【湖北】妙理山の沢登り(小鷲見谷)

- GPS
- --:--
- 距離
- 4.5km
- 登り
- 683m
- 下り
- 683m
コースタイム
- 山行
- 4:40
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 4:40
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
・ 小鷲見谷は、妙理山(△901.5m)の東側に突き上げる高時川支流の谷。小さな谷の割には水量豊富(数日前の降雪のせいもあるかもしれないが)で、藪っぽさもほとんどなく、二次林ながら自然林なので気持ちよく歩ける。下部は平流だが、370m二俣以降は滝場がいくつか出てくる。特に370m二俣と480m二俣にミニゴルジュがあり、直登は難しく巻きもちょっとした悪さがあるので決して油断はできない。 ・ 下山に使った妙理山の北東尾根は、踏み跡やマーキング等は特にないが、かなり下部まで藪の薄い美しいブナ林が続き楽しく歩ける。ただし、末端はヤブツバキの藪がひどいので、無雪期は登りには使わないほうがいいかも。 |
写真
装備
| 備考 | ・ フェルトソール沢足袋使用 ・ 20m補助ロープのみ携行(使用機会なし) |
|---|
感想
横山岳の奥川並川支流の谷にいくつか入り、意外な面白さに高時川源流の谷々への興味が出て、今度はお隣の妙理山の谷に入ってみることにした。高時川支流の小さな谷で、森林図によれば、谷名は小鷲見谷。おそらく、既に廃村となった鷲見集落が存在していた鷲見川の1本手前にある小さな谷なので、小鷲見谷と呼ばれていたのだろう。他の高時川源流の谷々と同じく、あまりの規模の小ささに沢登りの対象としては看過されていたようで、特に記録は見当たらない。
かつては人里に近かった谷なので、植林の谷でも文句は言えないと覚悟して入渓したのだが、最初こそ石垣や植林が目についたものの、あとは二次林ながら紅葉の美しい自然林の谷で、気持ちよく歩くことができた。最初の二俣以降は随所に滝場も出てきて面白い。ミニゴルジュっぽいところも2箇所ほどあって、ワンポイントぴりっとした巻きもあり。少なくとも妙理山へのバリエーションルートとしては楽しめるのではないかと思う。
と、そんな偉そうなことを言いつつ、実は恥ずかしながら妙理山という山には初めて登ったのですが、こじんまりした静かなブナの山で、晩秋の日だまりに心温まる、大変結構なお山でございました。下山については当初、もう1本目星をつけていた谷を下降する予定だったのだが、出発時間が遅すぎて時間に余裕がなくなったため、大人しく尾根を下ることに。この尾根が当たりで、素敵なブナ回廊が長く続き、今季最高の紅葉狩りとなった(まあ、このへんの尾根は、みんなこんな感じなのかもしれないけど)。尾根末端ではヤブツバキの藪やら林道擁壁やらで一転ハードランディングとなったが、それも気にならないくらい満足度高めの半日ルートでした。
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