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Yamareco

記録ID: 9053138
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
甲信越

太郎山・虚空蔵山縦走/下塩尻〜表参道

2025年12月06日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
--:--
距離
12.9km
登り
1,083m
下り
935m

コースタイム

日帰り
山行
5:48
休憩
2:25
合計
8:13
5:27
21
上塩尻・登山者用駐車場
5:48
57
6:45
6:55
68
8:03
8:10
52
9:02
9:24
30
虚空蔵山
9:54
10:03
22
10:25
10:32
20
10:52
10:59
17
11:16
12:30
7
12:37
12:46
54
天候 曇りのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2025年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 自転車
1.太郎山の麓、表参道登山口(道路脇に相当数駐車可能)に自転車をデポ。
2.上塩尻地区の登山者用駐車場(数台程度駐車可能)に車を停めてから登山開始しました。
3.上塩尻から下塩尻まで主に集落の道路を徒歩で移動。下塩尻・和合城跡登山口は民家の脇で、駐車スペースはありません。

4.トイレについて
いずれの登山口にもトイレはありません。国道18号・上田バイパス沿いのドライバー向けの公衆トイレが最寄りです。
コース状況/
危険箇所等
虚空蔵山以西は足場の悪い急坂が多い。落ち葉や霧氷が落ちて登りでも滑ります。
この時期は特に登り推奨かと思います。
虚空蔵山以東は緩やかなアップダウンが多くなり、比較的歩きやすくなります。

太郎山山系全体を通して、指導標やマーキングは豊富。
区間によって多少ばらつきはありますが、よく整備された登山道です。
その他周辺情報 真田温泉健康ランド・ふれあいさなだ館(長野県上田市真田町)で汗を流しました。
自分も何度も利用していますが、地元の方御用達の良い温泉です。
※物見遊山手形入浴施設。
5:00頃 太郎山・表参道登山口付近にて自転車をデポ。

12月に入っただけあって、先週より一段冷え込みが強い。
表参道登山口に車を停め、自転車で下塩尻へ移動することも考えましたが、
下山後に自転車を使うこととして車にて上塩尻・登山者用駐車場へ移動しました。

5:27 上塩尻・登山者用駐車場(430m)出発! ※当写真

まずは集落の中の道路を下塩尻の登山口へ向けて歩きます。
5:00頃 太郎山・表参道登山口付近にて自転車をデポ。

12月に入っただけあって、先週より一段冷え込みが強い。
表参道登山口に車を停め、自転車で下塩尻へ移動することも考えましたが、
下山後に自転車を使うこととして車にて上塩尻・登山者用駐車場へ移動しました。

5:27 上塩尻・登山者用駐車場(430m)出発! ※当写真

まずは集落の中の道路を下塩尻の登山口へ向けて歩きます。
5:48 下塩尻・和合城跡登山口(410m)より登山開始!

徒歩約20分で下塩尻・和合城跡登山口に到着。この登山口は民家の脇にあり、駐車スペースはありません。
自転車を回収するために一時的に車を置く場所にも困りそうな気がします。
民家のすぐそばなので、静粛に登山開始します。

最初は涸れた小さな沢沿い。小さな堰堤があります。しばらくして沢から離れて山腹道へ。
5:48 下塩尻・和合城跡登山口(410m)より登山開始!

徒歩約20分で下塩尻・和合城跡登山口に到着。この登山口は民家の脇にあり、駐車スペースはありません。
自転車を回収するために一時的に車を置く場所にも困りそうな気がします。
民家のすぐそばなので、静粛に登山開始します。

最初は涸れた小さな沢沿い。小さな堰堤があります。しばらくして沢から離れて山腹道へ。
6:16 最初の展望地(530m)

30分弱で展望が開けましたが、断崖絶壁上なので気を抜けません。
眼下の国道18号を走る車が豆粒のよう。奥には千曲川。その向こう側が先週訪問したばかりの上田原古戦場にあたります。
6:16 最初の展望地(530m)

30分弱で展望が開けましたが、断崖絶壁上なので気を抜けません。
眼下の国道18号を走る車が豆粒のよう。奥には千曲川。その向こう側が先週訪問したばかりの上田原古戦場にあたります。
6:30 段々畑跡を通って主稜線に乗る(620m)

段々畑跡の中を通るようになると主稜線が見えてきます。
6:30 段々畑跡を通って主稜線に乗る(620m)

段々畑跡の中を通るようになると主稜線が見えてきます。
虚空蔵山方面に背を向け、まずは主稜線末端の和合城跡に寄っていきます。
いきなり明瞭な堀切が現れ、山城好きの血が騒ぎます。
虚空蔵山方面に背を向け、まずは主稜線末端の和合城跡に寄っていきます。
いきなり明瞭な堀切が現れ、山城好きの血が騒ぎます。
保存状態良好な曲輪を越えていきます。
保存状態良好な曲輪を越えていきます。
6:45 和合城跡(654.7m)到着!

