていて2組と出会った。休みながら付近の岩を見てふと思い出した。以前はここの岩は丸い石などが岩になりかかっているのでぼろぼろなのだろうと。でもそうではなくて山頂付近全体が一つの岩体になっているようだ。だから中越地震のときも岩はほとんど崩れていなかったんだ。
岩歩きで満腹になったので、入道岳には寄らずに下山した。途中腹痛になり、ペースダウンしても改善せずキジ打ちをしてしまった。こんなことは過去約20年間の山行で2回目だ。大日岳で休んでいるときに風がやや冷たくて体が冷えたせいだろうか?それとも昼食のカレーパンか? でもその後は気分よく歩くことができてよかった。
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