記録ID: 8832854
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科
赤岳 八ヶ岳山荘より
2025年10月18日(土) [日帰り]


体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 11:43
- 距離
- 17.2km
- 登り
- 1,500m
- 下り
- 1,491m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 9:55
- 休憩
- 1:45
- 合計
- 11:40
距離 17.2km
登り 1,500m
下り 1,491m
17:10
ゴール地点
なんだかんだと忙しくて約3ヶ月ぶりの山行。
前々から積雪期に赤岳にチャレンジしたいと思いつつ、日帰りはかなりハードそうだし、自分の体力で本当にいけるん?やっぱ確かめてみないと、とゆうことで、偵察をかねて行くことに。
長丁場になるので1時間早めの出発をと思い、5時に八ヶ岳山荘到着。
もう真夏の盛りも過ぎて朝5時はまだ薄暗い中、既にかなりの台数が駐車。
本音はやまのこ村まで車で行きたかったんだが、積雪期は歩きになることを考えて、同じようにここから歩き始めねばと思い、あえて苦行(そんな大したもんじゃないか)を選んで、身支度を整えて出発。
途中、案の定何台もの車に抜かれ、やっぱそうだよね、と早くも挫けそうになる心を振るい立たせて、黙々と歩き続けた。
この林道は積雪期の硫黄岳に登るのに歩いたことがあるので、途中バイパスする樹林帯を抜けながらサクサクと進んでいく。が、これが間違いのもとだった。
うろ覚えのまま、これが最後だったっけと思いながら数回目のバイパス路に突入してしばらく歩いていると、何となく違和感が。しかし赤テープはずっと続いているので、まぁこれであってるんだろうなくらいの気持ちで進み続ける。でも、やっぱこれは見たことない風景だなと思い、ここで初めてヤマレコ地図を確認。やっちまった・・・これ北沢へ抜ける道じゃん。もっと早く確認しとけ、ボケ!
とゆうわけで、来た道を戻ることに。しかし同じ道を林道まで戻るのは距離あるし、
沢筋にそって降りればすぐに林道に戻れそう。目の前の沢筋はほとんど高低差も無い涸れ沢だし、ここを降りて行くことに。しばらく歩くと林道が見え、やまのこ村のすぐ手前に到着。林道歩いてる人は、なんでこんなところから人が出てきたんだ?と思っただろうな。ちょっとこっぱすかしい気持ち(多分誰も気にしてないんだろうが)で速足で歩くと、すぐに美濃戸山荘に到着。しかし、インナーとニット系のミドルレイヤーで、出発時は肌寒い感じだったのが、既に汗だく。
しばし休んで、南沢に突入することに。北沢側は堰堤広場まで歩きやすい林道が更に続くけど、南沢はいきなり山道。突入してすぐに渡渉の橋があり、しばらくすると結構な急登が始まる。岩混じりで微妙に足を持っていかれそうにな道が多く、地味に疲れ、ペースも上がらない。延々と歩き続けて、最後は広い涸れた沢をしばらく歩くとようやく行者小屋に到着。
ここで八ヶ岳ブルーを背景にした稜線に癒されながらエネルギーを補給して、無雪期登山で初めてヘルメットを装着して、万全の状態で地蔵尾根目指して出発。
歩き始めてほどなくすると急登が始まるが、土面が多いため急坂を歩く感じで、ペースを保ちやすく、意外といい感じじゃんと思いながらどんどん高度を稼ぐ。しかしそれも、一つ目の階段が出てくる手前くらいまでだった。ここから先はかなり疲れる、急登、鎖場、階段の次々に。キツイなぁと思いながらようやくお地蔵様までたどり着いた頃には、かなりの強風に行く手を阻まれる。気力を振り絞って、稜線のお地蔵様にたどり着いた頃には、耳が痛いくらいの爆風状態に。
