記録ID: 9015181
全員に公開
ハイキング
近畿
ノジギク咲く日笠山から展望の亀岩・一本松山へ
2025年11月30日(日) [日帰り]
兵庫県
マルヒコ
その他1人
体力度
1
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 03:14
- 距離
- 7.7km
- 登り
- 304m
- 下り
- 306m
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| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車
JR曽根駅まで |
| コース状況／ 危険箇所等 |
地元ボランティアの皆さんのお陰もあって、よく整備されたハイキング道で、休憩所も多いです。 ただ、今日は、坂道に落ち葉がいっぱいで少し滑りやすかったです。 |
写真
当初、赤穂の雄鷹台山へ行こうと予定していましたが、JRが人身事故で神戸〜姫路間が運転見合わせとなり、明石駅から山陽電車に乗り換えました。電車の中で急遽、ノジギクを見に行くことを思い立ち大塩駅で下車しました。これは、山陽電車6000系の車両で板宿駅で電車型コンビニになっています。
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11/30 9:09
当初、赤穂の雄鷹台山へ行こうと予定していましたが、JRが人身事故で神戸〜姫路間が運転見合わせとなり、明石駅から山陽電車に乗り換えました。電車の中で急遽、ノジギクを見に行くことを思い立ち大塩駅で下車しました。
これは、山陽電車6000系の車両で板宿駅で電車型コンビニになっています。
これは、山陽電車6000系の車両で板宿駅で電車型コンビニになっています。
大塩天満宮跡大塩天満宮は、今は駅南にありますが、もともとは駅北にあり平成10年新社殿を建立し移転しました。天満宮の秋季例大祭で奉納される毛獅子が兵庫県の重要無形民俗文化財となっています。
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11/30 9:17
大塩天満宮跡
大塩天満宮は、今は駅南にありますが、もともとは駅北にあり平成10年新社殿を建立し移転しました。天満宮の秋季例大祭で奉納される毛獅子が兵庫県の重要無形民俗文化財となっています。
大塩天満宮は、今は駅南にありますが、もともとは駅北にあり平成10年新社殿を建立し移転しました。天満宮の秋季例大祭で奉納される毛獅子が兵庫県の重要無形民俗文化財となっています。
皇帝ダリア
「優雅」「威厳」「壮麗」といったポジティブな花言葉を持ちます。
短日植物なので夜間照明などが苦手です。
「優雅」「威厳」「壮麗」といったポジティブな花言葉を持ちます。
短日植物なので夜間照明などが苦手です。
天満神社さきほどの天満宮とは別の日笠山の麓に鎮座している天満神社で、別名"岩神社"とも呼ばれています。この名前は菅原道真公が大宰府に向かう途中にこの日笠山で休憩されたと伝わっており、その際に座った腰掛け岩に因んでいます。
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11/30 9:26
天満神社
さきほどの天満宮とは別の日笠山の麓に鎮座している天満神社で、別名"岩神社"とも呼ばれています。この名前は菅原道真公が大宰府に向かう途中にこの日笠山で休憩されたと伝わっており、その際に座った腰掛け岩に因んでいます。
さきほどの天満宮とは別の日笠山の麓に鎮座している天満神社で、別名"岩神社"とも呼ばれています。この名前は菅原道真公が大宰府に向かう途中にこの日笠山で休憩されたと伝わっており、その際に座った腰掛け岩に因んでいます。
大池天満神社から、まっすぐ日笠山に向かわず大塩ノジギク公園に寄っていきます。
池の山側にノジギク公園があります。
播磨平野にはため池がいっぱいあります。
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11/30 9:29
大池
天満神社から、まっすぐ日笠山に向かわず大塩ノジギク公園に寄っていきます。
池の山側にノジギク公園があります。
播磨平野にはため池がいっぱいあります。
天満神社から、まっすぐ日笠山に向かわず大塩ノジギク公園に寄っていきます。
池の山側にノジギク公園があります。
播磨平野にはため池がいっぱいあります。
ハシビロガモ
雄の色がまだ完全にきれいになっていません。
今日はいろんな種類のカモを見ました。
雄の色がまだ完全にきれいになっていません。
今日はいろんな種類のカモを見ました。
大塩ノジギク公園に到着です。
まだまだ蕾が多い感じです。今年は例年より遅いのかなあ
まだまだ蕾が多い感じです。今年は例年より遅いのかなあ
姫路市大塩町は、戦前に牧野富太郎博士が「日本一のノジギクの群落地」と称えた土地です。
日笠山のじぎく園
ボランティアの皆さんが、荒れた山を整地し、のじぎくと、桜の復活を果たしました。
ボランティアの皆さんが、荒れた山を整地し、のじぎくと、桜の復活を果たしました。
