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Yamareco

記録ID: 9014978
全員に公開
ハイキング
奥秩父

秩父御岳山(三峰口駅から周回)

2025年11月30日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:18
距離
12.6km
登り
1,027m
下り
1,018m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:38
休憩
0:40
合計
5:18
距離 12.6km 登り 1,026m 下り 1,018m
8:59
17
9:16
11
9:27
71
10:38
10:46
59
11:45
11:46
16
12:02
12:29
29
12:58
13:00
20
13:20
13:21
30
13:51
13:52
25
14:17
三峰口駅
天候 快晴無風
秩父の最高/最低気温 16.1/-0.8
過去天気図(気象庁) 2025年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
<往路>
飯能 7:13 〜 8:04 西武秩父
御花畑 8:27 〜 8:47 三峰口 秩父鉄道 500円
<復路>
三峰口 14:58 〜 15:19 御花畑 秩父鉄道 500円
西武秩父 15:42 〜 16:31 飯能
コース状況/
危険箇所等
今年滑落事故のあった町分コース上部のトラバース箇所について、感想欄に詳細を記した
三峰口駅を出発。電柱の右上が剣ヶ峰。その右に御岳山の山頂がわずかに顔を出している。
2025年11月30日 09:00撮影 by  SC-51A, samsung
11/30 9:00
三峰口駅を出発。電柱の右上が剣ヶ峰。その右に御岳山の山頂がわずかに顔を出している。
しばらく車道を歩くが、猿が多く、糞だらけだった。
2025年11月30日 09:11撮影 by  SC-51A, samsung
11/30 9:11
しばらく車道を歩くが、猿が多く、糞だらけだった。
最後の紅葉
2025年11月30日 09:23撮影 by  SC-51A, samsung
11/30 9:23
最後の紅葉
強石のバス停横から右に入る
2025年11月30日 09:28撮影 by  SC-51A, samsung
11/30 9:28
強石のバス停横から右に入る
屈曲した車道をショートカットしたりしなかったりして、最終的にここから登山道に入る
2025年11月30日 09:59撮影 by  SC-51A, samsung
11/30 9:59
屈曲した車道をショートカットしたりしなかったりして、最終的にここから登山道に入る
手前にあった案内図。強石コースを登り、町分コースを下る。
2025年11月30日 09:56撮影 by  SC-51A, samsung
11/30 9:56
手前にあった案内図。強石コースを登り、町分コースを下る。
ずっと植林の中の道。上部はシカの食害で有毒のオオバノイノモトソウだけになっている。
2025年11月30日 10:17撮影 by  SC-51A, samsung
11/30 10:17
ずっと植林の中の道。上部はシカの食害で有毒のオオバノイノモトソウだけになっている。
杉ノ峠で主稜線に出る。樹齢数百年クラスの杉が数本。
2025年11月30日 10:37撮影 by  SC-51A, samsung
11/30 10:37
杉ノ峠で主稜線に出る。樹齢数百年クラスの杉が数本。
ひと登りした送電線鉄塔から御岳山が見えたと思ったが、実は立派に見えるのは剣ヶ峰。御岳山はその西(左)側面に微かに頭を出しているようだ。
2025年11月30日 10:57撮影 by  SC-51A, samsung
11/30 10:57
ひと登りした送電線鉄塔から御岳山が見えたと思ったが、実は立派に見えるのは剣ヶ峰。御岳山はその西(左)側面に微かに頭を出しているようだ。
左手、中津川の奥に白泰山
2025年11月30日 10:58撮影 by  SC-51A, samsung
11/30 10:58
左手、中津川の奥に白泰山
すぐ隣に電波反射板。ダム管理用らしい。
2025年11月30日 11:05撮影 by  SC-51A, samsung
11/30 11:05
すぐ隣に電波反射板。ダム管理用らしい。
杉林が続く
2025年11月30日 11:14撮影 by  SC-51A, samsung
11/30 11:14
杉林が続く
林道を横切る
2025年11月30日 11:26撮影 by  SC-51A, samsung
11/30 11:26
林道を横切る
傾斜がキツくなり
2025年11月30日 11:34撮影 by  SC-51A, samsung
11/30 11:34
傾斜がキツくなり
クサリもあった
2025年11月30日 11:40撮影 by  SC-51A, samsung
11/30 11:40
クサリもあった
剣ヶ峰山頂には何もない
2025年11月30日 11:46撮影 by  SC-51A, samsung
11/30 11:46
剣ヶ峰山頂には何もない
ちょっと下って
2025年11月30日 11:47撮影 by  SC-51A, samsung
11/30 11:47
ちょっと下って
登り返して御岳山の肩の分岐点
2025年11月30日 11:59撮影 by  SC-51A, samsung
11/30 11:59
登り返して御岳山の肩の分岐点
すぐに御岳山山頂で、普寛神社奥の院に参拝
2025年11月30日 12:01撮影 by  SC-51A, samsung
11/30 12:01
すぐに御岳山山頂で、普寛神社奥の院に参拝
山頂からの眺め1:両神山
2025年11月30日 12:06撮影 by  SC-51A, samsung
11/30 12:06
山頂からの眺め1:両神山
山頂からの眺め2:雲取山から和名倉山にかけて
2025年11月30日 12:07撮影 by  SC-51A, samsung
11/30 12:07
山頂からの眺め2:雲取山から和名倉山にかけて
分岐点に戻って、左の町分コースに進む
2025年11月30日 12:27撮影 by  SC-51A, samsung
11/30 12:27
分岐点に戻って、左の町分コースに進む
しばらく細尾根を辿った後、
2025年11月30日 12:30撮影 by  SC-51A, samsung
11/30 12:30
しばらく細尾根を辿った後、
杉林の急斜面をトラバース気味に下る道になる。この辺りが今年4月の滑落事故現場のようだ。
2025年11月30日 12:39撮影 by  SC-51A, samsung
11/30 12:39
杉林の急斜面をトラバース気味に下る道になる。この辺りが今年4月の滑落事故現場のようだ。
タツミチの分岐。左は猪狩山経由の古池コースだが、そっちはかなり危なそうなので、右の町分コースに向かう。
2025年11月30日 12:58撮影 by  SC-51A, samsung
11/30 12:58
タツミチの分岐。左は猪狩山経由の古池コースだが、そっちはかなり危なそうなので、右の町分コースに向かう。
杉林の穏やかな道が続く
2025年11月30日 13:08撮影 by  SC-51A, samsung
11/30 13:08
杉林の穏やかな道が続く
こっちもオオバノイノモトソウだらけ。こんな所にはクマも寄りつかないだろうと思ったら、
2025年11月30日 13:23撮影 by  SC-51A, samsung
11/30 13:23
こっちもオオバノイノモトソウだらけ。こんな所にはクマも寄りつかないだろうと思ったら、
一本だけ、杉の樹皮がベロンと剥がされれていた。
2025年11月30日 13:39撮影 by  SC-51A, samsung
11/30 13:39
一本だけ、杉の樹皮がベロンと剥がされれていた。
クマかシカか?
2025年11月30日 13:39撮影 by  SC-51A, samsung
11/30 13:39
クマかシカか?
登山道の左手は広葉樹林なので、クマがいても不思議はない
2025年11月30日 13:48撮影 by  SC-51A, samsung
11/30 13:48
登山道の左手は広葉樹林なので、クマがいても不思議はない
贄川に降りる直前の伐採地から、熊倉山と
2025年11月30日 13:57撮影 by  SC-51A, samsung
11/30 13:57
贄川に降りる直前の伐採地から、熊倉山と
武甲山
2025年11月30日 13:57撮影 by  SC-51A, samsung
11/30 13:57
武甲山
ここに降りてきた
2025年11月30日 14:04撮影 by  SC-51A, samsung
11/30 14:04
ここに降りてきた
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ウール帽子 ザック 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 筆記用具 ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 日焼け止め 保険証 時計 サングラス タオル ツェルト ストック モバイルバッテリ スマホ(GPS) 熊鈴

