鎌ヶ岳・入道ヶ岳

- GPS
- 05:28
- 距離
- 14.4km
- 登り
- 1,863m
- 下り
- 1,863m
コースタイム
- 山行
- 4:16
- 休憩
- 1:12
- 合計
- 5:28
| 天候 | 快晴 無風 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
8時で結構ギリギリでした |
| コース状況/ 危険箇所等 |
鎌尾根〜イワクラ尾根はやはり侮れない 花崗岩のザレは結構甘くみてはいけない。しっかりルーファイを |
| その他周辺情報 | アクアイグニス 片岡温泉¥800(土日料金 平日は¥600) |
写真
感想
6年目となる秋の鈴鹿通い
今回は当日始発で出発ではなく、前日入り。
四日市の市内の快活はいっぱいなので郊外の快活へ
宮妻峡から鎌ヶ岳へ。こちらの道はそこそこの急登だが歩きやすい。
良いテンポでぐんぐん標高を稼ぐ。10℃前後の時はモンベルのメリノウールライトの長袖がとてもちょうどいい。Co1000を超えたあたりから眺望が良くなる。鈴鹿はこれだから素晴らしい。秋らしく空気もピリッとしている。
鎌尾根と合流して山頂の岩場の基部からは右手のルンゼから回り込む形で登っていく。ところどころ大きなステップが必要な岩登り。そんなこんなで山頂に到着。眺望は素晴らしい。
今日は、富士山、雪をかぶった御嶽山、雪でかなり白めの白山まで見えた。これほど良く見えるのは初めてかもね。山頂で記念撮影してから少し降りて基部でモグモグタイムとする。SOYJOYとみかんを食べて気力をチャージ。ここから鎌尾根へ。両端が切れているところが複数あり、そこが怖い。が、個人的にはこのあたりは整備もしっかりしているしそこまで難易度は高くない。結構登り返しが多くてふくらはぎをよく使う。個人的に難しいというか気が抜けないと感じたのは宮越岳の登りとその後のイワクラ尾根だ。まず宮越岳の登り。こちらは自分のルーファイを適当にしたせいで。変な汗をかく登りとなってしまった。これは反省しなければならない。白い花崗岩のところにステップを切ってあるので、そのまま直登を選んだのだが、まあ斜度があっても花崗岩ならフリクションが効くから行けるだと思っていたら、結構崩壊気味で表面がザレザレで思ったよりもフリクションも効きにくい。1箇所フリクションがギリギリの箇所があって。両手と膝をついてフリクションマックスでワンポイントを乗り切った。不要なリスクだった。最悪腹這いでフリクションマックスにすれば滑り始めてもすぐ止まったろうし、下に延々と落ちていく地形ではなかったからよかったのだが、振り返るとクライマーズライトに巻道が付いていたのでルーファイを怠ったのは素直によくになかった。ここからルーファイは慎重にするように心掛け、そのおかげか比較的難しい箇所に迷い込むことはなかったが、なかなかイワクラ尾根は迷っている踏み跡も多いのと崩壊しかけている箇所が多くなかなかスリリングな箇所が多かった。それに加えて崩壊した花崗岩と大量の落ち葉でそこそこ滑りやすかったので足には気を遣った。久々に集中しながら歩いた。そして登っては下りての繰り返しが地味にふくらはぎを削っていくなあとか考えたり、時折フォトジェネックなシーンに出会して中判カメラで撮影したりしていた。ちなみに計画は鎌ヶ岳〜入道ヶ岳の集回流うーとにしていたが、来年に入道ヶ岳を回してもいいよに水沢峠から宮妻峡に下山しようと行動中は考えていた。しかしながら水沢峠直下で登山道に亀裂が入っていたようで地元の山岳会?の人々がロープを張って整備をしていた。該当箇所の上も下も何人か登山者が溜まっていた。これも何かの運だろうと思い、入道ヶ岳方面のイワクラ尾根へと周回することにした。そんなこんなで道に迷わないように気をつけて、たまに落ち葉で滑りかけたりしながら入道ヶ岳に着いた。
とても山頂が広くて、眼下の伊勢湾が美しい。何機かパラグライダーも飛んでいた。確かにとてもパラグライダーに適していそうな広場だった。風も弱めで、山頂はピクニックにピッタリであった。
少し休んだら、ふくらはぎが回復したので降りる。今回は水は1L弱持ってきていたのだが、少々少なかったかもしれないなみたいなことを考えながら下山する。この辺りで屁がよく出る。それも結構臭い。消化不良かなとか考えながら下りていた。
入道ヶ岳から宮妻峡へおりる道は新道と書かれていたが、結構道の整備はpoorな印象だった。特に上部の草原地帯。少し見つけづらい。中部はそこそこ踏み跡も明瞭で歩きやすかったし、紅葉も綺麗であったが、下部はこれまた角の取れていない硬めの石のザレ場で滑りやすい&絶妙に間違いトレースがあったりしてこれまた意外と気が抜けなかったが、割とすぐに下山できた。
ちなみに下山口のキャンプ場のバンガローは大半が廃墟と化していた。
下山後はもみじ谷が紅葉狩り🍁の観光客でごった返していた。ふと見るとお茶詰め放題ののぼりを見つけたので、引き返して見にいく。かぶせ茶詰め放題¥1300で200g以上あったのでこれは買うしかないと思い、買う。最近は海外で抹茶ブームらしくてお茶も在庫不足気味らしい。
お茶を買ったら、評判が良さそうな片岡温泉へアクアイグニスへ向かう。アクアイグニスはとても洒落た商業施設の集合体であったが、混雑がものすごい。駐車場の数もえげつない。御在所へ来ている観光客もいるのだろうが、駐車場の数も4つあってすごい数なのにどれもほぼ満車ですごかった。一番空いていた鉄道路線の向こう側にある第二駐車場へ停めて温泉へ。温泉もまた洒落た現代風の割にちゃんと源泉掛け流しの結構良い泉質で素晴らしい。牛乳とか食事系は少し割高な印象。ベーカリーで帰りの新幹線車内用のクロワッサンとカレーパン(各々¥300くらい)を購入してから近くを通って気になっていた自然薯料理屋へ。今回はとろろ雑炊にしたが、自然薯のとろろを鍋に突っ込む時の普通の里芋とは違う粘稠度のとろろを次回はぜひそのまま食べて見たいと思った
近鉄四日市18:52発の列車にのり、名古屋からはひかりに乗って帰る。23時くらいに家に着いた。充実の1日だった。
反省
・遭難対策が少しおろそかであった。着火装置系とカップ系とツェルトを忘れてしまった。こういう時ほど気をつけねば
・6回目の鈴鹿で少し気が抜けていた。
・水沢岳周辺の花崗岩のザレ場でフリクションで行けるだろと思っていたら一部危うかった。安全な橋を選択するに越したことはない。余計な冒険する必要なかったのに考えが至らなかった。
Axe_













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