君尾山(きみのおさん)✨樹齢2000年の大トチの木は圧巻でした。国宝の仁王門や展望台見どころいっぱいのハイキング😀


- GPS
- 05:28
- 距離
- 7.2km
- 登り
- 487m
- 下り
- 489m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2025年10月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
京都府綾部市の「君尾山(きみのおさん)」に登ります。
今回の見どころは国宝「仁王門」と、樹齢2000年の大トチの木です。
静かな光明寺(こうみょうじ)さんでお参りをして、巨木の森を歩いて山頂を目指します。
はるか昔の建築物と、日本の歴史を生きてきた幻の大トチを訪ねる山旅です。
さて、国宝に選定されるには、どのような基準があるのでしょう。
まず日本にはたくさんの文化財があります。
刀、絵画、建物、歌舞伎などなど。
その中で重要な文化財は「重要文化財」として選定されます。
たくさんある文化財の中で、重要文化財に選ばれることだけでもすごいことです。
そして、国宝はさらに重要文化財の中から、極めて貴重なものに与えられる称号なのです。
文化庁の登録基準で国宝は「重要文化財のうち極めて優秀で、かつ、文化史的意義の特に深いもの(建造物の部)」とされています。
そんな国宝の一つが京都府綾部市の光明寺さんにありました。
「二階建ての仁王門」です。
国宝に指定される前の仁王門は、なんとか建っているくらい倒壊寸前の状態だったそうです。
そこで昭和二十五年に解体修理が行われます。
修理を進める中で、上層の柱に鎌倉時代の年代が書かれた墨書が発見されました。
鎌倉時代に二階建ての門が建てられ、それが山奥の寺院に残っていたことは大変貴重なことであると昭和二十九年に国宝に指定されます。
現在の修理が終わった仁王門は、堂々たる姿で光明寺さんを守っています。
今回ももう一つの目的「幻の大トチ」。
樹齢2000年という、もう日本の歴史を全部知っているとも言える長寿の木です。
その大きさも驚きですが、木の横に立つと言葉では言い表せない畏怖と美しさがありました。
聖徳太子が光明寺さんを創建した西暦599年。
その時代にも、この大トチの木は生きていたと思うと精霊が宿っていても不思議ではありませんね。
しかし、その大トチも幹の大部分を失っています。
それも斜面に立っていて、よく倒れずに立ってるなぁという印象でした。
ですが大トチは葉をつけて、今も生きています。
これからも歴史を見続けてほしいですね。
歴史と生命を感じる山旅。
山頂はゆっくりと目指します。
昔の時代を見ることはできませんが、今に残る歴史を見て想像するのも楽しいですね( ´ ▽ ` )
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