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Yamareco

記録ID: 8863213
全員に公開
沢登り
甲信越

御神楽岳 水晶尾根

2025年10月25日(土) [日帰り]
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JetUpper その他2人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
12:34
距離
10.2km
登り
970m
下り
970m
歩くペース
ゆっくり
1.41.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
12:12
休憩
0:22
合計
12:34
距離 10.2km 登り 970m 下り 970m
7:14
1
スタート地点
7:15
58
8:13
8:22
431
15:33
15:42
45
16:27
16:28
110
18:18
18:21
86
19:47
1
19:48
ゴール地点
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2025年10月の天気図
アクセス 蝉ヶ平登山口
コース状況/
危険箇所等
取付きまでの沢パートで難しいところはありません。
水晶尾根へ取付いたトマの左俣右岸尾根は泥藪の垂壁、尾根からは脆い極細のリッジが山伏の頭まで交互に続きます。全体的に岩は脆く、浮石も多いため、不用意な動作は危険です。最終水場は本名穴沢とトマの左俣の出合となるので、ここで十分な補給をすると良いでしょう。
帰路にとった栄太郎新道は一般道ではあるものの、上部はザレの急斜面、中盤からは痩せたリッジに付けられた鎖場の急降下の連続、下部は滑る泥岩の急斜面という構成で注意を要します。
その他周辺情報 亀の湯
蝉ヶ平登山口
2025年10月25日 06:59撮影 by  Galaxy S23, samsung
10/25 6:59
蝉ヶ平登山口
予定時刻を大きく遅れて出発。もうこの時点でヘッデン下山は覚悟してます。いきなり藪がうるさい登山道
2025年10月25日 07:17撮影 by  Galaxy S23, samsung
10/25 7:17
予定時刻を大きく遅れて出発。もうこの時点でヘッデン下山は覚悟してます。いきなり藪がうるさい登山道
谷間のデンジャラスなトラバース
谷間のデンジャラスなトラバース
栄太郎新道の出合をパスして前進します
2025年10月25日 08:14撮影 by  Galaxy S23, samsung
10/25 8:14
栄太郎新道の出合をパスして前進します
栄太郎新道の出合から僅かで広谷川へ入渓します。水がたいへん綺麗です
栄太郎新道の出合から僅かで広谷川へ入渓します。水がたいへん綺麗です
出来るだけ濡れないようヘツリを優先していきます
2025年10月25日 08:27撮影 by  Galaxy S23, samsung
10/25 8:27
出来るだけ濡れないようヘツリを優先していきます
ラクダの窓が見えてきました
2025年10月25日 08:44撮影 by  Galaxy S23, samsung
10/25 8:44
ラクダの窓が見えてきました
ここは右から突破
ここは右から突破
この大岩が目印となる本名穴沢出合へ到着。
2025年10月25日 09:02撮影 by  Galaxy S23, samsung
10/25 9:02
この大岩が目印となる本名穴沢出合へ到着。
2025年10月25日 09:04撮影 by  Galaxy S23, samsung
10/25 9:04
左俣の直前で水を補給していきます
左俣の直前で水を補給していきます
トマの左俣を暫く進み、、、
2025年10月25日 09:20撮影 by  Galaxy S23, samsung
10/25 9:20
トマの左俣を暫く進み、、、
右岸の適当なところから取付き、水晶尾根へ向かいます。垂直の泥藪でスタンスが滑りまくるため、腕力登攀です
2025年10月25日 09:39撮影 by  Galaxy S23, samsung
10/25 9:39
右岸の適当なところから取付き、水晶尾根へ向かいます。垂直の泥藪でスタンスが滑りまくるため、腕力登攀です
泥藪登りの途中から見下ろす。凄い斜度です
2025年10月25日 09:47撮影 by  Galaxy S23, samsung
1
10/25 9:47
泥藪登りの途中から見下ろす。凄い斜度です
2025年10月25日 11:09撮影 by  Galaxy S23, samsung
10/25 11:09
水晶尾根co560m付近。ここまで尾根へ乗ってからも延々と激急の痩せ尾根が続きます。途中1ヶ所ロープを出しました
2025年10月25日 11:04撮影 by  Galaxy S23, samsung
10/25 11:04
水晶尾根co560m付近。ここまで尾根へ乗ってからも延々と激急の痩せ尾根が続きます。途中1ヶ所ロープを出しました
短いナイフリッジが断続的に現れます
2025年10月25日 11:12撮影 by  Galaxy S23, samsung
10/25 11:12
短いナイフリッジが断続的に現れます
