記録ID: 9045379
全員に公開
ハイキング
房総・三浦
ツリーハウス〜保台古道 元清澄山〜大周遊コースR７
2025年12月08日(月) [日帰り]
千葉県
tutumi
体力度
3
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 05:24
- 距離
- 12.1km
- 登り
- 774m
- 下り
- 769m
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| 天候 | 快晴 気温6〜18度 風０〜3m |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2025年12月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
アスレチックな周回でした。隧道に眠るコウモリは必見。 ピンクテープ、ロープ場、根っこをつかんでの上り下り、ヤマレコでルート確認、こんな山歩きをしたい人におすすめ。 初級者には厳しいです。 ○危険箇所 ・ツリーハウスから根っこつかみの激下り 保台古道保存会が整備しているコースではありません。完全にバリエーションルートです。一番ザレていて危険を感じました。ここはおすすめしません。 今回、ツリーハウスの上りに使ったところが保台古道保存会の「直登コース」です。 駐車場〜「UFO道コース」〜ツリーハウス〜「直登コース」〜保台古道 にすればよかったと思いました。 ・大周遊コースR７ （かつてのハイキングコース） 整備されていた名残りはありますが、今はピンクテープとロープ場のバリエーションルートでした。細尾根でピークを巻くことなく踏んでいくのでルートはわかりやすいです。 細かく砕けた泥岩のズル滑りが落ち葉フカフカでパワーアップされてました。木から木へ根っこつかんでの下りも数箇所ありました。（このズル斜面が危険箇所） 木が生えているので高度感はありませんが、細尾根でよく見たら左右崖というところがいくつかありました。（慎重に歩けば心配ない程度） ○やや危険箇所 ・保台古道の沢筋の倒木帯 倒木や苔むした岩で滑らないように。水分が抜けて土砂ダムは泥土になってました。水を含んだらガンガンぬかるむかも知れません。 ・保台古道の崖の細道 落ち葉でズル滑りしそうなので沢に沿って歩きました。 五号隧道の手前が大きく崩壊した斜面を上に巻きます。ザレてるのでやや危険箇所。 ・関東ふれあいの道 何ヶ所か道が崩壊して巻くところがあります。うっかり足を滑らせないように。 階段のアップダウンは疲れます。 ○保台古道の隧道群 素掘りのトンネルが８つあります。将棋の駒のような五角形です。 暗いトンネルにはコウモリが住んでます。キクガシラコウモリだそうです。 ものすごく小さな確率ですが、トンネル天井からの落石にあたったら。（天井を見るかぎり落石の気配は感じませんでした。） ●もし雨が降ると様相は一変します。 ・保台古道は沢の一段高いところに道筋がありますが、残っていたりなかったりで枯れ沢を歩くところもたくさんあります。 雨後や雨が降ると、倒木や巨岩がツルツル滑るでしょう。大雨が降ったら、両側に崖が迫っているので増水して逃げ場がありません。 ・ツリーハウスの激下り、大周遊コースR７は砕けた泥岩のズル滑り地帯であり、足場になるはずの根っこもツルツルになって、難関バリエーションルートに早変わりすると予想します。 ●視聴ユーチューブ 【千葉県】山奥の謎施設〜急傾斜の無名山に建てられた○○観測所 ドローン探検CHANNEL 古の道を抜ける冒険！保台古道の素掘り隧道巡り うきふかせの冒険 |
写真
保台ダム（ぼだいダム）
キョンとイノシシは描かれてません。やっぱり嫌われてる。
キョンとイノシシは描かれてません。やっぱり嫌われてる。
トイレにはられていた案内。保台古道保存会 はじめに直登コースでツリーハウスに向かいます。
直登コース長 〜 い ロープでした。きついです。噂の急勾配は本当でした。体力温存。しょっぱなから体力使わないようにしないと。
1
12/8 8:18
直登コース
長 〜 い ロープでした。きついです。噂の急勾配は本当でした。体力温存。しょっぱなから体力使わないようにしないと。
長 〜 い ロープでした。きついです。噂の急勾配は本当でした。体力温存。しょっぱなから体力使わないようにしないと。
ツリーハウスにたどり着きました。手前に小さなテラス、「保台天体観測所」
