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Yamareco

記録ID: 8974120
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
九州・沖縄

深山を巡る「夫婦〜国見岳〜平家山」

2025年11月22日(土) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 熊本県 宮崎県
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:58
距離
17.6km
登り
1,288m
下り
1,287m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:10
休憩
0:49
合計
8:59
距離 17.6km 登り 1,283m 下り 1,282m
7:54
121
スタート地点
9:55
10:07
61
11:08
11:11
78
12:29
39
13:08
13:40
23
14:03
67
15:10
15:11
13
15:24
15:25
67
16:32
21
16:53
ゴール地点
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2025年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国道445号線の二本杉峠から五ヶ瀬方面へ。4km程咲きに左手には入り口あり。通り過ぎたら先にある葉木築案内板の左手から入る。
コース状況/
危険箇所等
夫婦山への取り付きは、黒い防護ネットで囲まれている。
ネットの外側から急斜面を登る。
途中ネットにピンクテープが取り付けてありそこから入れる。
ネットの最上部にピンクテープがありそこから出ると正面に道がある。
縦走路はピンクテープや脊梁テープがある。分岐も立て看板があり道迷いは無いが、
自身の現在地は地図やGPSで常に確認することをすすめる。
その他周辺情報 今回、早朝だったからか二本杉広場へは入ることが出来なかった。
国道218号から445号に入る角のコンビニエンスストアが、
早朝の場合は最終のトイレと考えておくべきかも。
美里町の「石段の郷 佐俣の湯」は600円で温泉につかることが出来る。
アルカリ性単純泉は筋肉の疲れを癒やしてもくれる
又、レストランも併設されており下山飯も充実。
遠方からなら宿泊施設もある。
霜柱
2025年11月22日 08:33撮影
11/22 8:33
霜柱
2025年11月22日 08:45撮影
11/22 8:45
杉木立の急登
2025年11月22日 09:00撮影
11/22 9:00
杉木立の急登
脊梁ブルー
2025年11月22日 09:39撮影
11/22 9:39
脊梁ブルー
朝日が
2025年11月22日 09:40撮影
1
11/22 9:40
朝日が
2025年11月22日 09:52撮影
11/22 9:52
良い夫婦の日に夫婦山
2025年11月22日 10:00撮影
1
11/22 10:00
良い夫婦の日に夫婦山
ブナの樹林帯
2025年11月22日 10:20撮影
11/22 10:20
ブナの樹林帯
快適で気持ちが良い
2025年11月22日 10:27撮影
11/22 10:27
快適で気持ちが良い
ゴジュウカラ
2025年11月22日 10:31撮影 by  NIKON D500, NIKON CORPORATION
1
11/22 10:31
ゴジュウカラ
ツグミ
2025年11月22日 10:35撮影 by  NIKON D500, NIKON CORPORATION
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11/22 10:35
ツグミ
夫婦からの稜線歩きはサイコー
2025年11月22日 10:45撮影
1
11/22 10:45
夫婦からの稜線歩きはサイコー
2025年11月22日 10:49撮影
11/22 10:49
後平家山の山頂
2025年11月22日 11:14撮影
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11/22 11:14
後平家山の山頂
2025年11月22日 11:14撮影
11/22 11:14
脊梁ブルーを背に巨大なもみの木
2025年11月22日 11:18撮影
11/22 11:18
脊梁ブルーを背に巨大なもみの木
根子岳と噴煙を上げる中岳
2025年11月22日 11:38撮影
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11/22 11:38
根子岳と噴煙を上げる中岳
気持ちの良い縦走路
2025年11月22日 11:47撮影
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11/22 11:47
気持ちの良い縦走路
広河原登山口からの分岐
最短ルートだが広河原までの道が酷道
2025年11月22日 11:56撮影
11/22 11:56
広河原登山口からの分岐
最短ルートだが広河原までの道が酷道
国身岳のお社が見えた。
なかなか遠いなぁ〜
2025年11月22日 12:19撮影
11/22 12:19
国身岳のお社が見えた。
なかなか遠いなぁ〜
鹿の家族
鹿が多くなりすぎてカモシカが激減しているようだ
2025年11月22日 13:09撮影 by  NIKON D500, NIKON CORPORATION
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11/22 13:09
鹿の家族
鹿が多くなりすぎてカモシカが激減しているようだ
真新しい国見岳の御社 
再建された方々ご苦労様でした。感謝いたします。
2025年11月22日 13:15撮影
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11/22 13:15
真新しい国見岳の御社 
再建された方々ご苦労様でした。感謝いたします。
アトリ
2025年11月22日 15:07撮影 by  NIKON D500, NIKON CORPORATION
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11/22 15:07
アトリ
平家山山頂
2025年11月22日 15:30撮影
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11/22 15:30
平家山山頂
京丈山からと平家山登山口、平家山からの分岐
2025年11月22日 15:33撮影
11/22 15:33
京丈山からと平家山登山口、平家山からの分岐
今朝歩いてきた稜線。夫婦、南平家と五家宮が見える
2025年11月22日 15:35撮影
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11/22 15:35
今朝歩いてきた稜線。夫婦、南平家と五家宮が見える
大空を悠然と舞う「オオノスリ」
2025年11月22日 15:42撮影 by  NIKON D500, NIKON CORPORATION
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11/22 15:42
大空を悠然と舞う「オオノスリ」
平家山登山路の白骨樹林
2025年11月22日 15:52撮影
11/22 15:52
平家山登山路の白骨樹林
オオアカゲラは日本固有種
2025年11月22日 15:55撮影 by  NIKON D500, NIKON CORPORATION
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11/22 15:55
オオアカゲラは日本固有種
美しいカエデの紅葉
2025年11月22日 16:51撮影
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11/22 16:51
美しいカエデの紅葉
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ ソフトシェル 靴下 グローブ 防寒着 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 レジャーシート 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ ファーストエイドキット 携帯 サングラス タオル カメラ

