紅葉の雲取山で三条の湯を堪能し丹波天平へ(鴨沢〜鴨沢西周回)

- GPS
- 12:07
- 距離
- 31.9km
- 登り
- 2,795m
- 下り
- 2,755m
コースタイム
- 山行
- 6:30
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 7:14
| 天候 | 1日目:晴ときどき曇 2日目:晴のち曇 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
高尾05:42(JR中央線) 立川06:01/06:05(JR青梅線) 青梅06:35/06:40(JR青梅線) 奥多摩07:17 奥多摩駅07:25(西東京バス)¥760 鴨沢07:59 復路: 鴨沢西11:19(西東京バス)¥810 奥多摩駅11:58 奥多摩12:06(JR青梅線) 青梅12:43/12:49(JR青梅線) 立川13:22/13:31(JR中央線) 八王子13:43 |
写真
感想
この前、雲取山に登ったのは「標高年登山」の年だったので2017年。↓
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1332827.html
今回は8年ぶりに雲取山に登り、三条の湯に泊まった。
三条の湯は今回一緒に行く友人のひとりから前々からかなりお勧めされていたのだ。
今年の秋は秋晴れの週末が少ない。
金曜日の午後から大雨で土曜日も雲が多かった。
三条の湯の予約が土曜日に取れず、日曜日に1日ずれたのは却ってよかったのかもしれない。
奥多摩駅7:17着の電車で着いて一番に改札を出たのだが、それでも鴨沢西行きのバス停には既に列ができていた。
結果的に1台臨時の増発が出たので、座れなかった人はほとんどいなかったようだ。
鴨沢バス停から登り始め、途中一度林道に出るところに村営駐車場がある。
パトカーが来ていて駐禁の取締りでもやっているのかと思ったが、友人によるとどうやら車上荒らしの通報があったのではないかとのこと。
確かに登山用の駐車場では車上荒らしが多いとは聞いたことがある。
あまり標高を稼がずダラダラとした登りが続くのは記憶のとおり。
七ツ石小屋手前辺りでようやく高度を上げ始め、標高1500m位がこの時期ちょうど紅葉の見頃のようだった。
1日目は雲取山山頂を経て三条の湯まで行かなくてはいけないので、七ツ石山は巻いていくことにしたが、この辺りの紅葉がきれいだった。
ダケカンバは既に落葉していたが、モミジ類の紅葉が見頃で特にイタヤカエデの紅葉がきれいだった。
石尾根に上がると富士山見えるようになる。
七ツ石小屋辺りで見た時は少し雲を被っていたが裾野までよく見えていた。
南アルプスも見えたが、稜線は雲に覆われていて、もしかしたら雪が降っているのかもしれない。
秋晴れというよりは、もう冬型の気圧配置のようだ。
稜線ではサラサドウダンツツジの真っ赤な紅葉が目立っている。
ヨモギノ頭〜小雲取山あたりの稜線に上がると周囲のカラマツの黄葉と富士山の眺めが楽しめた。
雲取山山頂には思っていたより早く着けて、東京都側の立派な山頂碑で写真を撮った後、山梨県側の質素な山頂標の所で少し長めに休憩した。
三条の湯の方向から登ってきたガイドさん付のツアー登山の方々は、友人が尋ねたところ昨日は三条の湯に泊まり、今日は雲取山荘泊のゆったりプランだとのこと。
三条の湯に向かっては鴨沢方面に比べるとかなり急斜面なので、ここを登ってくるのは大変だっただろうなと思った。
途中岩場を迂回するため大きなアップダウンが1回ある。
到着した三条の湯は思っていたよりもすごく良いロケーションだった。
3人だったからか「飛竜」の1部屋が割り当てられ快適だった。
そういえば今年は針ノ木岳・鹿島槍ヶ岳に登った時の冷池山荘もほぼ個室的なロフトだったし、雪倉岳・朝日岳に登った時の朝日小屋も偶然個室で良い部屋ばかり当たっている。
別棟にある温泉も小さめだが回転が良いので何回も楽しめた。
夜はかなり冷えてきて、毛布2枚に厚めの掛け布団でちょうど良いくらいだった。
ただこの位の気温の方が温泉を楽しむのにはちょうど良い。
2日目は三条の湯からサオラ峠、丹波天平を経て親川バス停に下った。
親川バス停には丹波山村方面からのバスが来るが2時間半待つことになるので、始発のある鴨沢西バス停まで歩くことにした。
サオラ峠まではきれいな沢を何本も渡る気持ちの良い道だったが、崩落気味の斜面や完全に崩落してしまった橋などもあり、ちょっと荒れているのかもしれない。
サオラ峠付近はブナが多く、丹波天平付近はカラマツが多く、ブナの紅葉とカラマツの黄葉を楽しみながら進む。
今日こそ秋晴れなのかと思っていたが、上空に寒気が入っているとのことで部分部分でかなり雲が湧いていた。
最後まで降られずに済んだが、バスに乗った後ところどころで大粒の雨が降っていた。
鴨沢西バス停では1人大きなテント泊用ザックを担いだ若者がいたので話しかけるとなんと東南アジア系の外国人だった。
日本語が片言だったので日本在住の方ではなさそうで、旅行で外国人が奥多摩の山にテント泊で登る時代なんだなと思った。
三条の湯、思っていたよりもかなり良かったので、今度は新緑の時季に飛龍山(大洞山)登山と合わせて泊まってみようということになった。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する










いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する