遊歩道の山側のノジギクは多いのですが遊歩道の海側のノジギクは疎らでした。昔の記憶では段々畑一面のノジギクだったと思うのですが、少し減ってしまったのかなあ。
9
11/30 9:44
遊歩道の山側のノジギクは多いのですが遊歩道の海側のノジギクは疎らでした。昔の記憶では段々畑一面のノジギクだったと思うのですが、少し減ってしまったのかなあ。
キバナノジギクノジギクの黄花種です。
昭和5年(1930)に植物学者の牧野富太郎博士が大塩に来られたとき、のじぎくの黄花をつけたものを発見し、博士によってキバナノジギクと命名されたそうです。
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11/30 9:44
キバナノジギク
ノジギクの黄花種です。
昭和5年(1930)に植物学者の牧野富太郎博士が大塩に来られたとき、のじぎくの黄花をつけたものを発見し、博士によってキバナノジギクと命名されたそうです。
ノジギクの黄花種です。
昭和5年(1930)に植物学者の牧野富太郎博士が大塩に来られたとき、のじぎくの黄花をつけたものを発見し、博士によってキバナノジギクと命名されたそうです。
ノイバラの実というと正確ではないので「擬果」と呼びましょう。花の子房以外の部分（花托やがくなど）が発達してできた果実のこと擬果と言います。リンゴやイチゴなどの食べておいしいところが擬果で、リンゴの中の種やイチゴの外側のつぶつぶが実です。
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11/30 9:47
ノイバラの実というと正確ではないので「擬果」と呼びましょう。
花の子房以外の部分（花托やがくなど）が発達してできた果実のこと擬果と言います。リンゴやイチゴなどの食べておいしいところが擬果で、リンゴの中の種やイチゴの外側のつぶつぶが実です。
花の子房以外の部分（花托やがくなど）が発達してできた果実のこと擬果と言います。リンゴやイチゴなどの食べておいしいところが擬果で、リンゴの中の種やイチゴの外側のつぶつぶが実です。
腰かけ岩
さきほど通ってきた天満神社のいわれとなった道真公が腰かけた岩です。
さきほど通ってきた天満神社のいわれとなった道真公が腰かけた岩です。
最初は竹林の道が続きます。
ハチクでしょうか？小ぶりで節の線が黒っぽいです。
ハチクでしょうか？小ぶりで節の線が黒っぽいです。
夫婦岩展望台に到着です。
眩い黄葉です。
里山の秋を感じます。
眩い黄葉です。
里山の秋を感じます。
北山81mの山頂標「ここは北山とちがうと思う」と落書きされています。
ヤマレコのマップ上の夫婦岩展望台とほぼ重なっている北山81mはここで間違いないと思いますので、混乱のなきよう。
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11/30 10:05
北山81mの山頂標
「ここは北山とちがうと思う」と落書きされています。
ヤマレコのマップ上の夫婦岩展望台とほぼ重なっている北山81mはここで間違いないと思いますので、混乱のなきよう。
「ここは北山とちがうと思う」と落書きされています。
ヤマレコのマップ上の夫婦岩展望台とほぼ重なっている北山81mはここで間違いないと思いますので、混乱のなきよう。
夫婦岩
奥にもう一つ岩があり夫婦岩です。
今は草ぼうぼうですが、昔はこのへんにもノジギク畑があったように記憶しています。
奥にもう一つ岩があり夫婦岩です。
今は草ぼうぼうですが、昔はこのへんにもノジギク畑があったように記憶しています。
黄葉と重なるように紅葉です。
今は、里山の紅葉が素晴らしいです。
今は、里山の紅葉が素晴らしいです。
馬坂峠のノジギク畑に到着しました。
最初にキバナノジギクが目に飛び込んできました。
最初にキバナノジギクが目に飛び込んできました。
キバナノジキクはリュウノギクとシマカンギクの雑種という説もあります。
私は違いを説明できません。
私は違いを説明できません。
馬坂峠頂上のじぎく順路の標識
ベンチの横にあり虫よけに大きなトンボの飾りが吊るされています。
ベンチの横にあり虫よけに大きなトンボの飾りが吊るされています。
ノジギク
「野の路に咲く菊」を意味し、秋の野原の風景に溶け込み、人々の心を和ませてくれます。
「野の路に咲く菊」を意味し、秋の野原の風景に溶け込み、人々の心を和ませてくれます。
一面のノジギクではありませんが、里山にひっそり咲くノジギクというのもいいじゃありませんか。
背景の色づく山やカキの木、手前にはノジギク。これが秋の里山風景だと思います。
イヌタデ
アップで見るとピンク色や赤紫色の小さな花を密につけてとても綺麗です。
アップで見るとピンク色や赤紫色の小さな花を密につけてとても綺麗です。
ときどき展望が開けます。まさに里山です。ときどき新幹線が通ると通過音が聞こえます。
竹林坂の頂上に真っ赤なモミジがありました。
竹林と紅葉の取り合わせは京都みたいです。
竹林と紅葉の取り合わせは京都みたいです。
大塩山城跡
低い石垣の遺構が残っていました。城は、天正6年（1578）、羽柴秀吉によって落城したそうです。
