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Yamareco

記録ID: 8903627
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
近畿

鷲峰山、行場巡り

2025年11月03日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
04:11
距離
10.5km
登り
928m
下り
932m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:27
休憩
0:45
合計
4:12
距離 10.5km 登り 928m 下り 932m
7:13
35
スタート地点
7:48
39
8:27
8:30
2
8:32
8:46
1
8:47
8:54
11
9:14
9:17
1
9:18
9:23
3
9:26
9:31
4
9:35
9:42
50
10:43
10:44
24
11:08
17
11:25
ゴール地点
11/3、京都の鷲峰山(じゅうぶさん)に行ってきました。前日の二上山に続いての近畿遠征です。金胎寺からの行場巡りにも併せて挑戦してきました。
行場巡りをあわせるとコースタイムが長いので、早朝から宿を出発して登山口へ。麓の茶畑を通ってスタートしました。登山口から金胎寺までの道は林道が長め。序盤の茶畑の辺りが急登な位で歩きやすい反面、単調な道が続きました。
1時間ちょっとで金胎寺に到着。まずは鷲峰山の山頂へ。金胎寺は伏見天皇が出家した場所であったり、役行者様が開山してより修験道の行場であったりと栄えていたようで、山頂近くの多宝塔や石造宝篋印塔は重要文化財との事です。
登頂を終えた後は金胎寺から行場巡りへ。江戸時代あたりは行場として多くの人が訪れたそうですが、近年は行場巡りをする人も少ないようで、ルートはあまり踏み固まっておらず、落ち葉も多め。少し寂れた感じがしました。
迎え行者を過ぎ、行場の辻からいよいよ行場巡りがスタート。東覗、西覗は木々が茂ったせいで高度感を感じませんが、岩場が始まると緊張感が出てきます。元々の険しさに加えて、人があまり入らなくなったことによる、足場の不安定さ、落ち葉や土の滑りやすさ、ルートの不明確さが難度を上げているように感じました。
まず危険を感じたのが胎内潜り。狭い岩の隙間を潜って進むのですが、隙間の向こうが切れたった岩場。。前向きで降りると、ザックが邪魔で岩場を降りれず、ある程度降りてしまうと体の向きも変えられず。。ちょっと詰みそうになりましたが、ザックを外して反転する事で事なきを得ました。最初から後ろ向きで侵入するか、穴の途中で反転した方が良いです。
続いて、千手の滝、五光の滝という綺麗な滝があります。滝は美しいのですが、ルートが不鮮明。。ピンクテープなどの印を丁寧に辿ったつもりですが、踏み跡がほとんどないガレ場など、強引に進む形になってしまいました。
沢を離れ、護摩壇を過ぎると、急峻な岩場登りの連続。ここでウエストバックやカメラポーチをザックにしまうべきでしたが、甘く見てしまっており、鐘掛、大鐘掛といった核心部で邪魔になってしまいました。ロープなどが古くて信用出来ないので、足場やホールドを一つ一つ慎重に見極めながら登って行きました。
行場の辻まで戻れば、無事帰還。下調べ不足で緊張感がありましたが、喉元を過ぎてしまえば、楽しい岩場でした。金胎寺まで戻れば後はサクサクと下れる道。天気予報に無い小雨に降られましたが、スムーズに下山できました。


近畿百名山 : 59/100
日本の山岳標高1003山 : 374/1059
日本百霊峰 : 71/100
天候 くもり一時小雨
過去天気図(気象庁) 2025年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
早朝に吉野の宿を出発して、原山集落の登山者用駐車場に到着。
2025年11月03日 07:14撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/3 7:14
早朝に吉野の宿を出発して、原山集落の登山者用駐車場に到着。
駐車場利用の人は近くのお地蔵さんに賽銭を入れるとの事。
2025年11月03日 07:14撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/3 7:14
駐車場利用の人は近くのお地蔵さんに賽銭を入れるとの事。
お地蔵さんまで行きましたが、周りを見ても賽銭箱が全く見当たらず。そこら辺に置くのもちょっと違うかなと思い、賽銭できず。。
2025年11月03日 07:15撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/3 7:15
お地蔵さんまで行きましたが、周りを見ても賽銭箱が全く見当たらず。そこら辺に置くのもちょっと違うかなと思い、賽銭できず。。
少し集落を進みます。
2025年11月03日 07:18撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/3 7:18
少し集落を進みます。
茶畑の中を進んでいきます。
2025年11月03日 07:25撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/3 7:25
茶畑の中を進んでいきます。
一面の茶畑!