いろいろ飾ってますが、なぜか宇宙人のような なんともふしぎな空間！
今日のコースでツリーハウスから保台古道に下るまでが、どこよりも大変でした。根っこをつかんで激下りです。
保台古道の沢筋までどうにか下りて、ズル滑りの崖を振り返ります。少しでも緩くて根っこがある所を慎重に選びます。落ち葉に埋もれた根っこが命づな。
1
12/8 9:02
保台古道の沢筋までどうにか下りて、ズル滑りの崖を振り返ります。少しでも緩くて根っこがある所を慎重に選びます。落ち葉に埋もれた根っこが命づな。
保台古道（ぼだいこどう）残っていたりなかったり。岩だらけの枯れ沢歩きでした。
倒木帯を何度も越えます。土砂ダムは水が抜けてフカフカな泥に変わってます。
二重のピンクテープ これは要注意。整備した方がうったえてます。
歩いてきた谷筋を離れます。左後ろのゆるい斜面にヘアピンカーブ。
歩いてきた谷筋を離れます。左後ろのゆるい斜面にヘアピンカーブ。
保台古道で危いところは、古道が崩壊してなくなっている所ですが、ここはきれいに残ってます。
一号隧道 ここが一番長い。ダイソーLED点灯。いかにもコウモリでそう。
コウモリさんいました。見た目小さい。これだけ見るのは人生初。一匹も飛んできません。バタバタと飛びまわってトンネル内が騒然となるのかと思ってました。
1
12/8 9:59
コウモリさんいました。見た目小さい。これだけ見るのは人生初。一匹も飛んできません。バタバタと飛びまわってトンネル内が騒然となるのかと思ってました。
三号隧道 21m 保台古道保存会 保存会の皆さんありがとう！
岩壁に刻まれた幅10cmのトラバース 微妙に設置されたトラロープがありました。
四号隧道 入口はだいぶ埋まってますが中は広いと山行記録で紹介されてましたが、実際はどうなのか？
きれいな壁。でも白い岩肌に黒いのが点々と。短い隧道ながら入口が土砂で埋まって暗くなったからでしょう。
五号隧道の手前の斜面が崩壊していて、上に大きく巻きます。ザレているので注意です。
大きいのがいました。きれいなマント。凛々しい。ここは彼だけ。
七号隧道 いません。短くて日が差すところにはいないようです。夜はわかりませんが。
落下した砂岩がゴロゴロ。いつ落ちるか分からないと思うと自然と早足。
いません。
いません。
関東ふれあいの道に着きました。保台古道を振り返ります。石柱が転がってますが、「保台古道」の標識はありませんでした。
三石山分岐 ここから元清澄山までは三石山〜元清澄山ピストンで歩いてます。
山頂のベンチを目視。階段地獄も先が見えました。三石山分岐からここまでアップダウンいくつもありました。前回も息が切れたことを思い出した。
1
12/8 11:43
山頂のベンチを目視。階段地獄も先が見えました。三石山分岐からここまでアップダウンいくつもありました。前回も息が切れたことを思い出した。
頂上からの激下り。トラロープありました。落ち葉で隠れたズル滑り地帯。気を抜くと絶対尻もちをつく場所。スマホいじりもほどほどに。
12/8 11:59
頂上からの激下り。トラロープありました。落ち葉で隠れたズル滑り地帯。気を抜くと絶対尻もちをつく場所。スマホいじりもほどほどに。
大周遊コースR７ らしい。かつてはよく整備されたハイキングコースだったのでしょう。そういう面影が所々に残ってます。
ここまでテープがはられている、しかも二重テープまで。直感的に注意ポイント。ヤマレコで位置確認。左に直角カーブでした。
イイね！ このところグラデーションの美しさを知った私。大人になったのかな！笑
大周遊コースR７ ここは楽ちん、根っこの階段に助けられます。根っこをつかんでズル滑りの斜面を一歩一歩下りたり上ったりするところがいくつかありました。
1
12/8 12:44
大周遊コースR７ ここは楽ちん、根っこの階段に助けられます。根っこをつかんでズル滑りの斜面を一歩一歩下りたり上ったりするところがいくつかありました。
保台ダムの道を歩きます。ピンクの落ち葉が斜面からアスファルトの道まで薄く広がってます。
装備
| 個人装備 |
トレッキングシューズ
ヘルメット
塩飴
滑り止め付き軍手
LEDライト（ダイソー）
熊鈴
モバイルバッテリー
|
|---|
感想
険しいところも多々ありましたが、面白いコースでした。満足満足
ただし、登山道が乾いている時に歩くのがおすすめです。雨後や雨が降っている日は、ズルズル・ツルツルになって危険が倍増すると思います。
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