なんとか赤岳展望荘の裏(東側)にたどり着き、ここでしばし休憩。
展望荘の建屋の影から出たとたんに、再び爆風にさらされながら頂上を目指す。何もなければ歩きやすい稜線なんだろうけど、途中、何度も爆風によろけながらなんとか頂上山荘へ到着。ちょっと時間かかりすぎやなぁ。昼過ぎには晴れ間がなくなる天気予報だったので、12:00までに頂上に着きたかったんだが、間に合わず、頂上では待ったく展望なし。相変わらず風も強いし、登頂の証拠写真だけ取って、さっさと降りることに。
文三郎尾根側への最初の分岐から見下ろすと、かなりの急降下な感じ。でも、岩場に囲われた感じでホールドも多く(鎖も)、地蔵尾根ほど高度感がない。(私見ですが)急な割には安心して下りられるので、やっぱ冬は登り地蔵、下り文三郎が良いな、とやっぱ来てよかったわと自己満足。
しかし、この急降下は膝にきついなぁと思いながら、延々と下る。
阿弥陀岳との分岐を過ぎてしばらくすると今度は何度も階段が出てくる。階段嫌い(坂道好き)の身にはキツイよなぁ。我慢しながら下り続けて、再び行者小屋へ到着。
行者小屋に到着したころには、すっかり曇り空。本来ならここで火を起こして昼を食べる予定が、時間もかなり押していたので、あきらめて今回はパス。
後は、軽快に俊足を飛ばして降りるだけ、と思いきや、やはり長い長い南沢の道は時間がかかった。多分ここは積雪期の方がずっと歩きやすい(トレースが付入れてば)んだろう。
もうかなり膝に来ていたので、飛ばした(つもりの)割には、美濃戸山荘に着いたのはCTより少し早い程度。少し薄暗い感じになってきたので、ヘッデンを準備して、最速で八ヶ岳山荘に向かう。帰りは、反省も踏まえて、バイパス路を使わず、ひたすら林道を歩き続け、意外と早く到着。結局、歩きやすい分、スピードも出るし、ペースも乱れないので、こちらの方が早いかもと思いながら反省しきり。
八ヶ岳山荘で頂いたコーヒーと昼に食べ損ねたどら焼きを味わながら、今日も一日楽しかったなぁ、と感謝。もう少し体力つけて、時間に余裕持たせた計画にすれば、冬も行けんじゃね?と思えたことが最大の収穫かも。
前々から積雪期に赤岳にチャレンジしたいと思いつつ、日帰りはかなりハードそうだし、自分の体力で本当にいけるん?やっぱ確かめてみないと、とゆうことで、偵察をかねて行くことに。
長丁場になるので1時間早めの出発をと思い、5時に八ヶ岳山荘到着。
もう真夏の盛りも過ぎて朝5時はまだ薄暗い中、既にかなりの台数が駐車。
本音はやまのこ村まで車で行きたかったんだが、積雪期は歩きになることを考えて、同じようにここから歩き始めねばと思い、あえて苦行(そんな大したもんじゃないか)を選んで、身支度を整えて出発。
途中、案の定何台もの車に抜かれ、やっぱそうだよね、と早くも挫けそうになる心を振るい立たせて、黙々と歩き続けた。
この林道は積雪期の硫黄岳に登るのに歩いたことがあるので、途中バイパスする樹林帯を抜けながらサクサクと進んでいく。が、これが間違いのもとだった。
うろ覚えのまま、これが最後だったっけと思いながら数回目のバイパス路に突入してしばらく歩いていると、何となく違和感が。しかし赤テープはずっと続いているので、まぁこれであってるんだろうなくらいの気持ちで進み続ける。でも、やっぱこれは見たことない風景だなと思い、ここで初めてヤマレコ地図を確認。やっちまった・・・これ北沢へ抜ける道じゃん。もっと早く確認しとけ、ボケ!