2025年11月03日 07:27撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/3 7:27
一面の茶畑!
お茶の花。お茶の木って花が咲くんだと初めて知りました!
2025年11月03日 07:29撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/3 7:29
お茶の花。お茶の木って花が咲くんだと初めて知りました!
ツバキのようで可愛らしい花でした。
2025年11月03日 07:30撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/3 7:30
ツバキのようで可愛らしい花でした。
昨日に続き、青空も見えているけど、薄い雲が広がっています。
2025年11月03日 07:32撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/3 7:32
昨日に続き、青空も見えているけど、薄い雲が広がっています。
2025年11月03日 07:34撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/3 7:34
コンクリートで舗装された林道。かなり急登。
2025年11月03日 07:40撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/3 7:40
コンクリートで舗装された林道。かなり急登。
上にも茶畑がありましたが、伸び放題だったので、もう手入れされていない?
2025年11月03日 07:48撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/3 7:48
上にも茶畑がありましたが、伸び放題だったので、もう手入れされていない?
東屋の奥にお地蔵様。
2025年11月03日 07:50撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/3 7:50
東屋の奥にお地蔵様。
コンクリート舗装は無くなったものの、林道が続きます。
2025年11月03日 07:51撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/3 7:51
コンクリート舗装は無くなったものの、林道が続きます。
何だか左の方が山に向かいそうだったので少し進んでしまいましたが、右がルートでした。
2025年11月03日 07:59撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/3 7:59
何だか左の方が山に向かいそうだったので少し進んでしまいましたが、右がルートでした。
林道が続きます。
2025年11月03日 08:03撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/3 8:03
林道が続きます。
なんかあると思ったら役行者様の碑。
2025年11月03日 08:09撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/3 8:09
なんかあると思ったら役行者様の碑。
山頂に近づいてくるとゴツゴツした岩肌が出てくるように。
2025年11月03日 08:09撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/3 8:09
山頂に近づいてくるとゴツゴツした岩肌が出てくるように。
突然現れるガードレール。
2025年11月03日 08:10撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/3 8:10
突然現れるガードレール。
読めないけどおそらく金胎寺の看板。
2025年11月03日 08:17撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/3 8:17
読めないけどおそらく金胎寺の看板。
お地蔵様。いつからあるんだろう。
2025年11月03日 08:18撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/3 8:18
お地蔵様。いつからあるんだろう。
クマ注意。今年は熊の出没が多いので要注意。西日本ではあまり被害を聞かないけど。
2025年11月03日 08:26撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/3 8:26
クマ注意。今年は熊の出没が多いので要注意。西日本ではあまり被害を聞かないけど。
金胎寺の由来。役行者様が開いたとされるお寺のようです。
2025年11月03日 08:28撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/3 8:28
金胎寺の由来。役行者様が開いたとされるお寺のようです。
山の上とは思えない立派な門。
2025年11月03日 08:28撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/3 8:28
山の上とは思えない立派な門。
金胎寺に入る前に鷲峰山の山頂へ。
2025年11月03日 08:31撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/3 8:31
金胎寺に入る前に鷲峰山の山頂へ。
本堂??
2025年11月03日 08:32撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/3 8:32
本堂??