低い石垣の遺構が残っていました。城は、天正6年（1578）、羽柴秀吉によって落城したそうです。
ハゼやウルシ、アラカシなどが紅葉したハイキング道をいきます。
陽光休憩所
縦走路にはいたるところにベンチがある休憩所が設置されています。
縦走路にはいたるところにベンチがある休憩所が設置されています。
十字路を直行し「日笠山・牛谷ハイキングコース」から「一本松・亀山ハイキングコース」へ向かいます。
なぜかナンテンがあたり一面にありました。
昔、誰かが植栽したのでしょうか
昔、誰かが植栽したのでしょうか
ハゼの紅葉です。
「一本松・亀山ハイキングコース」はハゼやウルシの木が多くなり、赤い紅葉も楽しめます。
「一本松・亀山ハイキングコース」はハゼやウルシの木が多くなり、赤い紅葉も楽しめます。
途中、見晴らしの良い岩がありました。北方の高御座山方面が見えます。
今年の干支の蛇が書かれた石です。
「もういくつ寝るとお正月♪」
「もういくつ寝るとお正月♪」
マル秘展望台からの展望です。マル秘なのに案内標識が出ていました。大塩のまちが見えます。
亀岩
ここからは亀に見えませんが、麓から見ると亀に見えるそうです。
色づいた山を見ると「山装う」という季語にも納得です。
ここからは亀に見えませんが、麓から見ると亀に見えるそうです。
色づいた山を見ると「山装う」という季語にも納得です。
一本松展望台播磨灘が一望できます。今日は天気がよくて、青い空と海がまぶしすぎて何も見えません。
展望台にはハイカーがいっぱいいました。
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11/30 11:54
一本松展望台
播磨灘が一望できます。今日は天気がよくて、青い空と海がまぶしすぎて何も見えません。
展望台にはハイカーがいっぱいいました。
播磨灘が一望できます。今日は天気がよくて、青い空と海がまぶしすぎて何も見えません。
展望台にはハイカーがいっぱいいました。
一本松山山頂
標高は135メートルです。これは高砂アルプスと呼ばれる一帯の山々の中で最も標高が高い山です。
標高は135メートルです。これは高砂アルプスと呼ばれる一帯の山々の中で最も標高が高い山です。
JR曽根駅
昭和2年に建てられた木造駅舎です。となりの宝殿駅ができるまでは「阿弥陀駅」でした。今も住所は高砂市阿弥陀です。
昭和2年に建てられた木造駅舎です。となりの宝殿駅ができるまでは「阿弥陀駅」でした。今も住所は高砂市阿弥陀です。
早く山を下りてきたので、駅から少し散歩をしました。
これは、コウノトリの巣柱です。
高砂市阿弥陀のため池には毎年いっぱいコウノトリが飛来します。
これは、コウノトリの巣柱です。
高砂市阿弥陀のため池には毎年いっぱいコウノトリが飛来します。
ケリの飛翔風景
稲刈りの終わった田んぼでケリをいっぱい見ました。
飛翔すると翼の白が目立ちます。
稲刈りの終わった田んぼでケリをいっぱい見ました。
飛翔すると翼の白が目立ちます。
北山鹿島神社
高砂市「高御位山」の麓に鎮座する神社です。江戸時代初期に創建されたとても雰囲気の良い神社です。
高砂市「高御位山」の麓に鎮座する神社です。江戸時代初期に創建されたとても雰囲気の良い神社です。
コスモス畑の向こうに高御座山
いなみ野には、いっぱいコスモス畑もありました。
いなみ野には、いっぱいコスモス畑もありました。
シロバナタンポポ
久しぶりに見ました。花言葉は「私を探して」「私を見つめて」です。見つけてあげたよ。
久しぶりに見ました。花言葉は「私を探して」「私を見つめて」です。見つけてあげたよ。
撮影機器：
感想
今日は赤穂の雄鷹台山へドウダンツツジの紅葉を見に行く予定をしていましたが、朝、JRの新快速電車に乗ると、東姫路駅で人身事故があり途中で電車の運行を見合わせるとの車内放送が流れました。そこで、急遽予定を変更し、明石駅で山陽電車に乗り換えて、兵庫県の花であるノジギクを見に行くこととしました。
11月17日以降、2週間近く日笠山のレコが上がっていなかったので、ノジギクが終わってしまっていないか心配でしたが、実際に訪ねてみるとまだまだ蕾も多く、見頃はこれからといった感じでした。また、先週訪問した「よこお野路菊の丘」のような一面のノジギクの大群落を期待したのですが、日笠山も馬越峠も花はまばらにしか咲いていませんでした。昔はもっといっぱい咲いていたように記憶しているのですが、だいぶ花が減っているようです。
しかし、ノジギクは「野路菊」と書くように華やかさよりも、季節の移ろいの中でひっそりと咲くその姿に、日本人が大切にする美意識や風情を感じることができるのではないかとも思います。
日笠山から亀岩へ続く縦走路は、コナラやアラカシがオレンジや黄色に色づき、とても綺麗で気持ちよく歩くことができました。縦走路とは言いますが標高100m満たないハイキング道ですので、アップダウンもたいしたことはありません。それなのに素晴らしい展望を見ることができるとても良いハイキング道なのでおすすめです。
今日は里山の秋を堪能した一日でした。
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