雲取山


- GPS
- 12:11
- 距離
- 24.2km
- 登り
- 2,393m
- 下り
- 2,399m
コースタイム
- 山行
- 5:22
- 休憩
- 1:01
- 合計
- 6:23
- 山行
- 4:50
- 休憩
- 1:39
- 合計
- 6:29
過去天気図(気象庁) | 2025年10月の天気図 |
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アクセス |
写真
小屋内で幕営って非常識です。
マナー違反どころか、自然公園法違反。
つまり、違法行為。
管理者の奥多摩自然公園管理センターに問い合わせたら、やはり避難小屋内で幕営は認めていない、と回答がありました。
感想
紅葉見物に今シーズン最後のテント泊のつもりがブチギレ事項多すぎた雲取山ハイキング
【閲覧注意】
紅葉見物に今シーズン最後のテント泊と思い、お馴染みの雲取山に行きました。
結果としては夜の天候が悪そうなのでやむを得ず避難小屋でも過ごすことにしましたが……。
今回の登山はブチギレすること多数ありましたので、そのうち特にヒドいと感じた旨3件ほどを長々と語ります。
今回はいつものギャグ&下ネタなしです。
人によっては不快になると思いますので、予めご注意いただきますよう、お知らせいたします。
良識のない方に読まれることはないと思いますが、語らずにいられないので思いの丈を記載します。
以下に述べる概要として、ゴミポイ捨て、ペット、テントに関するマナーです。
結論としては、山は治外法権区域ではありません。
山の中の違法行為は違法行為です。
許されることではありません。
1.ゴミのポイ捨て多すぎ💢💢💨
ボクは登山を開始したのは2017年であって、何度も参拝している三峯神社の奥に脱初心者にオススメな山ということで、初めてテント泊した雲取山は標高年という深いご縁を感じています。
それ以来とても気に入って何度も雲取山に訪れています。
雲取山、白岩山、妙法ケ岳を経由する修験道の「三山駆け」に拘りがあるくらい敬意をもっています。
某アニメの影響か、雲取山に訪れる方が多くなっています。
その一方で民度が低くなっていることに懸念があります。
ボクは気に入った山は何度も登るし、登り慣れていればペースに余裕があるのでゴミ拾いしながら登ります。
しかし、ここ数年雲取山において、ゴミのポイ捨てが目立ちます。
今回は自分が持ってきたゴミ袋が一杯になるくらいでした。
ゴミを持ち帰っても、コンビニやその辺のゴミ箱に廃棄も同様です。
ゴミ処分はタダではない。
公共の場にあるゴミ箱やコンビニは廃棄物として処分業者に委託します。
「家庭ゴミ持ち込み禁止」の表示を見たことないでしょうか?
つまり本来、ゴミ箱にゴミを廃棄は、ゴミ箱を設置している設備に余計な負担を強いているようなものです。
ゴミ収集は自治会費用で運用されている傾向にあります。
つまり、ご自身の負担で責任をもって自宅で処分が責任のある方法だと思います。
ゴミのポイ捨ては通称・廃掃法違反です。
すなわち違法行為!!!
重大なコンプライアンス違反です。
そしてゴミポイ捨ては獣害拡大に寄与しているという見解があり、ボクもこの見解を支持します。
ポイ捨てされたゴミを野生獣があさり「ニンゲン オイシイモノ タベテイル。ニンゲン コワクナイ」と学習している個体もあります。人間の住んでいる区域は美味しいものがたくさんあって、人里降りてきて食害やら獣害やらを引き起こしているという因果関係が考えられます。
以上の理由から基本に立ち返りましょう。
ゴミのポイ捨ては絶対ダメ!!
2.犬をリードから放して登山すな💢😠💢
「そういう問題じゃねえ!!」
妙法ケ岳登山中にそんな罵声が聞こえた登山者さんがいるかもしれません。
ボクはあまりにマナーの悪い登山一行に怒鳴ってしまいました。
……というのもですね。
飼い犬にリードを繋がず山歩きをしていた連中がいました。
リードを繋いでください、と声をかけたのですが。
「うちの子は優秀だからリードをつけなくても大丈夫なの!」
……と言い返してきました。
こいうコンプライアンス意識のない毒飼い主、マジで軽蔑します。
こういうのをエセ動物愛護者といいます。
なぜなら、リードを繋がず犬の散歩するのは通称・動物愛護菅理法などなど各種法律に違反します。
まして、犬が他の登山者に飛びかかったりして怪我を負わせる、最悪の場合に滑落させたりしたら、責任を負うのは飼い主です。
リードなしは飼い主の重大な過失なので、もはや言い逃れできません。
もちろん、怪我を負わせたら暴行罪、傷害罪、重大な場合は過失致死罪と強烈な刑罰も待っています。
「ウチの子は優秀だからそんなことしない」なんていっても、動物は予想外の行動をする可能性が高い。
なぜなら、盲導犬や介護犬も例外的に命令を無視する行動を訓練されます。
専門的訓練でもこのような例外事項があります。
前述の「ウチの子は……」という言い草は所詮素人の躾です。
飼い犬に予想外の行動をするしない、という保障は皆無と考えられます。
以上のようにノーリードの山歩きは重大なコンプライアンス違反です。
そして、そもそもの話。
三峯神社に敬意をもっていたら、ペットの持ち込みは禁忌くらい判るはずです。
三峯神社の入り口や各所に「ペット持ち込み禁止」の立て看板があります。
それを無視するのはマナー違反です。
三峯神社は山犬信仰が有名です。
ニホンオオカミは洋犬の持ち込んだパルボウィルス感染に絶滅したことが通説となっています。
三峯神社境内は山犬の神霊が守護していると信じられています。
そんな神域にペット持ち込みは三峯神社に対する敬意があるとは思えません。
「知らなかった」では済まされません。
現代は情報化社会です。
観光に訪れるなら、事前に調査するのは当然です。
それをしないのはリサーチ不足だし、実社会においても、そんな程度の基礎欠落な実務能力だろうと考えられます。
なぜなら、趣味に対する姿勢は実務にも現れるからです。
3.テントは指定箇所で張れ❗小屋内でテント張るな😡💣?⚡
テントを張ってよいのは指定箇所だけ。
伝統的に守られてきていたマナーですが、最近はお構いなしにテントを張っているのを見かけます。
これ、自然公園法違反なのは有名なんですが、最近のキャンプブームに便乗したニワカは知らないみたいですね。
雲取山は国立公園だからいわゆる自然保護区です。
だから指定箇所以外で幕営禁止。
自然公園保護法の目的はいわずもがな自然保護です。
指定箇所以外の幕営は自然破壊と留意してください。
頂上や登山道に平気で幕営しているのもたまぁに見かけます。
そして今回は絶句することがありました。
避難小屋で幕営をする者がいました。
あまりに予想外のことなので思考停止状態でした。
下山後、管理している奥多摩自然公園管理センターに確認したら、やはりNGだそうです。
避難小屋は避難として利用する場であって幕営箇所ではない。
小屋内で幕営することで本来の利用者が利用できなくなったらどうする!?
スペースが余っているからいいじゃない、という問題ではない。
テントは指定箇所以外では幕営するな。
この自己中心的な行動が自然環境破壊と思い知れ!!
登山におけるマナーや法律は市販の図書で確認できます。
個人的なオススメは「アウトドア六法」、「登山者のための法律入門」、「山登りの作法」、「やってはいけない山歩き」です。
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