記録ID: 8930323
全員に公開
ハイキング
近畿
花と展望の御旅山と黒田官兵衛の居城国府山城址
2025年11月12日(水) [日帰り]

体力度
1
日帰りが可能
- GPS
- 01:43
- 距離
- 5.3km
- 登り
- 284m
- 下り
- 285m
コースタイム
| 天候 | くもり時々晴 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
よく整備されたハイキング道で特に危険箇所はありません。なお、ヤマレコの甲山(国府山城跡)山頂から下山する際、経塚跡からまっすぐおりるヤマレコの赤線ルートは、急な岩場があり、道も分かりにくいです。荒神社へ降りる道(みんなの足跡がより太くなっています。)が正解です。今日は、行程の都合で順路を逆行しましたが荒神社から順路沿いに歩くのが良いでしょう。 |
写真
松原八幡神社
社伝によると、天平宝字7年(763年)4月11日、妻鹿の漁師が「八幡大菩薩」と書かれた霊木を拾い上げ、その霊木を祀ったことを起源とし、宇佐神宮の勧請としているそうです。
平安時代には石清水八幡宮の別宮ともなっていたとのこと。
秋季例大祭は灘のけんか祭りの通称で知られています。
社伝によると、天平宝字7年(763年)4月11日、妻鹿の漁師が「八幡大菩薩」と書かれた霊木を拾い上げ、その霊木を祀ったことを起源とし、宇佐神宮の勧請としているそうです。
平安時代には石清水八幡宮の別宮ともなっていたとのこと。
秋季例大祭は灘のけんか祭りの通称で知られています。
「帯郭」
まっすぐ北に続く細長い郭(くるわ)です。
廓とは、山を削って平らにし、周囲を柵や塀、土塁で囲んだ土地のことで、広い郭だと櫓や小屋、倉庫が建っていたりした可能性があり、狭い郭は攻め込んでくる敵兵を迎え撃つための陣地だったと考えられています。
甲山の山頂付近はだいたいがこんな林の中の道です。
まっすぐ北に続く細長い郭(くるわ)です。
廓とは、山を削って平らにし、周囲を柵や塀、土塁で囲んだ土地のことで、広い郭だと櫓や小屋、倉庫が建っていたりした可能性があり、狭い郭は攻め込んでくる敵兵を迎え撃つための陣地だったと考えられています。
甲山の山頂付近はだいたいがこんな林の中の道です。
国府山城の「主郭」
国府山城は、市川左岸の甲山(標高102メートル)にあり、別称を妻鹿城・袴垂城(はかまたれ)ともいわれています。
姫路城内で生まれた黒田官兵衛孝高の父職隆は、天正元年(1573)に姫路城から国府山城に移り居城としました。その後三木城主別所長治を滅ぼした豊臣秀吉は三木城を居城としましたが、黒田官兵衛は三木城が戦略的に不備であることを進言し、自らの居城である姫路城を秀吉に譲り、国府山城に移りました。
国府山城は、市川左岸の甲山(標高102メートル)にあり、別称を妻鹿城・袴垂城(はかまたれ)ともいわれています。
姫路城内で生まれた黒田官兵衛孝高の父職隆は、天正元年(1573)に姫路城から国府山城に移り居城としました。その後三木城主別所長治を滅ぼした豊臣秀吉は三木城を居城としましたが、黒田官兵衛は三木城が戦略的に不備であることを進言し、自らの居城である姫路城を秀吉に譲り、国府山城に移りました。
経塚跡をまっすぐ下りた岩場からの南方の展望です。市川がきらきら光りながら瀬戸内海にそそいでいます。正面に家島諸島が見えます。今日は展望ハイキングです。
なお、ヤマレコの赤線ルートに従って経塚跡をまっすぐ降りてきましたが、本来の順路ではないようです。
なお、ヤマレコの赤線ルートに従って経塚跡をまっすぐ降りてきましたが、本来の順路ではないようです。
登城口となる荒神社
社殿の手前から「国府山城址」へ上がる順路が続いています。
ここが山城巡回の順路のスタート地点ですが、今日は、ヤマレコの赤線ルートに従い西の市川沿いに降りてきました。。
社殿の手前から「国府山城址」へ上がる順路が続いています。
ここが山城巡回の順路のスタート地点ですが、今日は、ヤマレコの赤線ルートに従い西の市川沿いに降りてきました。。
妻鹿鉄橋を走る山陽電気鉄道6000系電車です。
山陽電気鉄道が所有する通勤型車両で、2016年から運行を開始しました。アルミ合金製の車体に、赤と白のラインが特徴的なデザインです。環境性能が高く、最新の技術が導入されています。
山陽電車で帰宅します。
山陽電気鉄道が所有する通勤型車両で、2016年から運行を開始しました。アルミ合金製の車体に、赤と白のラインが特徴的なデザインです。環境性能が高く、最新の技術が導入されています。
山陽電車で帰宅します。
リュウノギク
これは近くに名札があったので、多分ノジギクでなくリュウノギクのようです。
ノジギクは海岸近くに生えるのに対し、リュウノウギクは山地に生え、葉の基部がリュウノウギクはくさび形である一方、ノジギクは切れ込みが強いのが特徴だそうです。
これは近くに名札があったので、多分ノジギクでなくリュウノギクのようです。
ノジギクは海岸近くに生えるのに対し、リュウノウギクは山地に生え、葉の基部がリュウノウギクはくさび形である一方、ノジギクは切れ込みが強いのが特徴だそうです。
感想
今日は、秋の花が咲き乱れる御旅山とその北西にある国府山(こうやま)城址を訪ねました。
御旅山へは、駅を降りて松原八幡神社から、松原の屋台の倉庫、広畠の練り場、御旅所と灘のけんか祭りのルートを辿りました。広畠の練り場は、誰もいない球場のようなスタンドだけが残っていましたが、先月14日、15日には実に15万人もの観客が訪れたと聞きます。その熱気はさぞかし凄かったでしょう。
御旅山の山頂周辺は、リンドウ、センブリ、ムラサキセンブリなど秋の花がいっぱいでした。白浜西山公園のノジギクも期待していたのですが、まだ咲き始めたところで、見頃はこれからでした。また、皆さんのレコを見ているとシロバナリンドウも咲いていたようですが、見つけることができませんでした。まあ、いっぱい花を見たので、あまり贅沢なことは言わないようにしましょう。
御旅山から妻鹿の登山口の方におり、続けて甲山(国府山城址)を訪ねました。甲山は、黒田官兵衛が羽柴秀吉に姫路城を譲り渡したあと移り住んだ居城です。山頂の主郭跡からは、姫路城や姫路の街並みがよく見ることができました。下山の途中、家島が浮かぶ瀬戸内海に注ぐ市川の展望も素晴らしかったです。
両方の山を巡回して約2時間、とってもお手軽で、花、紅葉、展望、史跡といろんな要素が詰まったハイキングでした。
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