青空霧氷の八経ヶ岳❄️と奈良の紅葉散歩🍁(ぼっちさんとの思い出とともに)

- GPS
- 06:59
- 距離
- 11.1km
- 登り
- 1,168m
- 下り
- 1,166m
コースタイム
- 山行
- 6:03
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 6:59
| 天候 | 晴れ 日の出6:30 日の入16:58 この日の登山口の気温3℃ 11月の気温平均値 平均気温-0.5℃ 最低気温-4.3℃ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
https://www.vill.tenkawa.nara.jp/tourism/spot/5189/ ・登山口はトンネルの手前すぐ ・1000円/1日(車中泊1500円) ・水洗トイレが室内3・屋外1、100円/1回 (駐車されてない場合、200円/1回) ・登山バッジの販売あり ・周辺はテント泊禁止 ※登山口へのアクセス路の国道309号線は 令和7年12月5日(金)15時~ 令和8年4月3日(金)15時まで 冬期通行止め期間となります ○公共交通機関 ・近畿日本鉄道吉野線下市口駅より 奈良交通バス 洞川温泉行き乗車、 天川川合バス停下車 ※最寄りのバス停から登山口まで約15km タクシーを予約される方がよい ※天川川合登山口から八経ヶ岳までは日帰り は難しい、小屋泊かテン泊になる |
| コース状況/ 危険箇所等 |
○行者還トンネル西口から往復コース ・八経ヶ岳への最短ルート ・309号線は冬期閉鎖されるので注意! ⚫︎大峰山(おおみねさん)1914.6m ・日本百名山、関西百名山、近畿百名山 ・別名:八経ヶ岳、八剣山、仏経ヶ岳 ・大峰山は奈良県南部の山々の総称 最高峰が八経ヶ岳 ・八経ヶ岳は近畿地方最高峰 ⚫︎弥山(みせん)1895m ・大峯奥駈道 ⚫︎明星ヶ岳1894m ・大峯奥駈道 ★登山道から奥駆出合まで(約1時間) ・しばらくは沢沿いの道を進む ・木の三角橋を渡ると尾根への取付き ・奥駆道出合(1493m)までは急登が続く 足元はザレているので転倒に注意 ★奥駆道と合流~ ・緩やかな尾根道を進む ・弁天の森(1600m)までは緩やかな登り ・弁天の森下り切りわずかに登り返すと理源大師像 像には手を触れないように。雨が降るらしい ★理源大師像~弥山小屋 ・ここからが山頂への登りになる ・長く続く急な階段を登る 山頂に近づくにつれて勾配が急になる。 ・最後に金属製の階段を登れば間もなく弥山小屋 ・弥山最高点は鳥居をくぐった先にある弥山神社 ★弥山小屋~八経ヶ岳 ・緩やかな尾根道を進む ・鹿避けの柵を通過すれば八経ヶ岳の山頂 ・オオヤマレンゲの自生地の入り口に柵あり 鹿の食害を防ぐため、柵の締め忘れに注意 ・緩く登り返せば八経ヶ岳の山頂 大峰山系や大台ケ原方面の展望がよい ★八経ヶ岳~明星ヶ岳 ・緩やかに降って少し登り返す ・展望もよく樹氷の森が綺麗でオススメ♪ ・山頂は静かでのんびり休憩できる ★下山 ・雪や凍結による転倒に注意 ・道になれてないと天候悪化で視界不良時に道迷い |
| その他周辺情報 | ○弥山小屋 ・11/9~冬期休業(来年4/29OPEN予定) ・トイレは利用可(100円) ・避難小屋はあいてます(2000円) ・小屋周りに休暇できるテーブルがあります https://www.vill.tenkawa.nara.jp/tourism/spot/5189/ ○温泉 ⚫︎洞川温泉センター/800円 ・11:00~20:00(夏季21:00まで) ・水曜定休日 ・駐車場90分無料 http://www.vill.tenkawa.nara.jp/sightseeing/data/spa.html ⚫︎天の川温泉センター/800円 ・11:00~20:00(指定日21:00まで) ・火曜定休日 ・駐車場90分無料 http://yamatoonsen.com/ ○グルメ ⚫︎焼肉 馬酔木(あしび・奈良県吉野町) ・11:00~21:00 ・焼肉定食1500円、 年々値上がりしてるけど大満足♪ https://maps.app.goo.gl/iQf8Z6KPPtzWawU88?g_st=ic ⚫︎タイ料理 シャーン・グルン(奈良県奈良市) ・11:00~15:00、17:00~22:00 ・土日と火曜日営業 ・本格的なタイ料理が美味しいお店♪ https://maps.app.goo.gl/89PGY1bCN1w9w1zB6?g_st=ipc ※駐車場がないので近くのパーキング利用 https://parking.npc-npc.co.jp/p/29/1372/NR00050000 ⚫︎御茶乃子(おちゃのこ・奈良県奈良市) ・11:00~19:00 ・ふわふわカキ氷のお店。葛餅もオススメ♪ https://maps.app.goo.gl/7ezdisLfo5Yyi3Jn6?g_st=ic ⚫︎元喜神 奈良店 ・11:00~20:00 ・鶏白湯ラーメンとつけ麺のお店♪ https://maps.app.goo.gl/PrQsAt6ThKQ6FmJSA?g_st=ic |
写真
さらにこの後、
大台ケ原にも向かっていった😅
相変わらず光のような速さだったねw
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3777200.html
w)このダイヤモンド富士を見るボッチさんの写真は、彼女の山梨百名山登頂証明書の写真に使ってくれて、とても誇らしく嬉しかった出来事でした
https://www.yamareco.com/modules/diary/206183-detail-243780
感想
