雲取山(京都北山)

- GPS
- 04:28
- 距離
- 7.4km
- 登り
- 543m
- 下り
- 548m
コースタイム
| 天候 | 曇一時晴 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
よく踏まれた登山道 |
写真
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
昼ご飯
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
GPS
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
サングラス
カメラ
シュリンゲ
|
|---|
感想
京都北山の雲取山、いつか行こうと思いつつ、登らずじまいだった。夏場は暑くて無理。一方冬はといえば、雪が中途半端に積もった沢筋に入るのはやっかいだ。となると、春か秋しかなくなるが、ここはヤマビルの天下というので、4月から11月の初旬までは避けたほうがいいだろう。そうして迎えた11月最後の土曜日の今日、ようやく決行となった。行くと決まってから、ではその雲取山はどこにあるのか、と調べる。実は正確な位置を把握していないのだった。そして理解したのは、花背峠のすぐ近くにある山だということだ。花背峠、なんと懐かしい名だろう。60年前、asakinuがまだ小学6年生だった時に、まだ見ぬウスバシロチョウとミヤマカラスアゲハを採ろうと、父親とともに京都北山の最奥に位置する大悲山と広河原に向かった。子供の自分にとっては大遠征である。早朝に阪神間の自宅を出て、あれこれ乗り継いで三条京阪へ。ここから出ていた広河原行きのボンネットバスに乗り込んだ。当時、バスは男の運転手と女の車掌が乗務しているものだったが、広河原行きのバスだけは車掌も男だった。険路を行くバスだから、と考えられたのだろう。途中、幅ギリギリのくねくね、急勾配の隘路が続く。周囲は霧に包まれて視界は効かない。そんな中をボンネットバスが爆走する。これには肝をつぶした。目をつぶっても運転できるくらい、習熟しているということだ。バスはどんどん登って行って最高地点に達した。そこが花背峠だった。ここで車掌が誘導してバスは切換えし、峠の反対側へと下って行く。その先に、桃源郷のような京都の山村が広がっていた。このバス路線は今日も健在らしく、一日一往復運行されているらしい。ルートは源義経が幼時を過ごした鞍馬を抜けてまっすぐ北上するものだ。その道が多分一番走りやすいはずだが、特に秋の今、鞍馬で大渋滞が発生するというので、ナビが示すもう一つのルート、湖西道路真野から途中口経由で国道477を西進するコースで行ってみる。この国道477がどんな道なのか、名前は「死なな」だし、心配だ。国道477に入るとほどなくして「この先離合困難」との標識が立っている。否が応にも緊張感が高まる。実際、峠を越え、百井集落に達するまで、離合可能箇所は限られる。百井集落でT字となり、左折するが、集落を抜けるまでが最狭である。集落を抜けた先も狭隘区間が連続し、離合困難である。幸い、いいところで対向車1台を交わして鞍馬からの道に合流した。この合流点がY字型で、切り返しを強いられる。この先花背峠まではすぐである。峠に出ると、昔の様子とは一変しているとはいえ、懐かしい感情がこみ上げる。ここから下りにかわり、間もなく別所集落に入る。集落中心の左手に広大な駐車場がある。車を置き、料金300円をボックスに入れて出発だ。
国道477をわずかに北へ進むと左手に橋のかかる林道が分岐している。これに入る。別の林道と交差する地点に「1」の標識があり、なおも直進する。この先、雲取峠から時計回りに登山道に沿って番号が振られている。間もなくして山道となる。北山杉の植林帯を谷沿いにゆっくり登っていく。途中、クリンソウの小群落などがあり、水場を過ぎると斜面を登るようになる。眼前が開けるともう林道の走る稜線で、寺山峠の道標が立っている。せっかく稜線に乗ったが、そのまま反対側の谷に下る。すぐに谷底につく。一の谷という谷だ。ほとんど傾斜のない小沢で、水線に沿って広葉樹が生え、最後のもみじを楽しませてくれる。水はちょろちょろ流れるばかりで、しばしばレコに書かれている「渡渉」の繰り返し、などという大げさなものはない。最後はやや急になり、周囲が開けて伸びやかな雰囲気の雲取峠につく。峠の反対側に小屋が見える。稜線上はクリ、ミズナラ、イロハカエデ、ソロなどの温帯林で、雲取山北峰分岐がすぐ上にある。分岐を右に上がるとすぐに周囲の山々の眺望が開けてくる。空は雲が切れて青空がのぞくようになった。すぐに北峰山頂に出る。ぐるりと眺めを楽しんだら、先の分岐に戻り、北峰の北面を巻いて進む。雲取山と北峰との標高差はわずか10mで、すぐに雲取山に達する。眺めのない山頂とされているが、落葉した今はそれなりに眺望がある。ここで昼食とする。
食後、雲取峠に取って返して、尾根沿いを進む。途中、寺山峠への道標があり、右に90度曲がる方角を指していたが、自分たちの来たルートにつながる道を指示していると勘違いして、右折せずまっすぐに広く明るい穏やかな支尾根を直進してしまう。この分岐がハタカリ峠で、直進した尾根からの眺望はすこぶる良い。その少し先でヤマレコ画面を見て間違いに気づき、慌てて道標のところに戻り、正しいルートに復帰する。この先、いくつかの小ピークを越えるが、いずれも尾根上をまっすぐに登っており、地味にしごかれる。途中、地蔵杉山にも寄っていく。我々は斜面を強引に登ったが、「15」標識のところから尾根上を辿るのが賢いと思われる。再びルートに戻って進めばヤッホーポイントという山里を見下ろす地点に出る。「つじやま」の山名板もある。ここでルートは右に90度曲がっているが、直進しそうになるところだ。少し進むと作業道に出る。尾根直下をパラレルに進めば、間もなく寺山峠の標識が目に入ってくる。朝通った道を下って駐車地へと戻った。さあここで気合を入れなおす。あの離合困難な「死なな」道路が待っているから。
帰路、幸いにも百井で対向車1台とすれちがっただけで無事、山間部を抜けた。湖西道路も、来るときも帰るときもスムーズに流れている。いつも渋滞に悩まされていた雄琴あたりは、完全片道2車線化が完成していて、何もなかったかのようにすいすいと流れていた。無料供試といってもあの渋滞じゃあな、と避けてきた湖西道路、今後はどんどん使わせてもらうこととしよう。超狭隘道路を嫌って鞍馬経由にしなくて正解!とにんまり笑う自分がいた。
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