神の絨毯広がる栗駒山へ 東栗駒から中央コースを周回

- GPS
- 03:51
- 距離
- 6.4km
- 登り
- 527m
- 下り
- 513m
コースタイム
- 山行
- 3:19
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 3:49
| 天候 | 晴後曇 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
・一ノ関駅前オリックスレンタカー~いこいの村栗駒跡地臨時駐車場まで約50分 ・いこいの村~いわかがみ平(シャトルバス)まで10分、往復500円 ⚫︎バスの場合 ・一ノ関~須川温泉(岩手交通 路線バス) https://www.iwatekenkotsu.co.jp/ichinoseki_hiraizumi.html ・くりこま高原~いわかがみ平(宮城交通 予約制) https://www.miyakou.co.jp/info/info-6373/ ・仙台~いわかがみ平(宮城交通 予約制) https://www.miyakoh-kanko.co.jp/bus/9813/ |
| コース状況/ 危険箇所等 |
いずれも初級者向け ・東栗駒コース 東栗駒山を経て山頂に至る。新湯沢の渡渉や東栗駒山からの展望など変化に富むコース。 ・中央コース ほとんどの区間で石畳や丸太の会談が整備されており、道迷いは起こりにくい。最短距離なので急な箇所もあるが手を使うことはない。 |
写真
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
無線機
|
|---|
感想
⚫︎アクセス
21:10、京都発の夜行バスに乗り込みました。スポーツの日の連休に秋を探しに東北の山々を巡ります。
5:30、朝い眠りから覚め窓の外が白みはじめました。福島の須賀川を走っています。Windyによるとこの日が栗駒山の唯一の好天日。八幡平から急遽行き先を栗駒山に変更しました。
7:25に仙台着。8:00発のやまびこ51号で一ノ関へ向かいます。自由席に座り(¥3560)ります。車内で駅前のレンタカーを予約(¥6160)しほっとして、車窓に目をやります。北へ進むにつれて雲が晴れ、青空が広がっていきます。
8:35、一ノ関到着。駅前には登山者らしき人たちがバスを待っています。尋ねると栗駒山に登りに、9:00発の須川温泉行きに乗るとのこと。バスはくりこま高原から予約のみと思い込んでいた。下調べの不足に苦笑いしつつも、自由が効くからと自分に言い聞かせます。
9:40に一ノ関を出発陽光が車窓を照らし、心が弾みます。10:27、いこい村栗駒跡の臨時駐車場着。環境保護協力金¥500を支払い、10:35発のシャトルバスへ。バスは紅葉の道をぐんぐん登り、10:46、いわかがみ平に到着しました。
⚫︎東栗駒コースで山頂へ
レストハウス前に立つと、錦に染まる栗駒山が目に飛び込んできました。絵葉書¥200を買い、水を飲みます。そこで出会ったご夫妻が「世界谷は紅葉のトンネルですよ」と教えてくれました。11:00、東栗駒コースから登山開始です。
登山口から黄や赤に色づく森に足を踏み入れます。早速ぬかるんでいますが、カエデの葉が美しく、軽い足取りで進みます。11:35、新湯沢の渡渉。硫黄の匂いが鼻をかすめ滑り台のような岩盤の上を進みます。紅葉が両側から覆いかぶさるようで、まるで秋の回廊を歩いているようです。
沢を越えると道は乾き、左に穏やかな栗駒山の稜線が見えてきます。手前の紅葉を額縁に写真を撮ります。やがて灌木帯を抜けると、一関盆地がぱっと開け、東栗駒山が姿を現しました。名古屋から来たという男性と話す。彼は会社員として働きながら25年かけ百名山を踏破したベテランです。私も高校生の頃から山に登り始め、気づけば百名山を50座程登っていました。10年位で完登できたらいいなと思います。
12:30、東栗駒山着。風が強くカッパを羽織ります。沢源流を越えると標高差約200mの急登です。背後には早池峰や焼石岳の稜線が広がっています。宮城から来た男性に東北弁で見知らぬ土地の山々を教えてもらいつつ、北東北の大地の広がりを感じました。
⚫︎栗駒山山頂から駆け下りる
13:22、栗駒山山頂。大きな山名板の前は登山者で賑わっていました。たらこおにぎりをかじりながら山座同定を試みます。徐々に最終バスが気になって落ち着かなくなります。名残惜しくも13:50、中央コースから下山開始です。
14:02、分岐を通過。丸石が敷き詰められた道を進むと、眼前には錦の絨毯のような紅葉の斜面が広がります。駆け下りるように進むが、東栗駒よりも短距故の急な坂道と石畳のため、足に堪えます。
14:40にいわかがみ平に戻りました。14:20の最終便は出ているので駐車場まで30分の歩きを覚悟していましたが、臨時のバスが出ると係員さんに言われ救われました。
15:08のバスに乗り臨時駐車場へ戻ります。夕暮れのような空の下、駐車場の車はまばらです。東北では秋の静けさが広がっており、夏の名残りを感じる近畿との違いに驚きました。
しかおのこ
















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