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Yamareco

記録ID: 879395
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

奥茶臼山 〜 しらびそ峠からピストン 〜

2016年05月22日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:43
距離
15.8km
登り
1,368m
下り
1,379m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:49
休憩
0:52
合計
7:41
距離 15.8km 登り 1,376m 下り 1,379m
6:41
29
7:10
7:11
41
7:52
39
8:31
8:32
44
9:16
9:22
62
10:24
10:59
66
12:05
12:13
38
12:51
26
13:17
13:18
32
13:50
32
14:22
0
14:22
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
◇しらびそ峠の駐車場に自家用車を駐車。
・7台ほど駐車可能。
・6時30分頃にほぼ満車でした。
コース状況/
危険箇所等
◆概ねダートのクッションが効いた歩きやすい道です。アップダウンを繰り返しますが、どこもそれほど急登ではありません。
◆尾高山のピーク前後は足元が岩場となっている区間があります。特に危険というわけではありませんが、他の区間があまりにも歩き易かったので少し気になりました。
◆岩本山と奥茶臼山の間の区間で踏み跡が薄い所が何ヶ所かあります。「山と高原地図」にも「迷」マークがあります。もっとも、登山道であることを示すテープ類(赤、ピンク、黄)が要所要所に付けられています。踏み跡が薄い場合は目線を上げてテープ類を探せば、道迷いする可能性は低いと思います。
その他周辺情報 ★かぐらの湯で入浴&食事。
しらびそ峠からスタート。
すでに標高1833mもあるんですね。
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しらびそ峠からスタート。
すでに標高1833mもあるんですね。
まずは木の階段を登ります。
さて、どこまで行けるやら…。
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まずは木の階段を登ります。
さて、どこまで行けるやら…。
左から光岳、加加森山、池口岳。
光岳と加加森山はどっしりとしていますが、これといった特徴がありません。
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左から光岳、加加森山、池口岳。
光岳と加加森山はどっしりとしていますが、これといった特徴がありません。
短い丈の笹原の道を歩いていきます。
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短い丈の笹原の道を歩いていきます。
黄色い花を発見。
名前は不明。
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黄色い花を発見。
名前は不明。
尾高山までは少なくとも0.5kmごとに尾高山までの距離を示す標識が設置されてます。
※ビューポイント分岐にも微妙な距離の標識あり。
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尾高山までは少なくとも0.5kmごとに尾高山までの距離を示す標識が設置されてます。
※ビューポイント分岐にも微妙な距離の標識あり。
前尾高山到着。
この標識少し紛らわしいような…。「前尾高山山頂、もう少し先だよ」とも読める。
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前尾高山到着。
この標識少し紛らわしいような…。「前尾高山山頂、もう少し先だよ」とも読める。
コミヤマカタバミは、まだ眠そう。
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コミヤマカタバミは、まだ眠そう。
苔むす南アルプスらしい樹林帯となりました。
苔好きには堪らないトレイルです。
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苔むす南アルプスらしい樹林帯となりました。
苔好きには堪らないトレイルです。
温かく、湿度が高い季節になって、苔も青々と元気一杯。
生命力のほとばしりが感じられます。
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温かく、湿度が高い季節になって、苔も青々と元気一杯。
生命力のほとばしりが感じられます。
苔の花?
輝く苔の中を歩いていきます。
ここ以上に美しい苔の森を自分は知りません。
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輝く苔の中を歩いていきます。
ここ以上に美しい苔の森を自分は知りません。
バイカオウレン?
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バイカオウレン?
赤いダニ。
苔の絨毯の上に屹立するシラビソの木々
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苔の絨毯の上に屹立するシラビソの木々
尾高山到着。
三角点も設置されています。
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尾高山到着。
三角点も設置されています。
尾高山には「茶臼山まで5.1km」の標識も設置されていました。
まだ5km以上あるんですね…。
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尾高山には「茶臼山まで5.1km」の標識も設置されていました。
まだ5km以上あるんですね…。
尾高山から先は倒木が登山道を塞いでいる所も。
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尾高山から先は倒木が登山道を塞いでいる所も。
依然として綺麗な苔の森のトレイルをたどっていますが、少し食傷気味になってきたので、気を紛らわせるため野草を遊びで撮影。
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依然として綺麗な苔の森のトレイルをたどっていますが、少し食傷気味になってきたので、気を紛らわせるため野草を遊びで撮影。
奥尾高山山頂手前は、苔に覆われた倒木で雑然としていました。
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奥尾高山山頂手前は、苔に覆われた倒木で雑然としていました。
奥尾高山到着。
ここで休憩。
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奥尾高山到着。
ここで休憩。
形のいい葉があったので、パシャリ。
名前は分かりません。いつか調べよう…。
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形のいい葉があったので、パシャリ。
名前は分かりません。いつか調べよう…。
奥茶臼山まで3km標識
奥茶臼山まで3km標識
岩本山到着。
ここでも休憩。
やはり調子がイマイチ。さらにペースダウンして歩くことに。
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岩本山到着。
ここでも休憩。
やはり調子がイマイチ。さらにペースダウンして歩くことに。
奥茶臼山まで2km標識
奥茶臼山まで2km標識
おおっ!木々の間から聖岳と兎岳が見える。
少し元気が出てきました。
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おおっ!木々の間から聖岳と兎岳が見える。
少し元気が出てきました。
空は雲一つない青空でした。
樹林帯歩きが続き、気付きませんでした。
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空は雲一つない青空でした。
樹林帯歩きが続き、気付きませんでした。
立ち枯れの木。
それほどは見かけませんでした。
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立ち枯れの木。
それほどは見かけませんでした。
見晴らしの良い倒木地へと辿り着きました。
赤石岳や荒川岳が見えます。
展望を求めて、登山道を外れて、少し下ってみました。
