鷲峰山、行場巡り

- GPS
- 04:11
- 距離
- 10.5km
- 登り
- 928m
- 下り
- 932m
コースタイム
- 山行
- 3:27
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 4:12
行場巡りをあわせるとコースタイムが長いので、早朝から宿を出発して登山口へ。麓の茶畑を通ってスタートしました。登山口から金胎寺までの道は林道が長め。序盤の茶畑の辺りが急登な位で歩きやすい反面、単調な道が続きました。
1時間ちょっとで金胎寺に到着。まずは鷲峰山の山頂へ。金胎寺は伏見天皇が出家した場所であったり、役行者様が開山してより修験道の行場であったりと栄えていたようで、山頂近くの多宝塔や石造宝篋印塔は重要文化財との事です。
登頂を終えた後は金胎寺から行場巡りへ。江戸時代あたりは行場として多くの人が訪れたそうですが、近年は行場巡りをする人も少ないようで、ルートはあまり踏み固まっておらず、落ち葉も多め。少し寂れた感じがしました。
迎え行者を過ぎ、行場の辻からいよいよ行場巡りがスタート。東覗、西覗は木々が茂ったせいで高度感を感じませんが、岩場が始まると緊張感が出てきます。元々の険しさに加えて、人があまり入らなくなったことによる、足場の不安定さ、落ち葉や土の滑りやすさ、ルートの不明確さが難度を上げているように感じました。
まず危険を感じたのが胎内潜り。狭い岩の隙間を潜って進むのですが、隙間の向こうが切れたった岩場。。前向きで降りると、ザックが邪魔で岩場を降りれず、ある程度降りてしまうと体の向きも変えられず。。ちょっと詰みそうになりましたが、ザックを外して反転する事で事なきを得ました。最初から後ろ向きで侵入するか、穴の途中で反転した方が良いです。
続いて、千手の滝、五光の滝という綺麗な滝があります。滝は美しいのですが、ルートが不鮮明。。ピンクテープなどの印を丁寧に辿ったつもりですが、踏み跡がほとんどないガレ場など、強引に進む形になってしまいました。
沢を離れ、護摩壇を過ぎると、急峻な岩場登りの連続。ここでウエストバックやカメラポーチをザックにしまうべきでしたが、甘く見てしまっており、鐘掛、大鐘掛といった核心部で邪魔になってしまいました。ロープなどが古くて信用出来ないので、足場やホールドを一つ一つ慎重に見極めながら登って行きました。
行場の辻まで戻れば、無事帰還。下調べ不足で緊張感がありましたが、喉元を過ぎてしまえば、楽しい岩場でした。金胎寺まで戻れば後はサクサクと下れる道。天気予報に無い小雨に降られましたが、スムーズに下山できました。
近畿百名山 : 59/100
日本の山岳標高1003山 : 374/1059
日本百霊峰 : 71/100
| 天候 | くもり一時小雨 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
11/3、京都の鷲峰山(じゅうぶさん)に行ってきました。前日の二上山に続いての近畿遠征です。金胎寺からの行場巡りにも併せて挑戦してきました。
行場巡りをあわせるとコースタイムが長いので、早朝から宿を出発して登山口へ。麓の茶畑を通ってスタートしました。登山口から金胎寺までの道は林道が長め。序盤の茶畑の辺りが急登な位で歩きやすい反面、単調な道が続きました。
1時間ちょっとで金胎寺に到着。まずは鷲峰山の山頂へ。金胎寺は伏見天皇が出家した場所であったり、役行者様が開山してより修験道の行場であったりと栄えていたようで、山頂近くの多宝塔や石造宝篋印塔は重要文化財との事です。
登頂を終えた後は金胎寺から行場巡りへ。江戸時代あたりは行場として多くの人が訪れたそうですが、近年は行場巡りをする人も少ないようで、ルートはあまり踏み固まっておらず、落ち葉も多め。少し寂れた感じがしました。
迎え行者を過ぎ、行場の辻からいよいよ行場巡りがスタート。東覗、西覗は木々が茂ったせいで高度感を感じませんが、岩場が始まると緊張感が出てきます。元々の険しさに加えて、人があまり入らなくなったことによる、足場の不安定さ、落ち葉や土の滑りやすさ、ルートの不明確さが難度を上げているように感じました。
まず危険を感じたのが胎内潜り。狭い岩の隙間を潜って進むのですが、隙間の向こうが切れたった岩場。。前向きで降りると、ザックが邪魔で岩場を降りれず、ある程度降りてしまうと体の向きも変えられず。。ちょっと詰みそうになりましたが、ザックを外して反転する事で事なきを得ました。最初から後ろ向きで侵入するか、穴の途中で反転した方が良いです。
続いて、千手の滝、五光の滝という綺麗な滝があります。滝は美しいのですが、ルートが不鮮明。。ピンクテープなどの印を丁寧に辿ったつもりですが、踏み跡がほとんどないガレ場など、強引に進む形になってしまいました。
沢を離れ、護摩壇を過ぎると、急峻な岩場登りの連続。ここでウエストバックやカメラポーチをザックにしまうべきでしたが、甘く見てしまっており、鐘掛、大鐘掛といった核心部で邪魔になってしまいました。ロープなどが古くて信用出来ないので、足場やホールドを一つ一つ慎重に見極めながら登って行きました。
行場の辻まで戻れば、無事帰還。下調べ不足で緊張感がありましたが、喉元を過ぎてしまえば、楽しい岩場でした。金胎寺まで戻れば後はサクサクと下れる道。天気予報に無い小雨に降られましたが、スムーズに下山できました。
近畿百名山 : 59/100
日本の山岳標高1003山 : 374/1059
日本百霊峰 : 71/100
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