編笠山 観音平〜

- GPS
- 06:06
- 距離
- 8.0km
- 登り
- 958m
- 下り
- 958m
コースタイム
- 山行
- 4:04
- 休憩
- 2:00
- 合計
- 6:04
6:31 観音平第一駐車場到着 1℃
7:14 観音平第一駐車場登山口出発
7:49 雲海到着
7:53 分岐点出発
8:21 押手川到着
8:31 押手川出発
9:30 編笠山山頂到着
11:12 編笠山山頂出発
11:28 青年小屋到着
11:35 青年小屋出発
12:18 押手川到着
12:23 押手川出発
12:44 雲海到着
12:47 雲海出発
12:58 展望台到着
13:14 観音平第一駐車場到着
平面距離 8km
沿面距離 8.3km
記録時間 06:06:17
最低高度 1,571m
最高高度 2,520m
累計高度(+) 966m
累計高度(-) 959m
平均速度 1.4km/h
最高速度 6.1km/h
登り歩行時間
観音平第一駐車場登山口〜編笠山山頂:2時間16分 7:14〜9:30(休憩時間を含む)
下り歩行時間
編笠山山頂〜観音平第一駐車場登山口:2時間2分 11:12〜13:14(休憩時間を含む)
| 天候 | 曇りのち晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
編笠山山頂から青年小屋までの下りでアイスバーンあり チェーンスパイクの滑り止めは不使用 |
| その他周辺情報 | 道の駅小淵沢 |
写真
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
毛帽子
靴
ザック
ザックカバー
アイゼン
昼ご飯
行動食
予備電池
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
|
|---|
感想
今週も好天予報だが、来週は3連休で好天が続きそうだ。
そしてカミさんが連休中に孫の所に遊びに行くので山行には絶好のチャンス。さらに北アルプスへの林道冬季閉鎖は連休の後のようだ。
先週の鼻風邪はまだ完治していないので、今週はおとなしくしていようと考えていた。
金曜日の昼休みに飛騨の山友さんから山行の予定確認の連絡が入り、北アルプスより富士山側の天気が良いらしいので編笠山に行ってみようとのこと。
編笠山は八ヶ岳の最南端でそう遠くはないはずだが、行ってみようと考えたことはなかった。
早速登山口を調べ、小淵沢ICからほど近いらしいことが分かった。
体調が万全でなく、山行なら来週と思っていたので迷ったが、急ぎではないが渡したい物もあったので同行させてもらうことにした。
自宅から登山口となる観音平までは1時間半ほどで、7時前くらに待ち合わせることになった。
コース定数は24で先週の福地山の23と大差ないと侮り、登山口へのアプローチのみを調べ何も下調べをしなかった。
小淵沢ICから観音平までの八ヶ岳高原ライン車道脇にはまだ十分に楽しめる紅葉の街路樹があった。
八ヶ岳高原ラインから観音平へ左折した後も道幅が広く地図で見るほどの蛇行もなく駐車場に到着した。
季節によっては駐車場はあふれ返るかも知れないが、6時半で十分な空きスペースがあった。仮設トイレも3つある。
朝食をとりながら先行者の向かう方向で登山口を確認。
登り始めは女乃神茶屋からの蓼科山のようになだらかな笹原とカラマツ林に囲まれた快適な道で、登り始めても急登ではなく、蓼科山の麓に似ている。
しばらく登りが続いて合流点となる雲海に到着した。山友さんの計画では帰路にここで分岐して別コースを下る予定とのこと。
雲海から少し進むと八ヶ岳らしい岩のある登りになった。開けているのでどこでも歩けるがルートが明瞭でなく、確認しながら進むような場所もある。
漫然と歩きやす場所を歩いていると多分ルートを外れてしまうことになりそうだ。
緑色のロープや木にテープがあったりするが、どう進めば良いか迷う場所にはそれらが無い。
押手川から編笠山に直接向かう左のルートを進み、帰路に青年小屋経由で下山するとのこと。