感想

良い夫婦の日に山に行っておいでと妻からOKをもらったので、
感謝も込めて夫婦山に上がって国見を周回しようと、
1年半ぶりに九州脊梁の主峰に登ることにした。

二本杉峠は少し通りやすくなった場所もあるがなかなかに狭い。
上から下りてこないでね。と思いながら車を走らせる。
445号から登山口へ入ると前方に多くの車が!
何処に止められるかなぁ〜と考えながら道を進む。
思っていたとおり泥濘む橋の手前100mくらいの路肩の止めることに。

気温は6℃。鮮烈な空気が身を引き締める。
準備して夫婦山への取り付きを目指す。
取り付きまで来ると以前杉の植林がされていた。
急斜面は伐採され黒いネットが立って囲んでいる。
えっ?どこから?
とりあえずネットの外側を回り、シダと切り株、杉の倒木などでごちゃごちゃした
急斜面に取り付く。夏場であればマダニの餌食になるところであった。
少し登るとネットにピンクテープが!
「ここから入って良いよ」と言うことか?
ありがたく入らせていただく。ジグザグの道をネットの最上部まで登ると、
又ピンクテープが付けてありここから出られるようになっている。
出ると目の前に登山路が。

急斜面の登山路を登ると尾根に取り付く。ケルンもある。
この尾根筋も急登で杉の植林帯。ここをグングン高度を稼いで登っていく。
植林帯が切れて広葉樹林帯になるブナや水ナラ、朴、ナナカマド等の森である。
話がそれるが川を遡上した鮭をブナと呼ぶが、なるほど皮目がよく似ている。
夫婦山山頂へはこの森の中を歩く。
分厚い落ち葉の絨毯がカサカサ、ガサガサと音を立てる。
冬枯れの木立の中ならではである。

山頂は木立に囲まれているが葉が落ちて京丈山や雁俣の稜線が見える。
ここから後平家山へ尾根の稜線を歩く。およそ1時間の道程。
赤い実をつけたナナカマドをよく見る。
紅葉の時期になれば燃えるような真っ赤な紅葉を見ることが出来る。
鳥の囀りを聞きながら姿を追う。
アカゲラ、ツグミ、シジュウカラ、ヤマガラ等みかける。

後平家山から国身岳の縦走路はとても気持ちが良い。
大木のブナ、モミ、ヒメシャラの木々からの木漏れ日を浴びる。
シカの警戒音、鳥の囀りやドラミング、石灰岩の冷たい感触。
脊梁の山並みは非常に愉しい。
国見の山頂手前にはシャクナゲの群落がある。
時期になれば桃源郷と見まがう楽園の花園になる。

真新しい御社を詣でる。
この山頂まで運び込んでいただいた方々には感謝しか無い。
熊本県最高峰の国見岳は360度の眺望が素晴らしい。
特にここの星空は圧巻である。
もうすぐ14時。先はまだまだ長いので平家山へ向かう。

本来は平家山登山口から登るのがルート
平家山登山口からは、杉の木立を抜け山火事で白骨林となった場所を、
ずっと続く急登を登れば1時間半ほど。
今回この急登を下るのだが、久しぶりだからか上から見下ろすとちょっと怖い
こんなに急だった?
下りる途中脊梁ブルーの空を舞う鳥を見つける。
猛禽だがなんだろうと見ていると近づいてきてくれた。
クマタカかと思ったが羽色などが違う。「オオノスリ」であった。
又、大きなドラミングが聞こえたので静かに辺りを見回すと、
向かいの立ち枯れた木にいるの「オオアカゲラ」!

脊梁の山は希少な動・植物の宝庫を再確認させてもらった。

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