この週末は、珍しく晴れの三連休。先週は、山をお休みにしたので、どこに行こうかとても楽しみにしていました。
そんなときに、知った彼女の訃報。
「来るべき時が、とうとう来てしまった!」「覚悟はしてたけど、早い、早すぎる!」
彼女と連絡を取らなくなって、4年も経ってしまった。自分から連絡をしようと、何度か考えたけど、曖昧にしたまま何もできずにいたら、4年もたってしまった。後悔してもしきれない…。
初めて彼女と会ったのは、5年前、一緒に歩いたダイトレ。その頃からすでに、彼女は人気者で、私は大スターに会うような気持ちでドキドキしたのを覚えている。
初めて会う彼女は、スーパースターなのに、全く気取ったところがなくて、やわらかな広島弁で気さくに話しかけてくれた。人見知りのわたしも、初対面なのにあっという間に打ち解けて話せた。
意気投合して、それからは何度も一緒に山に登った。山のアドバイスなんて、全くしない彼女だけど、彼女が妖精のように、急登を軽やかに歩く様子を見ているだけで、とても勉強になった。遠い広島から、日本全国を遠征をしている彼女を見ていると、「大阪からの運転が辛いなんて言ってられないな。」背中を押してもらえた。
思えば山の話題より、家族のこと、恋人のことばっかり話してたよーな。みんなが知らない彼女の一面を知ってるのがうれしくて、彼女を喜ばせたくて、余計なお節介も多くなって、糸が絡まって解けなくなったままの、4年間。
彼女は、もう手の届かない遠い場所に行ってしまった。
いつか大好きな山で死ねたら本望…って、彼女が思っていたかは、想像するしかないけど、早い、早すぎる…。まだまだ、行きたい山があったよね。でも、やっぱり、嫌われてもいいから、言いたいこときちんと伝えたらよかったかな。でも、怖かった。
今週末は遠征には行く気にはなれなくて、彼女のことを少しでも近くに感じたくて、ちょうど4年前の同じ時期に行った八経ヶ岳にしました。まだまだ気持ちの整理がつかないので、お別れの言葉とか、感謝の言葉とか、考えがまとまらない。
4年前は「シベリアのように寒い」八経ヶ岳でしたが、今日は風もほとんどなくて、霧氷の美しい八経ヶ岳でした。
2021年11月23日
【百名山x2 166】乱入者?ステキな再会あり!シベリアのような大峰山
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3774404.html
2021年11月23日
寒~い霧氷の大峰🥶(八経ヶ岳)ボッチさんも登場!❄️
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3777200.html
先週は山に行くことができず、父が他界し、11月12日(日)に葬儀を終えたところでした。
深い悲しみの中にいたところ、続くようにまさかの訃報が届きました。
劔岳での滑落事故のニュースを知り、「まさか」と思いながらも嫌な予感が拭えませんでした。
そして、やはり彼女でした。
父の葬儀の最中に滑落したことを知り、心はさらに深く沈んでいきました。
父を失った悲しさはもちろんありましたが、それ以上に胸が締めつけられ、数日ほとんど眠れませんでした。眠れたと思ったら夢には彼女が出てくるほどの状況。もうヤマレコに登山界にボッチさんがいないのが受け入れることができない自分がいました。
ボッチさんとは4〜5回ほど一緒に山に登ったりお会いしたりした感じでしたが、たまにレコに載せる画像作成を頼まれたり、気さくに交流させてもらっていました。
あやちゃんも昔から僕よりもたくさん交流があったので深い悲しみに沈んでいました。
この一週間は二人してただ落ち込む時間が流れていたように思います。
今週は晴れの三連休でしたが、遠征する気力はなく、近隣の山でボッチさんとの想い出のある八経ヶ岳へ登ることにしました。
気づけば、ボッチさんと会って以来、一度も訪れておらず、4年ぶりの山行でした。
弱い寒波が入り、冬型の気圧配置が緩むタイミングだったので、「青空と霧氷に出会えるかもしれない」と期待しながら登山口へ向かいました。
登山口では偶然、よく出会うヤマップの方と再会。
話を聞くと、その方もボッチさんと何度か山に登り、お世話になっていたとのこと。
やはり深く落ち込んでおられました。
ボッチさんの最後のレコには多くのファンからコメントが寄せられ、交流のあった人たちの言葉には、悲しみを抑えながら書かれた想いが滲んでいました。
同じように慰霊登山をする方も出てきました。
これほど多くの人に愛された登山者が、ほかにいるでしょうか。
ヤマレコの先頭を走り続け、毎週のように驚くべき山行をこなし、見る人に元気と勇気を与え続けた彼女は本当に偉大な人でした。
急坂を登っていると、こないだお会いしたばかりのおいやんさん・まきんこさんとばったり出会い、ここでも自然と彼女の話題になりました。
その頃には青空が広がり始め、霧氷も現れ、気持ちが少しずつ晴れていくようで
「来てよかった」と心から思いました。
弥山小屋に到着したあと、霧氷が溶けないうちに山頂へ向かい、その先の明星ヶ岳にも足を伸ばしてみることに。
霧氷は決して強いものではありませんでしたが、この時期としては十分すぎるほど美しく、心を満たしてくれました。
下山後は紅葉真っ盛りの洞川〜みたらい渓谷を楽しみ、いつもの馬酔木で焼肉を食べ、壺阪寺の紅葉ライトアップまで訪れました。
おかげで久しぶりに気持ちが落ちつき、整理することができました。
翌日も、ボッチさんの大好物だったかき氷を食べに奈良公園周辺を歩くことに。
少しだけ、彼女をあちらの世界へ送り出せたような気がしています。
きっと彼女は、向こうの世界でも変わらず、たくさんの山へ登り続けていることでしょう。
心よりご冥福をお祈りします。
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