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見晴らしの良い倒木地へと辿り着きました。
赤石岳や荒川岳が見えます。
展望を求めて、登山道を外れて、少し下ってみました。
荒川岳(と奥に悪沢岳)と赤石岳
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荒川岳(と奥に悪沢岳)と赤石岳
荒川岳と悪沢岳を拡大。
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荒川岳と悪沢岳を拡大。
赤石岳を拡大。
そして、少し北に目をやると仙丈ケ岳までの南アルプスの名峰たちが一望できました。
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そして、少し北に目をやると仙丈ケ岳までの南アルプスの名峰たちが一望できました。
白峰三山と塩見岳を拡大。
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白峰三山と塩見岳を拡大。
さらに北岳と間ノ岳を拡大。
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さらに北岳と間ノ岳を拡大。
さらに塩見岳も拡大。
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さらに塩見岳も拡大。
仙丈ケ岳を拡大。
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仙丈ケ岳を拡大。
甲斐駒ヶ岳も拡大。
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甲斐駒ヶ岳も拡大。
展望地から少し頑張って、なんとか奥茶臼山の山頂に到着。
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展望地から少し頑張って、なんとか奥茶臼山の山頂に到着。
奥茶臼山の山頂には二等三角点が設置されていました。
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奥茶臼山の山頂には二等三角点が設置されていました。
山頂の展望はないので、展望地へと下ります。
展望地までは踏み跡が続いていました。
山頂の展望はないので、展望地へと下ります。
展望地までは踏み跡が続いていました。
前茶臼山とその左手奥に中央アルプスが見えます。
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前茶臼山とその左手奥に中央アルプスが見えます。
中央アルプス拡大。
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中央アルプス拡大。
古いテレビが放置されていました。
昔は林業用の小屋でもあったのかな?
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古いテレビが放置されていました。
昔は林業用の小屋でもあったのかな?
赤石岳の展望が得られる地点まで下り、赤石岳を見ながら休憩しました。
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赤石岳の展望が得られる地点まで下り、赤石岳を見ながら休憩しました。
悪沢岳と荒川岳も正面に見えます。
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悪沢岳と荒川岳も正面に見えます。
奥茶臼山の山頂まで戻ります。
この登り返しが案外きつかった。病み上がりなので、仕方ない。
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奥茶臼山の山頂まで戻ります。
この登り返しが案外きつかった。病み上がりなので、仕方ない。
どのみち、さくさくと登り返せないので、展望を楽しみながら、ゆっくりと歩きます。
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どのみち、さくさくと登り返せないので、展望を楽しみながら、ゆっくりと歩きます。
白峰三山を拡大。
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白峰三山を拡大。
ダンシング・シラビソ発見。
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ダンシング・シラビソ発見。
時間的な余裕はあるので、写真を撮りながら、ゆっくりと下ります。
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時間的な余裕はあるので、写真を撮りながら、ゆっくりと下ります。
カタバミも陽が高くなってきてようやくお目覚めの様子です。
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カタバミも陽が高くなってきてようやくお目覚めの様子です。
バイケイソウ
そこかしこでバイカオウレンが咲いていました。
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そこかしこでバイカオウレンが咲いていました。
三つの三つ葉。
一つピントが合っていなかった…。
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三つの三つ葉。
一つピントが合っていなかった…。
キノコ。
種類はさっぱり分かりません。
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キノコ。
種類はさっぱり分かりません。
苔の胞子体を拡大
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苔の胞子体を拡大
紫色が濃く見えるコミヤマカタバミ
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紫色が濃く見えるコミヤマカタバミ
「山と高原地図」(奥尾高山の少し奥茶臼山寄りの地点)に「奥茶臼山が見える」とありますが、木が育って、この程度しか見えませんでした。
「山と高原地図」(奥尾高山の少し奥茶臼山寄りの地点)に「奥茶臼山が見える」とありますが、木が育って、この程度しか見えませんでした。
木々の間から見た中盛丸山から聖岳にかけて。
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木々の間から見た中盛丸山から聖岳にかけて。
草の葉を撮影しながら、歩いてみました。
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草の葉を撮影しながら、歩いてみました。
よくよく見ると可愛い葉もありますね。
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よくよく見ると可愛い葉もありますね。
このような変わった形の葉も。
勉強不足で全く種類は分かりませんが、それなりに楽しめました。
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このような変わった形の葉も。
勉強不足で全く種類は分かりませんが、それなりに楽しめました。
ハイランドしらびそが見えてきました。
ゴール間近です。
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ハイランドしらびそが見えてきました。
ゴール間近です。
綺麗な林ともお別れです。
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綺麗な林ともお別れです。
ビュースポットに寄り道しながら、下山します。
聖岳から光岳までの稜線を撮影するも、スカイフィッシュが…。
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ビュースポットに寄り道しながら、下山します。
聖岳から光岳までの稜線を撮影するも、スカイフィッシュが…。
聖岳(やら兎岳やらモコモコ)と上河内岳
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聖岳(やら兎岳やらモコモコ)と上河内岳
車道まで戻ってきました。
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車道まで戻ってきました。
少ししんどかったですが、本日も良い山行でした。
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少ししんどかったですが、本日も良い山行でした。

