(佐賀県の山完登)正規岳−金立山−金敷城山の縦走


- GPS
- 04:31
- 距離
- 9.2km
- 登り
- 589m
- 下り
- 627m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2025年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
金立山まではハイカーが多く通るようで(水曜会の数十人が毎週登る.100人越えの週もあり),整備されていて歩き易い登山路です. 金立山から名尾峠までは落ち葉の様子から通る人が少ないようですが,歩きやすい尾根路です. 名尾峠から金敷城山へは砂状の路で草が路をかぶっているところもあり,ちょっと楽しさが減ってしまう路でした. 金敷城山から下山口へは巨石パークを通ります.10m以上の巨石が17基点在しており,説明板やコースガイドが設置してあります.巨石を廻る複数の小路が複数走っているので,かえって迷いやすいかも. |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
日焼け止め
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
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感想
佐賀県の山(分県ガイド)38座も今日の3座縦走で完登です.登山口と下山口が離れているので,妻の運転協力を仰ぎました.
登山時のエネルギー消費量,必要水分やコース定数などに関心を持たれている方には,登山の運動生理学やトレーニング学で有名な鹿屋体育大学の山本正嘉名誉教授(20022年度末定年退職)のお名前を聞かれたことはあるかと思います.彼の研究の一つに金立山水曜会(平均年齢69歳)のフィールド調査があり,ここから毎月累積で2,000m登るような軽登山・運動をすることで登山力があがる仮説を提唱されており,ここ金立山はその意味でも有名になっています(その論文はhttps://www.jpnsport.go.jp/tozanken/Portals/0/images/contents/syusai/2021/tozankensyu36/1-3.pdf ).
またこの最近の話だけでなく,金立山上宮と奥宮が山頂近くと山頂にある金立神社は平安時代には既にあり,途中にあった正現稲荷神社も歴史深い神社という信仰上の点と,501.7mという登り易い標高も相まって金立山は地元に根付いたなのでしょう.
金立山へは,らくルートでは2本だけですが尾根筋,谷筋など複数の路が整備されています.正現稲荷神社から100数10m上の正現岳は金立山への途中通過地点的な山で最初は山の山頂とは思いませんでした.途中のコブのような存在です.総じて,整備された登り易い山です.
一方,金立山から金敷城山への縦走路はらくルートでは出て来ませんが,ヤマレコの足跡はしっかりついています.実際,up/downの高低差が少ない尾根路(大門尾根・大門西尾根というらしい)で,迷うことなく整備されています.展望は途中途中しかありませんが,歩き易く気持ちが良い路です.ただ登山路に落ちている落ち葉を見るとここを通る人は少ないようです.そのため,金立山への登りではなかった蜘蛛の巣が結構ありました.
下山口近くは17基の巨岩が山中に散らばっていて,市が巨石パークとして整備されています.それぞれに名前が付けられ説明板も添えられているのでここをゆっくり周るのも面白いでしょう.ただ平地の公園ではなく,山の傾斜のあちこちに点在している巨石を登山路が張巡らされているようなところで,しっかりした登山路を歩いているはずなのにヤマレコの設定コースと少しずれたところを歩いていた,という感じになりちょっと注意が必要かも.
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