多宝塔。鎌倉時代に建てられたもののようで重要文化財だそうです。
2025年11月03日 08:32撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/3 8:32
多宝塔。鎌倉時代に建てられたもののようで重要文化財だそうです。
鷲峰山および金胎寺の由来。伏見天皇がこの寺で出家したとか、江戸時代は行場として賑わったとか、歴史を感じます。
2025年11月03日 08:34撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/3 8:34
鷲峰山および金胎寺の由来。伏見天皇がこの寺で出家したとか、江戸時代は行場として賑わったとか、歴史を感じます。
2025年11月03日 08:35撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/3 8:35
山頂にある石造宝篋印塔。こちらも重要文化財。重要文化財がある山頂って珍しいかも。
2025年11月03日 08:39撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/3 8:39
山頂にある石造宝篋印塔。こちらも重要文化財。重要文化財がある山頂って珍しいかも。
鷲峰山の説明
2025年11月03日 08:40撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/3 8:40
鷲峰山の説明
門まで戻り、改めて境内へ。
登山の無事をお詣りしていきます。
2025年11月03日 08:50撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/3 8:50
門まで戻り、改めて境内へ。
登山の無事をお詣りしていきます。
文字がかすれているけど、行場巡りをする人はノートに記載しなさいとの事。
2025年11月03日 08:50撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/3 8:50
文字がかすれているけど、行場巡りをする人はノートに記載しなさいとの事。
受付に人はいなかったので、ノートを探して記名。ケースが色々あるけど、正面の黒いケースにノートが入っています。
2025年11月03日 08:53撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/3 8:53
受付に人はいなかったので、ノートを探して記名。ケースが色々あるけど、正面の黒いケースにノートが入っています。
いざ行場巡りへ。
2025年11月03日 08:56撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/3 8:56
いざ行場巡りへ。
金胎寺から行場まではちょっと離れています。
2025年11月03日 09:01撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/3 9:01
金胎寺から行場まではちょっと離れています。
行場の説明
2025年11月03日 09:06撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/3 9:06
行場の説明
迎え行者。ここでもお詣り。
2025年11月03日 09:06撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/3 9:06
迎え行者。ここでもお詣り。
行場の辻。順路としてはここを左へ。時計周りです。
2025年11月03日 09:09撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/3 9:09
行場の辻。順路としてはここを左へ。時計周りです。
行場巡りの道は踏み跡薄め。最近は入る人が少ないんだろうか。
2025年11月03日 09:10撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/3 9:10
行場巡りの道は踏み跡薄め。最近は入る人が少ないんだろうか。
東覗。
2025年11月03日 09:15撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/3 9:15
東覗。
木が茂って高度感はあまりないけど、岩の先端までは行きませんでした。
2025年11月03日 09:15撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/3 9:15
木が茂って高度感はあまりないけど、岩の先端までは行きませんでした。
紅葉はまだまだこれから。
2025年11月03日 09:16撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/3 9:16
紅葉はまだまだこれから。
大岩のヘリをトラバースして進みます。ちょっと足場狭め。
2025年11月03日 09:16撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/3 9:16
大岩のヘリをトラバースして進みます。ちょっと足場狭め。
トラバース。落ち葉がいやらしいので慎重に足元を確認しながら進みます。
2025年11月03日 09:17撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/3 9:17
トラバース。落ち葉がいやらしいので慎重に足元を確認しながら進みます。
西覗。
2025年11月03日 09:19撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/3 9:19
西覗。
こちらも高度感は無し。