感想

どうやら食あたりしたようで、月曜日から体調を崩し、火曜日から金曜日まではほぼ寝たきり状態。発熱と激しくお腹が下る状態が続き、脱水症状気味で座っていることさえキツイ状態が金曜日まで続きました。
前日の土曜日にお腹の調子がなんとか回復してきたので、近場で軽く歩いてみることにしました。

「お気楽半日コース」というイメージがあった奥茶臼山を第一候補としました。
しかし、調べてみると、その奥茶臼山は、登山口のしらびそ峠まで片道2時間30分以上かかり、コースタイムは8時間強もあります。
少し不安でしたが、朝起きると考えていた以上に体調が良さそうだったので、歩けるところまで歩いてみることとして、奥茶臼山に登ってみることにしました。

結果として予感的中で体力的にキツイ山行となりましたが、なんとか歩き通すことができました。
とはいっても、キツかったのは歩いている時のみ。
帰宅後の今は心身ともにリフレッシュでき、先週まで病に伏していたのが嘘のように元気になりました。
それは今回の山行が充実していたからこそ。

しらびそ峠から奥茶臼山までのルートは素敵なルートでした。
展望が開けた所は多くはありませんが、展望地では南アルプスの雄大な展望を楽しむことができます。
奥茶臼山は、鳳凰山、笊ヶ岳、中央アルプスに並ぶ屈指の南アルプスの展望台でした。
そして、展望地以外は樹林帯歩きとなりますが、今回の山行ではこの樹林帯歩きがとても楽しかったのです。
緑輝く美しい苔に覆われたシラビソやコメツガの森。
至る所で目にできる草と苔の新緑の息吹。
苔好きには堪らない絶品トレイルがそこにはありました。

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