黒斑山

- GPS
- 05:18
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 674m
- 下り
- 677m
コースタイム
- 山行
- 4:19
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 5:15
| 天候 | 快晴 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
高峰山・黒斑山から蛇骨岳はどちらも登山道・道標ともにしっかりと整備されていて安心して登山出来る。登山前に浅間山の噴火に関する情報は入手しておくこと。 |
写真
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
携帯トイレ
サーモス
|
|---|
感想
10月も下旬になり、2000m級の山も紅葉の盛りになっているのではと考え、唐松の黄金色とガトーショコラのようなフォルムを観に黒斑山に行こうと考え、さらに北アルプスの大屏風を眺め、北側の山並みも眺めてみたいと思い、始めに高峰山に登り、黒斑山に続いて外輪山北側の蛇骨岳まで足を伸ばすコースで日帰り山行を計画した。
軽井沢からチェリーパークロードを上り、8時過ぎに高峰高原ホテルの駐車場に到着。ザックに防寒・雨対策・食糧(カップうどん+スライスもち+菓子パン)とサーモスにたっぷりのお湯を入れて8時30分にホテル裏の高峰神社鳥居をくぐり高峰山への登りを開始する。すでに2000m近い標高で、木々も黄色くなり始めている。緩やかな登りで汗もかかず最初の道標を見つける。山頂まであと1.1kmと書かれている。高峰温泉の分岐標識を通り、すぐに山頂と思しきピークが正面に見えてくる。最後にちょっと登り9時2分に高峰山山頂に到着する。山頂には標識と三角点に加え高峰神社の奥宮と思われる祠と剣があり、祠に向かい手を合わせる。山頂からの景色は予想通りで南から西にかけて広がる八ヶ岳とアルプスのパノラマを堪能する。特に北アルプスは乗鞍・槍穂高連峰から鹿島槍ヶ岳まで名峰がずらりと並ぶ壮観。まずは目に焼き付け、その後に写真に収め山頂を後にして、高原ホテルの登山口に向けて下山開始。山頂周辺の木々も結構色付いている。復路では正面に黒斑山を頂点とした浅間山の第1外輪山が濃い緑の山体を広げている。9時36分に登山口に戻り、トイレに立ち寄り、その後ホテルを通り抜けて車坂峠に向かう。車坂峠から登りは表コースを登り、途中からの景色を楽しむ事にする。登り始めてしばらくすると紫色の花を登山道脇で見つける。紅葉もピークに近づいている10月末なのに花を見られるとは。多分タカネマツムシソウと思うが何か得した気分。樹林帯の登りでひと汗かいた頃に開けた場所が現れる、コマクサ展望台だ。振り返ると水ノ塔と東篭ノ登が双耳峰のように並び立ち、その左右には後立山連峰と頸城山塊が広がる素晴らしい景色、写真に収めて再び登り始める。車坂峠から約1時間でチョコレート色した山頂部の浅間山が真正面に現れる槍ヶ鞘に到着。左手前に断崖を擁したトーミの頭を従えた浅間山は凄い存在感で見るものを魅了する。ここからは右側が切れ落ちた登りで足元を確認しながら慎重に登り続け10時48分にトーミの頭に到着する。断崖の先端に立つと遮るものの無い空間を隔てて真正面に浅間山が大きく広がる。右手側に雲海を従え山腹は唐松の黄葉が日差しに輝いている。左手は黒斑山から伸びる外輪山のギザギザの稜線が伸びている。振り返るとコマクサ展望台とほぼ同じアングルで北アルプスの山並みも見ることが出来る。休憩している沢山の登山者同様これら被写体を写真に収め、今山行の最高点である黒斑山に向かって最後の登り。10分ほどで黒斑山山頂に到着する。トーミの頭では浅間山と前掛山は一体となって見えていたが、黒斑山まで登ると前掛山の上にドーム状の浅間山がはっきりと確認出来る。明るい日差しの下、山頂部の茶色から唐松の黄葉で黄金色が広がる中腹、さらに湯ノ平から剣ヶ峰の足元まで広がる緑の樹林帯と見事な色の饗宴を見ることが出来る。黒斑山山頂から30分ほど外輪山の稜線沿いに進む。途中浅間山側が開けた場所が現れ、その都度徐々に前掛山の後に浅間山のドームが見えだす。11時38分に蛇骨岳山頂に到着する。ここからの浅間山は前掛山の後に真打ちのように、その存在感を示す。今回の山行で蛇骨岳まで来た理由は、北側の景色を楽しむ為だったが、その期待通りに雲一つない快晴で実現する。
正面の四阿山とその右に広がる草津白根山や苗場山、左側には頸城三山の妙高・火打・焼山をそれぞれ見分けられるほどで、さらにその左側には白馬三山もはっきり視認出来る。風も無く明るい日差しの中の蛇骨岳山頂でお昼休憩を取り、ランチのカップうどん+スライス餅と菓子パン+コーヒーを楽しむ。1時間近く休憩して、12時29分に帰路に着く。途中黒斑山山頂近くの火山監視カメラの構造物を眺め、トーミの頭では、往路よりもはっきりと視認できた富士山や北アルプスを写真に収めて、浅間山の勇姿も見納めして中コースを下る。中コースは景色は無いが歩きやすい下山ルートとして好都合。足早に進み13時48分に車坂峠の登山口に到着。登山口にある社に無事の山行を感謝してお参りをして駐車場に戻る。下山後は蓼科温泉の権現の湯に入り今日歩いた高峰山と黒斑山の山並みが夕日に染まり始めるのを眺める。
Ashiro












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