2025年10月25日 11:12撮影 by  Galaxy S23, samsung
10/25 11:12
岩越しに山伏尾根の威容が見えます
2025年10月25日 11:11撮影 by  Galaxy S23, samsung
10/25 11:11
岩越しに山伏尾根の威容が見えます
振り返る
2025年10月25日 11:29撮影 by  Galaxy S23, samsung
1
10/25 11:29
振り返る
11:55 スラブは直上し、右側の小ルンゼから乗越しました
11:55 スラブは直上し、右側の小ルンゼから乗越しました
右側の小ルンゼ直下
2025年10月25日 12:15撮影 by  Galaxy S23, samsung
10/25 12:15
右側の小ルンゼ直下
2025年10月25日 12:14撮影 by  Galaxy S23, samsung
10/25 12:14
2025年10月25日 12:29撮影 by  Galaxy S23, samsung
10/25 12:29
2025年10月25日 12:34撮影 by  Galaxy S23, samsung
10/25 12:34
ヒレ状の壁が現れました
2025年10月25日 12:47撮影 by  Galaxy S23, samsung
10/25 12:47
ヒレ状の壁が現れました
直登困難なので巻くしかないのですが、落ちるとヤバいのでロープを出します。右からトラバース気味に稜線へ上がりました
2025年10月25日 13:12撮影 by  Galaxy S23, samsung
10/25 13:12
直登困難なので巻くしかないのですが、落ちるとヤバいのでロープを出します。右からトラバース気味に稜線へ上がりました
ロープは20m延ばしてビレイ
ロープは20m延ばしてビレイ
2025年10月25日 14:21撮影 by  Galaxy S23, samsung
10/25 14:21
2025年10月25日 14:21撮影 by  Galaxy S23, samsung
10/25 14:21
ギャップ
ギャップは右からクライムダウンで
ギャップは右からクライムダウンで
2025年10月25日 14:33撮影 by  Galaxy S23, samsung
10/25 14:33
ここは右から巻きました
ここは右から巻きました
2025年10月25日 15:16撮影 by  Galaxy S23, samsung
10/25 15:16
水晶尾根上部は見ごとな紅葉でした。対岸のスラブに雪渓が見えます
2025年10月25日 15:17撮影 by  Galaxy S23, samsung
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10/25 15:17
水晶尾根上部は見ごとな紅葉でした。対岸のスラブに雪渓が見えます
休憩もそこそこに湯沢の頭へ向かいます
休憩もそこそこに湯沢の頭へ向かいます
湯沢の頭まで少しの藪漕ぎ
2025年10月25日 15:30撮影 by  Galaxy S23, samsung
10/25 15:30
湯沢の頭まで少しの藪漕ぎ
2025年10月25日 15:31撮影 by  Galaxy S23, samsung
10/25 15:31
湯沢の頭直下の藪は見事な紅葉でした
湯沢の頭直下の藪は見事な紅葉でした
湯沢の頭へ到着
2025年10月25日 15:32撮影 by  Galaxy S23, samsung
10/25 15:32
湯沢の頭へ到着
下山に使う栄太郎新道
2025年10月25日 16:30撮影 by  Galaxy S23, samsung
10/25 16:30
下山に使う栄太郎新道
山伏尾根越しに水晶尾根
2025年10月25日 16:57撮影 by  Galaxy S23, samsung
10/25 16:57
山伏尾根越しに水晶尾根
登山口駐車場付近の温泉は軒並み営業終了のため、24時間営業の亀の湯で汗を流しました
登山口駐車場付近の温泉は軒並み営業終了のため、24時間営業の亀の湯で汗を流しました
撮影機器:

装備

個人装備
ラバーソール ハーケン ハンマー
共同装備
40mロープ 15mお助け紐 カム

感想

蝉ヶ平からの一般道は以前歩いたことはあり、一般道離れしたエクストリームな登山道は印象に強く残っていました。しかしながら以後この山域の概念はそれ以上追及することはなく、2度と訪れることはないと思っていましたが、今回仲間から水晶尾根の提案を受け、たいへん興味を惹かれました。
予備知識として、いくつかの先人の記録を拝見しましたが、どれも尾根への取付きで難儀している印象。今回はポピュラーと思われるトマの左俣左岸のスラブからのルートではなく、右岸尾根を使い早々に水晶尾根の末端へ乗る計画としました。
結果としてこちらのルートも楽ではありませんでしたが、末端に近い分、水晶尾根を存分に堪能することができ、たいへん充実しました。
この尾根、危険個所は満載ですが、沢・藪岩をやる上でどれも共通する要点を念頭に動ければ全体的に高度な技術を求められるポイントはなく、慣れた向きなら満足できること請け合いです。

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