秩父槍ヶ岳 東稜 久しぶりの藪岩山行

- GPS
- 07:31
- 距離
- 7.9km
- 登り
- 1,602m
- 下り
- 1,599m
コースタイム
- 山行
- 5:37
- 休憩
- 1:43
- 合計
- 7:20
| 天候 | 快晴! |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年11月の天気図 |
| アクセス | 相原橋に駐車しました。(無料、観光トイレ有) |
| コース状況/ 危険箇所等 |
<装備> ロープ、ギア等の基本的な装備以外にバイルとチェーンスパイクは必携。 <東稜> 登路に使用した藪岩ルートです。合理的に弱点を辿り、あえて難しい所を攻めなければクライミング的には難しくはないと思います。しかしワンミスで致命的な転落の危険が常にあり、状況に応じてロープを使用する場面もありました。 <野鳥の森歩道> 下降路に使用した一般ルート?です。既に廃道となっており荒廃化しています。特に最後の方の沢沿い左岸に崩落の進んだ箇所が有り、こちらもワンミスで死亡事故となる危険性が有ります。 |
写真
感想
ご縁が有ってkazuma-さんとOさんとで秩父槍ヶ岳へ。
コンスタントに続く急斜面、藪がらみの脆い岩場と久しぶりに藪岩要素満載の山行でした。登りの東稜は藪岩バリとして認識していたのでまあ良いのですが、下降に使った野鳥の森歩道は廃道化し特に沢沿いに出てからが想像以上に危ない感じでした。
全く開けない展望、足場の悪い急斜面、ウザい藪にクライミング的には評価されない脆く埃っぽい岩と、条件を並べると良い事無しな藪岩山行ですが何故か皆ハイテンションになるのは何でですかね?
ルートが無いからこそ自分の意志で選択する日常生活では味わえない自由。そんな所は雪山アルパインや沢登り等でルートを探す行為に似ているのかもしれません。久しぶりにジム課題やトポと離れた山行でした。
皆さん今回も楽しい時間をありがとうございました!また宜しくお願いします!
以下個人的な備忘録です。
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<装備関係>
こういったシチュエーションでのチェーンスパイク使用は経験が無かったが、急な土斜面でのグリップにはっきりと判る効果が実感できたのは収穫だった。半面、岩に対しては滑るので足の置き方に気を付ける事。
またバイルの使用も非常に有効だった。今では絶版の昔のモデルだが42cmの長さとピックの大きさが絶妙でスピッツェを使うのは勿論、ピオレトラクションでは雪の斜面を登攀するようなムーブが可能になる。
<服装関係>
車の温度計で登山口の気温は2度。
上半身
ロンTと半袖Tにアルパインスタートフーディs、その上にニュウモラップフーディでスタートし、東稜途中でニュウモラップフーディを脱いだ。山頂休憩時のみニュウモラップフーディを着て、それ以降アルパインスタートフーディsで行動した。
下半身
下着の上にライトトレールタイツとストームゴージュアルアインパンツ。気温的に寒いかと思ったが運動量が大きく日差しもあり、行動中ピットジップを開けたりで調整し概ね丁度良かった。
からしストームクルーザー、レッドポイントベリーライトジャケット、カッパズボンは持ったが不使用。
キャップはシャミースイヤーウォーマーワッチキャップでスタートしたが東稜途中からはO.D.ワークキャップに変更、バフは持ったが不使用。
ソックスはウイックロントレッキングソックスにボルダーXミッド。
グローブはコメリ黒軍手。モンベルウインドシェルグローブを持ったが不使用。
ザックはミュータント38。エマージェンシーはツェルト等の標準装備、お茶セットにテルモス500とナルゲン500。
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