2025年11月03日 09:19撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/3 9:19
こちらも高度感は無し。
写真では分かりにくいけど、急な岩場の下りです。古いロープはついています。
2025年11月03日 09:21撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/3 9:21
写真では分かりにくいけど、急な岩場の下りです。古いロープはついています。
岩場の写真だけど分かりにくい。。
2025年11月03日 09:25撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/3 9:25
岩場の写真だけど分かりにくい。。
胎内潜りへ。
2025年11月03日 09:26撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/3 9:26
胎内潜りへ。
上から見た胎内潜り。狭い。。穴の出口が岩の崖となっており、前向きでは危険。途中で身動きが取れなくなりました。落ち着いてザックを外し、振り返ってからザックを引きずり下ろして何とか通過。。最初から後ろ向きで入った方が良さそうです。
2025年11月03日 09:27撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/3 9:27
上から見た胎内潜り。狭い。。穴の出口が岩の崖となっており、前向きでは危険。途中で身動きが取れなくなりました。落ち着いてザックを外し、振り返ってからザックを引きずり下ろして何とか通過。。最初から後ろ向きで入った方が良さそうです。
胎内潜りの先には沢が流れています。
2025年11月03日 09:30撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/3 9:30
胎内潜りの先には沢が流れています。
振り返って胎内潜り。正面向きで出てくると、転落の危険あり。
2025年11月03日 09:30撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/3 9:30
振り返って胎内潜り。正面向きで出てくると、転落の危険あり。
千手の滝
2025年11月03日 09:32撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/3 9:32
千手の滝
2025年11月03日 09:33撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/3 9:33
細かく分かれて面白い滝です。
2025年11月03日 09:34撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/3 9:34
細かく分かれて面白い滝です。
2025年11月03日 09:34撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/3 9:34
少し下って五光の滝。千手の滝からここまでの間、ルートをミスったようで、かなりガラガラの不安定な場所を通ってしまいました。
2025年11月03日 09:42撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/3 9:42
少し下って五光の滝。千手の滝からここまでの間、ルートをミスったようで、かなりガラガラの不安定な場所を通ってしまいました。
こちらは綺麗な滝。
2025年11月03日 09:42撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/3 9:42
こちらは綺麗な滝。
繊細。。。
2025年11月03日 09:43撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/3 9:43
繊細。。。
2025年11月03日 09:44撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/3 9:44
五光の滝から先もルートがよく分からず。。ピンクテープを辿ったのですが、踏み固まっていない場所が多かったです。
2025年11月03日 09:48撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/3 9:48
五光の滝から先もルートがよく分からず。。ピンクテープを辿ったのですが、踏み固まっていない場所が多かったです。
護摩壇。
2025年11月03日 09:50撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/3 9:50
護摩壇。
行場像。こちらは険しいお顔です。
2025年11月03日 09:50撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/3 9:50
行場像。こちらは険しいお顔です。
護摩壇から先は急峻な岩場が続きます。足場、ホールドを一つ一つ慎重に見極めながら登っていきました。
2025年11月03日 09:50撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/3 9:50
護摩壇から先は急峻な岩場が続きます。足場、ホールドを一つ一つ慎重に見極めながら登っていきました。
心地よい緊張感でアドレナリンが出ます。
2025年11月03日 09:52撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/3 9:52
心地よい緊張感でアドレナリンが出ます。
鐘掛。鎖場は斜度がきつく、足場が少なそうだったので、右の巻道を進みました。
