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Yamareco

記録ID: 8774683
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

常念岳 一ノ沢登山口より(CT25431)

2025年10月04日(土) 〜 2025年10月05日(日)
 - 拍手
セキヒロ その他20人
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
14:15
距離
17.6km
登り
1,823m
下り
1,811m
歩くペース
標準
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:03
休憩
0:37
合計
5:40
距離 7.4km 登り 1,333m 下り 45m
11:34
17
タクシー乗降場
12:18
14
12:32
56
13:28
13:42
24
14:06
14:14
36
14:50
14:53
74
16:07
16:19
55
17:14
2日目
山行
6:58
休憩
1:30
合計
8:28
距離 10.2km 登り 490m 下り 1,765m
4:04
84
5:42
6:01
6
7:08
7:49
30
8:19
8:40
62
9:42
38
10:20
30
10:50
10:59
54
11:53
13
12:06
15
12:32
タクシー乗降場
天候 雨、気温7〜9℃
過去天気図(気象庁) 2025年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
【1日目】
2024年に起きた林道崩落につき、一ノ沢登山口までは手前のタクシー乗降場から徒歩で向かいます。
【1日目】
2024年に起きた林道崩落につき、一ノ沢登山口までは手前のタクシー乗降場から徒歩で向かいます。
一ノ沢登山口。
特に宿泊施設などがあるわけではないので、この林道の補修は当分進まないのでしょうか。
一ノ沢登山口。
特に宿泊施設などがあるわけではないので、この林道の補修は当分進まないのでしょうか。
山の神。
行って参ります。
山の神。
行って参ります。
烏帽子沢の左岸を行きます。
烏帽子沢の左岸を行きます。
何度か渡渉があります。
増水すると厳しそうな箇所もありました。
何度か渡渉があります。
増水すると厳しそうな箇所もありました。
高度を上げると紅葉が現れます。
高度を上げると紅葉が現れます。
渋めの色あいですね。
渋めの色あいですね。
目立ったのはナナカマド。
目立ったのはナナカマド。
胸突八丁からは急登なので、ところどころ休憩しながら登ります。
胸突八丁からは急登なので、ところどころ休憩しながら登ります。
森林限界に出ました。
稜線上は雲が流れていくので、意外と空は明るかったです。
森林限界に出ました。
稜線上は雲が流れていくので、意外と空は明るかったです。
予定より少し遅れましたが、無事に常念小屋に到着。
予定より少し遅れましたが、無事に常念小屋に到着。
夕飯前でしたが…お先に!
夕飯前でしたが…お先に!
ハンバーグ、ふっくらジューシーで美味でした。
付け合わせの野菜が最高でした。
ハンバーグ、ふっくらジューシーで美味でした。
付け合わせの野菜が最高でした。
夜だけBarになるみたい。
消灯まで、談話室でおしゃべりしてました。
夜だけBarになるみたい。
消灯まで、談話室でおしゃべりしてました。
【2日目】
早朝スタートだったので、お弁当。
焼きおにぎりって珍しいな。
【2日目】
早朝スタートだったので、お弁当。
焼きおにぎりって珍しいな。
4時スタートで山頂へ。
雨が降っていたので、なかなか集中力を要しましたね。
4時スタートで山頂へ。
雨が降っていたので、なかなか集中力を要しましたね。
山頂の祠。
常念岳(2857m)
ウラシマツツジ
下山時もまだ雨は止まず。
下山時もまだ雨は止まず。
少しずつ稜線上のガスが流れ始めました。
少しずつ稜線上のガスが流れ始めました。
おお〜、久しぶりに大きな虹を見たな〜
おお〜、久しぶりに大きな虹を見たな〜
小屋の周りも紅葉が見頃のようですね。
小屋の周りも紅葉が見頃のようですね。
無事に小屋まで降りてきました。
無事に小屋まで降りてきました。
最後は青空が顔を出しました。
最後は青空が顔を出しました。
ナナカマド、今年は沢山お目にかかりました。
ナナカマド、今年は沢山お目にかかりました。
展望は残念でしたが、しっとりとした山はいいものです。
展望は残念でしたが、しっとりとした山はいいものです。
木道や木橋ではスリップに注意!
木道や木橋ではスリップに注意!
沢も渡渉できないほどには増水していなかったので良かったです。
沢も渡渉できないほどには増水していなかったので良かったです。
しゃくなげの湯でカツカレー。
しゃくなげの湯でカツカレー。
そして松本駅でざるそば。
食い倒れました。
そして松本駅でざるそば。
食い倒れました。

感想

ガイド山行のツアーレポートです。

【1日目】
穂高駅からタクシー乗降場へ移動。
下山後の荷物預かりを安曇観光タクシーが行ってくれ、対応は丁寧。

一ノ沢登山口まで徒歩で移動後に、登山開始。
少し雨交じりの天気となり、ウェアの調整をこまめに行う必要があったが、本ツアーは中級者向けで、大半の方は登山中の行動に手慣れた様子。

ただ、一部のお客様で雨天にもかかわらず防水グローブを所持していなかったり、登山靴がローカットの方もおり、10月の森林限界を歩くための装備不足は否めなかった。

途中、胸突八丁あたりで体調不良を訴える女性1名と、ペースが速いと訴える女性1名がいたため、この2名を連れ、後ろから追いかけるかたちをとった。

別チームはTDとともに先行して常念小屋まで上がってもらい、約20分ほどの遅れで小屋に全員が到着。
18時から夕食となるが、高度障害のお客様1名は吐き気から夕食に手がつけられず、翌日のアタックも小屋での待機となった。
(翌日には回復し、順調に下山された)

【2日目】
朝4:00に小屋をスタート。
雨の降る中でのアタックとなった。
別チームの男性1名に若干の身体トラブルがあり、暗がりでの歩行に乱れが出る。
後方でこれに気付いたため、先頭ガイドに隊列を再編成してもらい山頂まで進む。

山頂では夜明けを迎えたので、記念撮影だけ行い足早に下山。
小屋での荷造りを終え、一ノ沢登山口まで降りる。

別チーム、歩行に不安のある男性にガイドがスリングによる転倒防止措置を施し、急場を下る。
自チームでは70代女性に若干の歩行不安が見られ、ゆっくりとしたペースで歩行をしていたが、濡れた木階段でスリップ、右下腿に軽度の打撲を負った。
確認した所、ご本人も歩行には問題がないとのことだったので下山を続行。

終盤では雨が降ったり止んだり。
渡渉が何箇所かあり、丸太橋は何れも滑りやすい状態だったので、細心の注意を払っても何名かはスリップをしていた。

今回は2日間とも雨。
ツアーを楽しんでいただくため、紅葉を含め植生の解説はまめに行うよう心掛けた。
しかし、私自身まだまだ植生については勉強が不足していると感じたので、今後の課題と位置づけて学習していこうと思う。

ツアー案内に関する提案:
今回は雨天装備の不足が目立った。
具体的には防水(防滴)グローブを持ち合わせていなかったため、雨の降りしきる気温7℃の中、素手で森林限界を2時間以上歩き続けなければいけなかった方が複数名いたことが問題。
ツアー会社からの装備案内書類には「薄手のグローブ(冬場はインナーグローブと重ねて)」という表記しかないらしく、季節や天候に応じて必要なグローブの表記がされているようには感じられなかった。
会社担当も理解はされているとは思いたいが、登山装備に関しては「常に一律」ではお客様の安全に関わる場合があるので不足は許されない。
季節や気温、山岳環境などはもちろん、雨風に対応できる装備を事前に案内することは義務であるため、早急な改善を要望した。

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