唐沢山

- GPS
- 02:51
- 距離
- 4.0km
- 登り
- 271m
- 下り
- 272m
コースタイム
| 過去天気図(気象庁) | 2025年11月の天気図 |
|---|---|
| アクセス |
写真
感想
今回はゆっくり友人と山を堪能することにした。あまり山登りが得意ではないけれど、自然の中を歩くのは好きなのでいっしょに歩いてくれるとのこと。もうそろ高山では雪が降り、紅葉が里山まで降りてきている頃だろうと思ったので、唐沢山に紅葉狩りに行くことにした。
この唐沢山、頂上に神社があるので、その周りの紅葉を楽しみにけっこう人が来る。でも人が多いのは頂上のあたりだけなので、ゆっくり下から登ってくる人は少ない。だから紅葉を楽しみながら軽く唐沢山を一周することにした。友人もそれぐらいなら行けそうということでいっしょに行くことにした。車を停めるのは、麓の唐沢山ポケットパーク。5台ぐらい止められる。友人と行くためのんびり行ったせいもあるが10時ぐらいで後1台しか残っていなかった。
それでも路肩に停めている車もあったので、多分もう降りてきて帰った車があったのだろう。偶然だけれど空いていてよかった。そこから登山口までは集落の中を歩く。田んぼは稲刈りが終わっており、奥には紅葉がきれいに色づいていた。空は青空で心地よく、日差しも穏やかだったので、なんだか山登り日和だった。暑い夏も通り過ぎ、寒くなったわけではない感じはいい。
少しずつ山に入って登っていると、辺りが黄葉しているので秋色だった。もうそろそろ落ち葉も落とすのだろう、色づいているのがきれいだった。少し凛とした空気、温かい日差し、秋色の森。なんだか命の洗濯をしているようだ。しばらく登ると第二駐車場に出る。少しだけアスファルトの道を歩いてまた山道に入る。やっぱり土の道はいい。歩いていて心地いい。なんだか今年は紅葉に色づきがいいように思える。急に寒くなったので慌てて葉っぱを落とそうとしているのだろうか。落ちている葉っぱが少し滑りそうなので、慎重に登っていく。少し遅くなったけれど、コウヤボウキが咲いていた。ヤクシソウなど咲いているかなと思っていたのだけれど残念ながら咲いていなかった。
途中秋色の道を歩いていると、白い花がたくさん見えた。コウヤボウキにしては大きい気がするので行っていると、リュウノウギクだ。普通に庭に生えているキクのは何そっくりだけれど、こっちは野草なので誰の手も借りずに花咲かせていた。ここで以前逢ったことはあったけれど、何年ぶりだろう。久しぶりの再会に嬉しくなる。そのまま進んで見晴らし小屋まで行く。
小屋と名前があるけれど、机とベンチがあるだけである。それでもそこで一休みできて、眺めが遠くまで見えるのは嬉しい。今日はガスが多くかかっていたので遠くまでは見えなかった。冬で空気が澄んでいるときなら富士山がきれいに見えるところであるが、今日は残念ながら見えなかった。そこでコーヒーブレイクのため一休みしていたら、お腹が空いてきてしまったので昼ごはんにすることにした。まだ11時台で12時にはなっていなかったのだけれど、お昼のおにぎりをいただくことにした。美味しくいただいたあと、ゆっくり唐沢山の方に行く。
途中また眺めのいいところがあるので見ると道がクネクネしている。唐沢のいろは坂と言われているところだ。しばらく進むとたくさんの車が停まっているところに出る。唐沢山レストハウスだ。この時期以外にこんなに車が多いのには合わないので、やっぱりみなさん紅葉を見にきているみたいだ。私と友人は山の中で紅葉はある程度楽しんだけれど、ここから楽しむ人もいるのだと思った。ここから沢山の頂上には古く大きなカエデやモミジの木があり、お日様を通して色々な色になっていた。もう少し枯れたほうがいいかなともいながらも紅葉を楽しんでいた。しばらく境内を歩いて、また眺めのいいところに出たけれど、やっぱり遠くまでは見えなかった。
そこからは山道を降りていく。こちらの山道を歩く人はいないみたいで、人には会わなかった。頂上まではアップダウンがあるけれど、頂上から降りるのはなだらかな斜面なのでゆっくりと降りた。途中秋色に染まった森があり、静かにのんびりとした雰囲気を味わえたのはよかった。しばらくすると麓まで降りてきた。少し朝は寒い気もしたけれど、日中はとても暖かく、のんびりとした山旅を楽しめた山歩だった。何度もきている唐沢山だけれど、まだまだ知らないことは多いなと思った1日だった。
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