2025年11月03日 09:53撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/3 9:53
鐘掛。鎖場は斜度がきつく、足場が少なそうだったので、右の巻道を進みました。
どんなルートだったか覚えてないけど、緊張感のある岩場が続きます。
2025年11月03日 10:05撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/3 10:05
どんなルートだったか覚えてないけど、緊張感のある岩場が続きます。
大鐘掛?核心部です。登っている途中で、ウエストバックと胸掛けのカメラポーチをザックにしまっておくべきだったと後悔しました。
2025年11月03日 10:06撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/3 10:06
大鐘掛?核心部です。登っている途中で、ウエストバックと胸掛けのカメラポーチをザックにしまっておくべきだったと後悔しました。
大鐘掛以降も岩場が続きます。ここは倒木のせいで通過しにくかった。。
2025年11月03日 10:11撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/3 10:11
大鐘掛以降も岩場が続きます。ここは倒木のせいで通過しにくかった。。
蟻の戸渡り。
2025年11月03日 10:22撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/3 10:22
蟻の戸渡り。
どこが蟻の戸渡りだろうと思いながら岩の左を登りましたが、おそらく岩の上を歩くのが戸渡りだった模様。。
2025年11月03日 10:22撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/3 10:22
どこが蟻の戸渡りだろうと思いながら岩の左を登りましたが、おそらく岩の上を歩くのが戸渡りだった模様。。
行場の辻まで戻ってきました。無事生還。
2025年11月03日 10:26撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/3 10:26
行場の辻まで戻ってきました。無事生還。
金胎寺まで戻ります。
2025年11月03日 10:59撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/3 10:59
金胎寺まで戻ります。
天気はイマイチのままで、何なら断続的に小雨が。
2025年11月03日 11:10撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/3 11:10
天気はイマイチのままで、何なら断続的に小雨が。
2025年11月03日 11:12撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/3 11:12
無事下山。小雨模様でした。
2025年11月03日 11:15撮影 by  Canon EOS M200, Canon
11/3 11:15
無事下山。小雨模様でした。
撮影機器:

感想

11/3、京都の鷲峰山(じゅうぶさん)に行ってきました。前日の二上山に続いての近畿遠征です。金胎寺からの行場巡りにも併せて挑戦してきました。
行場巡りをあわせるとコースタイムが長いので、早朝から宿を出発して登山口へ。麓の茶畑を通ってスタートしました。登山口から金胎寺までの道は林道が長め。序盤の茶畑の辺りが急登な位で歩きやすい反面、単調な道が続きました。
1時間ちょっとで金胎寺に到着。まずは鷲峰山の山頂へ。金胎寺は伏見天皇が出家した場所であったり、役行者様が開山してより修験道の行場であったりと栄えていたようで、山頂近くの多宝塔や石造宝篋印塔は重要文化財との事です。
登頂を終えた後は金胎寺から行場巡りへ。江戸時代あたりは行場として多くの人が訪れたそうですが、近年は行場巡りをする人も少ないようで、ルートはあまり踏み固まっておらず、落ち葉も多め。少し寂れた感じがしました。
迎え行者を過ぎ、行場の辻からいよいよ行場巡りがスタート。東覗、西覗は木々が茂ったせいで高度感を感じませんが、岩場が始まると緊張感が出てきます。元々の険しさに加えて、人があまり入らなくなったことによる、足場の不安定さ、落ち葉や土の滑りやすさ、ルートの不明確さが難度を上げているように感じました。
まず危険を感じたのが胎内潜り。狭い岩の隙間を潜って進むのですが、隙間の向こうが切れたった岩場。。前向きで降りると、ザックが邪魔で岩場を降りれず、ある程度降りてしまうと体の向きも変えられず。。ちょっと詰みそうになりましたが、ザックを外して反転する事で事なきを得ました。最初から後ろ向きで侵入するか、穴の途中で反転した方が良いです。
続いて、千手の滝、五光の滝という綺麗な滝があります。滝は美しいのですが、ルートが不鮮明。。ピンクテープなどの印を丁寧に辿ったつもりですが、踏み跡がほとんどないガレ場など、強引に進む形になってしまいました。
沢を離れ、護摩壇を過ぎると、急峻な岩場登りの連続。ここでウエストバックやカメラポーチをザックにしまうべきでしたが、甘く見てしまっており、鐘掛、大鐘掛といった核心部で邪魔になってしまいました。ロープなどが古くて信用出来ないので、足場やホールドを一つ一つ慎重に見極めながら登って行きました。
行場の辻まで戻れば、無事帰還。下調べ不足で緊張感がありましたが、喉元を過ぎてしまえば、楽しい岩場でした。金胎寺まで戻れば後はサクサクと下れる道。天気予報に無い小雨に降られましたが、スムーズに下山できました。


近畿百名山 : 59/100
日本の山岳標高1003山 : 374/1059
日本百霊峰 : 71/100

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