とゆうわけで、来た道を戻ることに。しかし同じ道を林道まで戻るのは距離あるし、
沢筋にそって降りればすぐに林道に戻れそう。目の前の沢筋はほとんど高低差も無い涸れ沢だし、ここを降りて行くことに。しばらく歩くと林道が見え、やまのこ村のすぐ手前に到着。林道歩いてる人は、なんでこんなところから人が出てきたんだ?と思っただろうな。ちょっとこっぱすかしい気持ち(多分誰も気にしてないんだろうが)で速足で歩くと、すぐに美濃戸山荘に到着。しかし、インナーとニット系のミドルレイヤーで、出発時は肌寒い感じだったのが、既に汗だく。
しばし休んで、南沢に突入することに。北沢側は堰堤広場まで歩きやすい林道が更に続くけど、南沢はいきなり山道。突入してすぐに渡渉の橋があり、しばらくすると結構な急登が始まる。岩混じりで微妙に足を持っていかれそうにな道が多く、地味に疲れ、ペースも上がらない。延々と歩き続けて、最後は広い涸れた沢をしばらく歩くとようやく行者小屋に到着。
ここで八ヶ岳ブルーを背景にした稜線に癒されながらエネルギーを補給して、無雪期登山で初めてヘルメットを装着して、万全の状態で地蔵尾根目指して出発。
歩き始めてほどなくすると急登が始まるが、土面が多いため急坂を歩く感じで、ペースを保ちやすく、意外といい感じじゃんと思いながらどんどん高度を稼ぐ。しかしそれも、一つ目の階段が出てくる手前くらいまでだった。ここから先はかなり疲れる、急登、鎖場、階段の次々に。キツイなぁと思いながらようやくお地蔵様までたどり着いた頃には、かなりの強風に行く手を阻まれる。気力を振り絞って、稜線のお地蔵様にたどり着いた頃には、耳が痛いくらいの爆風状態に。
なんとか赤岳展望荘の裏(東側)にたどり着き、ここでしばし休憩。
展望荘の建屋の影から出たとたんに、再び爆風にさらされながら頂上を目指す。何もなければ歩きやすい稜線なんだろうけど、途中、何度も爆風によろけながらなんとか頂上山荘へ到着。ちょっと時間かかりすぎやなぁ。昼過ぎには晴れ間がなくなる天気予報だったので、12:00までに頂上に着きたかったんだが、間に合わず、頂上では待ったく展望なし。相変わらず風も強いし、登頂の証拠写真だけ取って、さっさと降りることに。
文三郎尾根側への最初の分岐から見下ろすと、かなりの急降下な感じ。でも、岩場に囲われた感じでホールドも多く(鎖も)、地蔵尾根ほど高度感がない。(私見ですが)急な割には安心して下りられるので、やっぱ冬は登り地蔵、下り文三郎が良いな、とやっぱ来てよかったわと自己満足。
しかし、この急降下は膝にきついなぁと思いながら、延々と下る。
阿弥陀岳との分岐を過ぎてしばらくすると今度は何度も階段が出てくる。階段嫌い(坂道好き)の身にはキツイよなぁ。我慢しながら下り続けて、再び行者小屋へ到着。
行者小屋に到着したころには、すっかり曇り空。本来ならここで火を起こして昼を食べる予定が、時間もかなり押していたので、あきらめて今回はパス。
後は、軽快に俊足を飛ばして降りるだけ、と思いきや、やはり長い長い南沢の道は時間がかかった。多分ここは積雪期の方がずっと歩きやすい(トレースが付入れてば)んだろう。
もうかなり膝に来ていたので、飛ばした(つもりの)割には、美濃戸山荘に着いたのはCTより少し早い程度。少し薄暗い感じになってきたので、ヘッデンを準備して、最速で八ヶ岳山荘に向かう。帰りは、反省も踏まえて、バイパス路を使わず、ひたすら林道を歩き続け、意外と早く到着。結局、歩きやすい分、スピードも出るし、ペースも乱れないので、こちらの方が早いかもと思いながら反省しきり。
八ヶ岳山荘で頂いたコーヒーと昼に食べ損ねたどら焼きを味わながら、今日も一日楽しかったなぁ、と感謝。もう少し体力つけて、時間に余裕持たせた計画にすれば、冬も行けんじゃね?と思えたことが最大の収穫かも。
天候 | 晴れのち雲 |
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過去天気図(気象庁) | 2025年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
下山後の無料コーヒーがありがたい |
コース状況/ 危険箇所等 |
・北沢/南沢分岐から行者小屋までは想像以上に長い気がしました ・文三郎尾根は階段多すぎでめちゃ疲れます |
その他周辺情報 | 樅木の湯(ジモティー以外は650円)、看板の明かりが暗いので見過ごしで戻った |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
タイツ
ズボン
靴下
予備手袋
防寒着
雨具
簡易ゲイター
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ハンディスコップ
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
食器兼調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
常備薬
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