ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 8796774
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
霧島・開聞岳

開聞岳

2025年10月10日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:40
距離
8.0km
登り
826m
下り
826m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:40
休憩
0:57
合計
5:37
距離 8.0km 登り 826m 下り 826m
7:32
4
スタート地点
7:50
43
8:33
8:35
9
8:44
8:45
24
9:09
5
9:14
7
9:21
16
9:37
28
10:05
10:49
14
11:03
18
11:21
6
11:27
11:28
9
11:37
21
11:58
11:59
8
12:07
12:15
35
12:50
19
天候
過去天気図(気象庁) 2025年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
かいもん山麓ふれあい公園駐車場(無料)
コース状況/
危険箇所等
ふれあい公園管理棟前に登山ポスト。よく踏まれた登山道。
その他周辺情報 民宿かいもん
民宿かいもん。8匹の猫がいる。客室には来ない。
2025年10月10日 07:17撮影 by  iPhone 14, Apple
10/10 7:17
民宿かいもん。8匹の猫がいる。客室には来ない。
ふれあい自然公園から見た開聞岳。あの山頂まで行くのかと思うと緊張感がみなぎる。
2025年10月10日 07:38撮影 by  iPhone 14, Apple
10/10 7:38
ふれあい自然公園から見た開聞岳。あの山頂まで行くのかと思うと緊張感がみなぎる。
2025年10月10日 07:53撮影 by  iPhone 14, Apple
10/10 7:53
ヌメリツバタケ。南の地ではでかい。うまいキノコだが、今日は採って帰っても食べる余地がない。
2025年10月10日 08:24撮影 by  iPhone 14, Apple
10/10 8:24
ヌメリツバタケ。南の地ではでかい。うまいキノコだが、今日は採って帰っても食べる余地がない。
視界が開けた。海の広がりと輝きが素晴らしい。
2025年10月10日 08:32撮影 by  iPhone 14, Apple
10/10 8:32
視界が開けた。海の広がりと輝きが素晴らしい。
5合目には展望台がある。
2025年10月10日 08:33撮影 by  iPhone 14, Apple
10/10 8:33
5合目には展望台がある。
ノササゲ
2025年10月10日 08:34撮影 by  iPhone 14, Apple
10/10 8:34
ノササゲ
ヤマジノホトトギス
2025年10月10日 09:07撮影 by  iPhone 14, Apple
10/10 9:07
ヤマジノホトトギス
心が洗われる眺め。
2025年10月10日 09:09撮影 by  iPhone 14, Apple
10/10 9:09
心が洗われる眺め。
広い。
2025年10月10日 09:09撮影 by  iPhone 14, Apple
10/10 9:09
広い。
長崎鼻が見える。
2025年10月10日 09:10撮影 by  iPhone 14, Apple
10/10 9:10
長崎鼻が見える。
岩の上を渡っていく。
2025年10月10日 09:11撮影 by  iPhone 14, Apple
10/10 9:11
岩の上を渡っていく。
ツワブキ。天然の花を見るのは初めてかも。
2025年10月10日 09:12撮影 by  iPhone 14, Apple
10/10 9:12
ツワブキ。天然の花を見るのは初めてかも。
島はどこにあるのか・・・
2025年10月10日 09:12撮影 by  iPhone 14, Apple
10/10 9:12
島はどこにあるのか・・・
仙人洞
2025年10月10日 09:14撮影 by  iPhone 14, Apple
10/10 9:14
仙人洞
岩を越えて
2025年10月10日 09:18撮影 by  iPhone 14, Apple
10/10 9:18
岩を越えて
2025年10月10日 09:29撮影 by  iPhone 14, Apple
10/10 9:29
2025年10月10日 09:35撮影 by  iPhone 14, Apple
10/10 9:35
2025年10月10日 09:39撮影 by  iPhone 14, Apple
10/10 9:39
2025年10月10日 09:39撮影 by  iPhone 14, Apple
10/10 9:39
2025年10月10日 09:41撮影 by  iPhone 14, Apple
10/10 9:41
山頂三角点
2025年10月10日 09:50撮影 by  iPhone 14, Apple
10/10 9:50
山頂三角点
三角点を確認するkinuasa
2025年10月10日 09:56撮影 by  iPhone 14, Apple
10/10 9:56
三角点を確認するkinuasa
180度の展望。
2025年10月10日 10:03撮影 by  iPhone 14, Apple
10/10 10:03
180度の展望。
心が広くなる?眺め
2025年10月10日 10:03撮影 by  iPhone 14, Apple
10/10 10:03
心が広くなる?眺め
再び天女が舞い降りて
2025年10月10日 10:05撮影 by  iPhone 14, Apple
10/10 10:05
再び天女が舞い降りて
山頂直下に御岳神社を詣でる。
2025年10月10日 10:37撮影 by  iPhone 14, Apple
10/10 10:37
山頂直下に御岳神社を詣でる。
ススキは秋を感じさせるが、夏のような暑さ
2025年10月10日 10:52撮影 by  iPhone 14, Apple
10/10 10:52
ススキは秋を感じさせるが、夏のような暑さ
こんな階段もある
2025年10月10日 10:55撮影 by  iPhone 14, Apple
10/10 10:55
こんな階段もある
2025年10月10日 10:59撮影 by  iPhone 14, Apple
10/10 10:59
2025年10月10日 11:00撮影 by  iPhone 14, Apple
10/10 11:00
トカゲ
2025年10月10日 11:13撮影 by  iPhone 14, Apple
10/10 11:13
トカゲ
2025年10月10日 11:36撮影 by  iPhone 14, Apple
10/10 11:36
2025年10月10日 12:28撮影 by  iPhone 14, Apple
10/10 12:28
長崎鼻から見たその日の開聞岳
2025年10月10日 13:50撮影 by  iPhone 14, Apple
10/10 13:50
長崎鼻から見たその日の開聞岳
2025年10月10日 13:53撮影 by  iPhone 14, Apple
10/10 13:53
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ザック 昼ご飯 飲料 レジャーシート 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ GPS ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 サングラス カメラ シュリンゲ