ここから徐々に急登となり、ほぼ眺望がない。これまた蓼科山に似た直登だが、それと異なり振り返っても眺望がなく進捗状況も分からない。
傾斜が結構きつく、段差も大きく蓼科山より大変だ。
眺望が無いってこんなにもキツいのかと思いながら、どこまで続くのかさえ分からず、少し様子が変わると何か見えないかと期待するが状況は変わらず我慢が続く。
山頂が近づき樹林帯を抜けるとようやく終わりが見えてほっとする。振り返ると富士山が雲海に浮かんでいる。南アルプスも見えるがそこまでで、山頂まで行かなければさらなる眺望はなさそうだ。
ここは山頂まで一気にがんばって進むしかないが、やはり視界が開けると立ち止まって東南東、南、南西、西、北西と眺めを気にしてしまう。
山頂はやはり蓼科山と似た岩の平だが、その何十分の一くらいで広くはない。
北東に南八ヶ岳の山々が順光に輝いて見える。逆側は逆光で霞んでいるので、その差が大きい。
風がやや強く寒いので一通り撮影を終えた後、南側の斜面を少し降りた場所で風除けしながら休憩することに。
風が弱く富士山から北アルプスまでの山々と麓の景色が一望できるのだが、正面からの日差しが強く少しつらい。
サングラスは雨飾山山行の時にフレームが割れ、補修したのだが今回また壊れて使い物にならなくなってしまった。
毛帽子の上に日除けハットをかぶって行動食をとる。
山頂に風がなければ、南八ヶ岳の山々を眺めながらのんびりしたいところだが仕方ない。
コーヒーをいただき、山座同定したり1時間半以上ものんびりしたので、下山を開始することに。
山頂に戻るとまだ強めの風があり、じっとしていると寒いので防寒したまま青年小屋に向かって下る。
北東向きの斜面なのでわずかに積雪が残っていて、傾斜がきつくなって来るとアイスバーンが現れた。
岩の上を歩くぶんには問題ないが、氷に足を置いてしまうと滑る。ハイマツ他の木の枝を掴みながら慎重に下るが、1度コケはしなかったが滑ってしまった。
先日の積雪の影響が考えられたので、チェーンスパイクを持参して来たが使用する程ではなかった。
ハイマツ帯を抜けると青年小屋まで大き目の岩上歩きが続く。ここは高見石に似ている。
青年小屋のデッキから富士山と編笠山の眺めがいい。
編笠山の山容を見るのはここが最後のポイントとなった。
青年小屋で防寒をとき、樹林帯の下りに入る。傾斜は緩やかだが、足元に岩があるのでなかなか速く歩けず、山友さんとの距離が離れてしまう。
クマ除け鈴の音は聞こえるがあっという間に姿が見えなくなってしまった。
なかなか高度が下がらないと思っていたら、わずかな登り返しもあり編笠山への直登コースより距離が長いことは分かっているが時間がかかりそうな様子だ。
相変わらず足元は歩きやすくない。
少し下りが急になったと思ったら、少しで押手川の合流点に到着した。
押手川まで来れば来たコースと同じだと安心してしまったのか、出発してすぐに右足のつま先を何かに引っかけてうつ伏せに転倒してしまった。
片手で動画を撮っている最中だったので、その様子がバッチリ記録されていたが、録画ボタンが転倒した際に押されたのか転倒後少しで録画は停止していた。
幸い、左脚すねが岩に当たり擦りむいたが出血もなく済んだ。
雲海まで下ればなだらかになるだろうと、足をしっかり上げることを意識して歩く。岩の上を歩くのは体力が必要で下りでもその差で速さが違ってしまう。
先週の福地山とはコース定数がほぼ同じでも登山道の歩きやすさが大きく異なり思った以上に体力を必要とする。ここも八ヶ岳の一部だと認識する。
雲海からは右に進み笹原を下る。距離は長くなるが、傾斜が緩く足元にある岩や木の根が少なく、カラマツの葉でクッションも効いていて快適だ。
ヤマタイムではこのコースをルート設定出来ないが、登りで使うのもいいと思う。
観音平から直接権現岳に行くことも可能なようだが、編笠山と青年小屋を経由した方がコース定数が低くなっている。
観音平へのアクセスはとても良いが、予想以上に大変だったので権現岳は来シーズン以降に考えたい。









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