強風の燧ヶ岳 錦秋の尾瀬ヶ原 霧雨の至仏山
福島県
群馬県
smiya
その他2人 
体力度について
- GPS
- 17:10
- 距離
- 30.7km
- 登り
- 2,197m
- 下り
- 1,797m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 2:39
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 2:49
- 山行
- 7:27
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 8:42
| 天候 | 晴 曇 雨 霧雨 晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
タクシー 自家用車
|
写真
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感想
尾瀬ツアーは3年程前から計画していたが、何も休みと天気の都合が悪く、毎回流れては消えていった。
今回はフルメンバーは揃わなかったけれど、天気は何とか持ちそうなのでやっと実行に移せた。
朝6:30に待ち合わせて尾瀬へ向かった。
尾瀬戸倉に着き、定期バスで大清水へ。初日は尾瀬沼迄なので急ぐ必要は無いが、なかなか着かない三平峠の登りで少しバテる。尾瀬沼に到着してここから見る燧ヶ岳は見事だった。ビジターセンターに着き木製デッキのテントサイトはトイレが少し遠かったが快適。夜はビジターセンターでスライドショーが有り、木道にあったオレンジ色の物体は、広葉樹の実が今年は不作で、ナナカマドなどの赤い実を食べている為、熊のフンが赤い色になっている事や、燧ヶ岳は雪形が火打鋏に似ている事から名付けられたと知った。
翌朝、熊出没でテント禁止だった山の鼻迄の長いトレイルが始まる。燧ヶ岳は強風の為、タッチアンドゴー。見晴キャンプ場迄の下りは泥濘んで岩や木の根で歩きずらく尻餅をつき、辛く長い下りだった。大分足に来ているが、今回のツアーのお目当ては尾瀬ヶ原横断なので、山の鼻までの6kmをもう一度来ることがあるだろうかと思いつつ、撮影をしながらロケーションを満喫した。16:00前、山の鼻に着き、テントを張ると雨が降り出してきて、雨音を聴きながら明日は至仏山は諦めて鳩待峠へ向かうのが良いかなと思いながらうとうとと...
目が覚めると、雨は上がっていてテントを撤収して至仏山に向かった。歩き出すと小雨が降り出した。登山道は泥濘んでいて水溜りができていて岩は滑り、きつい登りだった。樹林帯を抜ける頃雨は上がり振り返ると尾瀬ヶ原が箱庭の様に綺麗だったが、燧ヶ岳は相変わらず雲がかかっていて拝む事は出来なかった。頂上に着くと続々と登山者が登って来て溢れかえっていた。景色を楽しんだら下山しよう。登りと同じ勾配を下るのかと覚悟していたが、鳩待峠へ下る道は緩やかで助かった。
若い頃は一日、もしくは一泊二日で駆け抜けるのも良いが、時間にゆとりさえあれば、四泊五日でゆっくりと廻れる方が寄り道する箇所が沢山あり、それこそが尾瀬ツアーの醍醐味ではないだろうか。例えばこんな日程で...
一日目、大清水~尾瀬沼
二日目、尾瀬沼~燧ヶ岳~美晴
三日目、美晴~山の鼻(尾瀬ヶ原)
四日目、山の鼻~至仏山~鳩待峠
Sさん、Mさん同行させていただいてありがとうございました。良い山行となりました。
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