茂倉岳避難小屋泊 快晴の谷川岳の紅葉


- GPS
- 10:39
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 1,270m
- 下り
- 1,837m
コースタイム
- 山行
- 3:33
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 4:16
- 山行
- 4:51
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 6:06
天候 | 1日目:ふもとは晴れ 山上は霧で風あり。2日目:霧のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
天神尾根も、ちょっとした鎖場はあります。 西黒尾根は鎖場たくさんあります。 谷川岳〜一ノ倉岳は強風時あおられて東側に滑落注意 |
その他周辺情報 | 地元の温泉 諏訪ノ湯350円、石鹸なし、源泉かけ流しでおすすめですが木・金は休みでした。 |
写真
感想
山で知り合った女性と避難小屋で合流するという斬新なパターンで(無事に会えるかな?)谷川連峰へ。
女性は、馬蹄形縦走するので暗いうちから出発し、反時計回りに縦走して避難小屋へ。
標準タイムで10時間を余裕で超える長丁場なうえに、藪漕ぎ区間が結構あるというハードなルート。
一方自分はゆっくり出発し、ロープウェイも利用して4時間程度というゆる登山。
予報では、1日目は午前中霧で午後には晴れてきて、風もさほど強くない予想。
自分はロープウェイ降り場を12時前に出発。そこそこ晴れて、眺望もあり。
ただ、標高を上げるにつれ雲の中に突っ込み、風も出てきました。
14時ころ肩の小屋手前、大きな荷物を持った高齢の方(75くらいだそう)に追いつきました。茂倉の避難小屋まで行く予定だったそうですが、「思ったよりペース上がらず、この先行くのはどうでしょうね?」と聞かれ。
このペースだと17時前になりそうだし、風もあるからちょっと危ないかなとも思いました。予約なしで肩の小屋泊まれるか心配していましたが、平日だしこの状況なら安全優先と思い、肩の小屋を勧めました。
天狗の留まり場あたりからすでに眺望はなく、空は灰色だし、風も吹いてきました。もしこの先何かあって動けなくなったら低体温症怖いので、防寒具をすべて着込み、(さっきまで半袖だったのに!)たいした風でもないのに心細くなってきました。
幸い風はときどき強く吹く程度で16時に避難小屋に到着。2名先客がいて、合流予定の女性もいて一安心。
でも聞くところによると、レインウェアの中身までびしょぬれで、朝日岳のあたりで撤退を考えるほどの暴風雨だったそう!
元気そうにも見えましたが、後で聞いたら小屋でもだいぶ寒かったそう。体力があるから無事であったけど、何か手助けにならないか考えるべきでした・・・。自分が同じルートを歩いていたら果たして無事にたどり着けたか・・・。しかも自分は午後の遅い時間に弱くなった風の中を歩いただけで心細くなってしまったのに・・・。彼女の精神力に脱帽です。
早朝に台風22号が八丈島付近を(島に甚大な被害をもたらして)通過しましたが、おそらくその影響。予報では曇りで風速5-6M/Sでしたが、ここまで予報とかけ離れる場合もあるんだなと思いました。(台風は、ちょっと進路が変われば風も変わるので、改めて要注意です。)
もう一人小屋にいた方は、以前に乗鞍岳の管理人をされていたそうで、山のベテランの風貌でした。
茂倉の避難小屋は、数年前に建て替えられたのできれいで、15人は泊まれる広さで、水場も近くにあり(今回も十分量出ていました)、トイレもあります。
食事は、自分はたいていレトルトパックをあたためるだけですが、餃子を焼いているのをみて、調理するのもいいなと思いました。特に1泊程度で荷物少ない場合は・・。
さて翌日、4時に起きて外を見ると・・・、霧・・・。
んー。
まあ今後晴れるかもしれないので、準備をして夜明け前に出発。
しばらく歩いていると、なんと!
だんだん霧が晴れていくではありませんか!
一ノ倉岳につく頃にはすっかり見渡せるようになり、夜明け時には幻想的な風景が広がりました。昨日の天気からの今日なので、感動はひとしお。
時折雲が流れて、紅葉に朝日がさして、谷川岳に至るまで最高の稜線を歩くことができました!
肩の小屋でお茶して、西黒尾根を下山。昼前に登山口につきました。
ありがとうございました!
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する