感想

この秋はクマが気になってあまり山に行っていないが、そろそろ身体が鈍って来たので、近場に出かけることにした。秩父方面の荒川より北は両神山しか登っていないので、手始めに秩父御岳山に行くことにした。それで初めて知ったのだが、この山で今年4月に高校山岳部の滑落事故が起きていた。「(御岳山)山頂に登った後、登山道を北東方向に約320メートル下山した地点で女子生徒が滑落。急斜面を約100メートル滑り落ちた。」ということである。ちょっと気が引けたが、事故の検証を兼ねて行ってみた。

三峰口駅から強石ルートを登る。途中、剣ヶ峰の手前が痩せ尾根の急登だが、ロープやクサリが設置してあり、危険は感じない。御岳山山頂に到着して一休みした後、60メートル戻った分岐点から事故のあった町分ルートに入る。登山道は初め両側が切れ落ちた痩せ尾根上を通るが、ここは立木伝いに歩けるのであまり緊張しない。分岐点から200メートル先で、主稜線を右に外れて杉林の急斜面をトラバース気味に下る道になり、途中で一度右折左折とジグザグを切って、280メートル先で主稜線上に戻る。右折箇所が山頂から直線でほぼ320メートルの位置になる。

このトラバース道は道型が狭くて浅く、かつ一部は外傾しており、さらに路面に細かい岩片が散らばっていて、ズルッと滑りやすい。杉林は樹間が開いており、掴まるところはない。足裏に神経を集中し、歩幅を小さくして、スリップしないよう、バランスを崩さないように歩くしかない。斜面は傾斜45度近く、下藪がないので、滑り出したら止まらないだろう。「頭を打つなどして意識不明の重体」とのことなので、相当な速度で滑り落ち、立木に激突したのかもしれない。この下100メートル付近には林道御岳線が通っている(地理院地図では手前で終わっているが、実際は東の古池まで続いている)ので、あるいは林道の路面で停止したのかもしれない。

こういう際どいトラバース道は、一般登山道にも結構ある。その全てに延々とロープ設置等の対策をするのは現実的ではないので、各自が気をつけて通過するしかない。数多くの人が通過するうちには、運悪く事故が発生することもありうる。登山というのは高い所に登るということだから、転落、滑落のリスクは常にある。マーフィーの法則「起こる可能性のあることは、いつか実際に起こる」ということであり、山の事故をゼロにすることはできない。

ただ、事故の確率を高める行為は極力避けなければならない。この事故の詳細は分からないが、少なくともこのルートが山岳部に入って最初の登山の対象として適当であったかどうかは、問われるべきだろう。今回の私の登山で、このトラバース道は緊張を強いられた唯一の区間だった。せめて下りではなく登りであれば、リスクは相当下げられたと思うのだが。なお、シカの食害なのか、ここに限らず林に下藪が全くない所が多いので、こういう滑落事故のリスクは昔より増している、ということは認識した方が良い。

現場付近には、事故があったことや注意を促すような掲示は一切なかったように思う。快晴無風で登山日和の日曜だったが、山中では全く人に出会わなかった。事故のためでもないだろうと思うが。

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