筑波山:短歌や浮世絵にも描かれる名峰、眺望抜群の独立峰に定番のコースで。

- GPS
- 04:38
- 距離
- 7.9km
- 登り
- 766m
- 下り
- 776m
コースタイム
- 山行
- 3:36
- 休憩
- 1:01
- 合計
- 4:37
| 天候 | 快晴 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
良く整備されている。岩石は多いが、段差も整備されている。 |
写真
感想
筑波山、標高は低いものの平野から立ち上がった独立峰で、歴史的にも万葉集でも詠われ、浮世絵にも描かれている関東の名山である。行く機会が無かったのだが、歩いて登れるうちに行ってこようと出かけてみた。
26日の早朝、圏央道の幸手辺りから濃い霧、常総ICで降りて、筑波山に近づいても、霧の中。しかし、筑波山の山麓まで登るだけで、雲の上に出て朝日が輝いている。Windyの雲の予想で、この辺に雲が出るとなっていたのは、こういうことか。で、登り始めから快晴だった。筑波山では市営第3駐車場を利用した。トイレも有り、公営では一番神社に近い。今日は昼でも空きあり。トイレから少し下ると左に階段があり、鳥居の傍の道に出ることができる。この道をすこし行くと、左に大御堂、お寺がある。その石段を登り、本堂脇から、筑波山神社の方へ回る。筑波山神社は立派な神社である。神社の石段を下りて、土産物屋の並ぶ狭い道を登り、白雲橋コース入口に出た。
白雲橋コースは、最初は狭いが、直ぐに杉林と石段の参道の様な登りとなる。これが結構長く続く。途中、つつじが丘への分岐、白蛇弁天などがあるが、徐々に大きな石、岩が多くなってくる。後半で一時トラバース気味となるが、また、岩の間を登る様な道が続き、弁慶茶屋跡に休憩舎に着く。この辺りは紅葉がきれいだった。ここから、弁慶七戻りとか、母の胎内くぐりとかの奇岩群を見ながら、最後も岩の道の登りで、女体山山頂に到着する。山頂にはお社があり、その先の岩の山頂が、筑波山随一の展望所である。今日は西から南にかけては雲海が広がっていて、平地に朝の霧がまだ残っているようだ。東方向の海岸線は見えるようだ。山は、日光方面が見えた。
女体山から直ぐ下に、ロープウェイ駅とケーブルカー駅への分岐がある。ここからは、観光地である。ケーブル駅のある御幸ヶ原に向かう。途中、ガマ岩などの奇岩を経て、最後に少し下ると御幸ヶ原となる。平坦地で、右に茶屋、土産物屋が並び、その先にケーブル駅がある。ここから、男体山への登りは、最初少し土の道だが、やはり、岩の上を歩く登りとなる。ただし、距離は短い。男体山山頂にもお社があるが、休む所は少ない。ここから富士山が見えたのだが写真では判らなかった。御幸ヶ原まで戻り、御幸ヶ原コースを降りることにする。ケーブル駅の脇を下って行く。御幸ヶ原コースは筑波山の代表的な登山道だが、石、岩が多く、案外、楽な道ではない。木や擬木の階段と、岩ゴロゴロの道が特徴か。相州大山の表参道よりは整備されているかな。途中、ケーブルカーのすれ違い箇所に休憩所がある。そこまで行くと道は緩やかになり、しばらく行くと、ケーブルの宮脇駅の傍に出る。後はメインストリートに出て、第3駐車場に戻る。
ケーブルカーで登れる山としては、高尾山と同じだが、歩いて登るとすると、筑波山は登路に岩、石が多いので高尾山よりやや厳しいかな。紅葉の時期ではあるし、平日でも多くの人に登られている。今日、山中で出会った方は、女体山までの白雲橋コースで10人程、帰路の御幸ヶ原コースでは50人程だった(御幸ヶ原は除く)。
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