感想

おととい神戸から鹿児島空港へ飛び、その日のうちに霧島の韓国岳に登って、昨日は野湯巡り、その足で薩摩半島南端近くの開聞までやってきた。「民宿かいもん」は登山者の客にいろいろと便宜を図ってくれることや、食事がうまいことで評価が高いので、ここを登山前夜の泊地とした。サラリーマンの定年後にこの宿を始めたというご主人とひとしきり世間話をして、風呂に入ればもう晩飯の時間だ。食事はおかみさんの手作りだ。サーロインコロコロステーキの柔らかな食感に感動し、揚げたてのさつま揚げをほおばり、豚足のディープなうまみを味わい・・・うまいものの枚挙を始めたらこの記録は終わらない。普段より多い3組4人の客とホストの2人、みんなの会話も盛り上がってワイワイと過ごす。昔のアイドルといえば高田みずえがこの地の出身だとか(もはや、それ誰?の時代だが)。そういえば、おかみは何となく高田みずえに似ているような気もする。もともとは襖一枚でつながっていた昔のつくりの部屋に仕切りを入れた客室だが、いい調子で酔っ払ってすぐ寝入ってしまう我々であった。もとは古い家ではあるが、共用のトイレ、浴室など水回りはきれいに刷新されている。洗濯もでき、徒歩1分の所にはコインランドリーもあるので、大型の乾燥機で10分もすればきれいに乾く。野湯にまみれた衣類をきれいにかたずけられるのはありがたい。
翌日、6時過ぎには朝食を準備してくださり、早い出発が可能だ。台風22号が東に去って一安心と思っていたら、23号が早くも発生して接近中ということで心配だったが、ふたを開けてみれば素晴らしい好天となった。ふれあい公園駐車場に車を置いて、キャンプ場を横切り開聞岳を見上げながら進む。さらに舗装道路を最高部まで登ったところが「登山口」である。ここから山道に入る。周囲は暖帯広葉樹に覆われ、道は雨水に削られたのだろう、くぼみとなって続いている。まもなくして看板と指導標の立つところに出る。2,5合目と書かれている。ここから木々は一層茂ってちょっとジャングルっぽい様相を呈する。南の山を感じさせる環境だ。眺めはない。石ころに足を取られないように注意しながら登っていく。ようやく眼前が明るくなり視界が開けると、真っ青な海の広がりが目に飛び込んでくる。ここはちょっとした展望地として柵などが設置されており、5合目とされている。この先、再び樹林の中をひたすら登る。相変わらず視界は利かない。等高線は徐々に詰まっていくが、道はカタツムリの渦のようにぐるぐると山の周囲を回るようについているため、傾斜は一定で急登となることはない。それが単調でつらいともいえるが、一定のペースを維持すれば、次第に高度を上げてやがてはてっぺんに着くという安心感を生みもする。7合目あたりから足元は大岩を踏むようになる。岩といっても角は丸く、いわゆる岩場という感じではない。相変わらず周囲は樹林帯である。大岩の重なりの隙間は洞窟のような広がりとなって、「仙人洞」の名が与えられていた。これを越えて少々上ると、やっと所々で眺望が開ける。真下は錦江湾の入り口付近である。長崎鼻も細くきれいな鼻先を伸ばし、大洋に向かって突出している。その対面には大隅半島が見えるが、さらにその先に見えるという種子島や屋久島は白くかすんだ空のもとではその姿をしかととらえることができないのだった。
道はやや急となって、もう山頂が射程内と思えば、気合を入れて一気登ることができるのだった。そして眼前に岩が現れると、もう三角点の埋設された開聞岳の山頂である。岩の上に立って周囲を見渡す。南側に南西諸島の島影を追うが、ガスが流れてきて思うに任せない。ガスが途切れて青空が広がっても、島を目視でとらえるには少々かすんでいる。北側眼下には昨日その脇を通過した池田湖が紺碧の水をたたえて横たわっていた。我々を含めて3パーティーが山頂のひと時を共有している。我々はここで軽い昼食をとる。
風に煽られて汗が冷えると肌寒いくらいだ。好天は続いているが、台風がゆっくりと接近中であり、今のうちに下山しておこう。ということで下り始める。足元の岩くずに足を取られないように注意しながら下って駐車場についたのは午後2時ごろで、まだ十分、時間がある。そこで、長崎鼻に寄っていくことにした。40余年ぶりの長崎鼻から、先ほどまでいた開聞岳の山頂を仰ぐ。あの山のてっぺんに登ったのかと思うとちょっと感動的、そんな見事な姿の開聞岳である。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:11人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら