九州遠征その2、高千穂峯



- GPS
- 03:37
- 距離
- 5.5km
- 登り
- 609m
- 下り
- 610m
コースタイム
- 山行
- 3:18
- 休憩
- 0:18
- 合計
- 3:36
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
森林限界点から御鉢(火口壁到達点)への道は溶岩が固まった岩+ザレ石の急登。推奨ルートに黄ペンキでマークがあるが登り時にはほぼ見えない。自分でトレースを探して我武者羅に行くスタイル。下りは特に注意 |
写真
感想
九州遠征2日目は、企画立案H氏の1番の目的である「高千穂峯」へ。向かう車中で古事記研究家のH氏から色々な説明を聞く。簡単に要約すると私も知っている「アマテラスオオミカミ」の孫の「ニニギミノミコト」が天から地上を統治するために降り立ったのがこの高千穂峯。その際、この地に争いは不要として鉾を突き刺したままにしたと・・・。所謂「天孫降臨」「天の逆鉾」。詳しくはググって下さい。
高千穂河原に近づくと鬱蒼とした樹林の中を走るが、いきなり4頭の鹿が目の前を横切る。スピード出していたら危なかった。駐車場から霧島神宮古宮跡の横から登山道が始まる。最初は整備された道だが徐々に荒れたガレ石道となり、森林限界点から溶岩が固まった急坂が現れる。幅は20〜30mあるが特に決まったルートが無い感じで適当に登りやすいルートを探して進む。
苦労してこの坂を登ると御鉢の火口壁到達点に到着。御鉢周回路は現在一部立ち入り禁止だが、ヤマレコのオレンジ線もほぼ無く相当困難なバリルートのようだ。周回路を3分の1歩き高千穂峯への鞍部「背門丘」に下る。そこは最初に霧島神宮が建立された場所で、今も小さな鳥居と祠がある。ここからは宝永山のような細かい火山砂礫の歩きにくい急登だが、所々木段や網目状の袋が埋まっており助けになる。
頂上は結構広く、清々しい風が通り気持ちいい。また景色も360度見渡せ絶景だ。そして天の逆鉾も確認。実は火山の噴火で刃は折れてしまい当然レプリカなのだが、オリジナルの柄の部分は今でも地中に残っている、という事になっている。う〜んすごい話だ。帰りの飛行機の時間があるので後ろ髪を引かれながら下山するが、例の御鉢からの急坂は私だけかも知れないが下りの方が数倍きつい。
その後、現在の霧島神宮にお参り。ここの祭神は「天孫」である「ニニギミノミコト」。そして古事記ではその曽孫が神武天皇である。いや〜こうしてみると古事記もなかなか面白い。私も勉強してみるかな。
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