着きました!山城に相応しい優れた眺望の曲輪です。
でもまだ日が当たらない上、風が通るのでめちゃくちゃ寒かった…。
6:45 和合城跡(654.7m)到着!

着きました!山城に相応しい優れた眺望の曲輪です。
でもまだ日が当たらない上、風が通るのでめちゃくちゃ寒かった…。
和合城跡からは特に北面の眺望が良いです。
ちょうど雲が掛かっている辺りが村上氏の本拠、坂城の葛尾城跡で、
この和合城跡は南側の抑えとなります。
和合城跡からは特に北面の眺望が良いです。
ちょうど雲が掛かっている辺りが村上氏の本拠、坂城の葛尾城跡で、
この和合城跡は南側の抑えとなります。
曲輪の端の土塁上にて見つけました。

四等三角点
点名:「岩鼻」
標高:654.67m
曲輪の端の土塁上にて見つけました。

四等三角点
点名:「岩鼻」
標高:654.67m
6:55 和合城跡出発!

10分の滞在で和合城跡を出発します。早く行動開始しないと凍えそうでした。
これから歩いていく稜線の木々がなんだか白い。
6:55 和合城跡出発!

10分の滞在で和合城跡を出発します。早く行動開始しないと凍えそうでした。
これから歩いていく稜線の木々がなんだか白い。
下塩尻との分岐点を過ぎるとさっそく急登が始まります。
落ち葉と硬い地面で登りでも滑りやすい。
下塩尻との分岐点を過ぎるとさっそく急登が始まります。
落ち葉と硬い地面で登りでも滑りやすい。
僅かに林道を歩くところ以外は基本的に尾根直上を進みます。
少し後に気付きますが、地面が白いのは雪ではなく霧氷の欠片です。
朝から雲が多かったけど、ようやく朝日が射しこんできそうでした。
僅かに林道を歩くところ以外は基本的に尾根直上を進みます。
少し後に気付きますが、地面が白いのは雪ではなく霧氷の欠片です。
朝から雲が多かったけど、ようやく朝日が射しこんできそうでした。
アルプス展望台(880m)

樹林帯から僅かな窓が開き、真っ白な北アルプスが見えました。
朝の千曲川沿いだけ雲が多かったけど、今日も予報どおり好天です。
アルプス展望台(880m)

樹林帯から僅かな窓が開き、真っ白な北アルプスが見えました。
朝の千曲川沿いだけ雲が多かったけど、今日も予報どおり好天です。
8:03 924m標高点ピーク・高津屋城跡

しばらく続く急登が落ち着いて924m標高点ピークに到着。
看板によるとここも村上氏による高津屋城跡の一部とのこと。
縦走ついでに山城巡りもできて、一石二鳥の山行です!
8:03 924m標高点ピーク・高津屋城跡

しばらく続く急登が落ち着いて924m標高点ピークに到着。
看板によるとここも村上氏による高津屋城跡の一部とのこと。
縦走ついでに山城巡りもできて、一石二鳥の山行です!
村上連珠砦の一つ、高津屋城跡。
大河ドラマ「武田信玄」では、村上義清は上條恒彦さんが演じていました。
今でも名将村上義清のイメージとしてこびりついています。
村上連珠砦の一つ、高津屋城跡。
大河ドラマ「武田信玄」では、村上義清は上條恒彦さんが演じていました。
今でも名将村上義清のイメージとしてこびりついています。
924mから958mまで、少しほっとする比較的標高差の小さな区間が続きます。
924mから958mまで、少しほっとする比較的標高差の小さな区間が続きます。
遂に行く手に見えてきた虚空蔵山。太郎山までのほぼ中間点にあたる要衝です。
遂に行く手に見えてきた虚空蔵山。太郎山までのほぼ中間点にあたる要衝です。
8:26 958m標高点ピーク

案内板によるとこの辺りまで高津屋城跡があったようです。

なお主稜線はここで急角度で右へ折れますが、進行方向にも支尾根が派生しているので要注意。
マーキング、指導標はあります。
8:26 958m標高点ピーク

案内板によるとこの辺りまで高津屋城跡があったようです。

なお主稜線はここで急角度で右へ折れますが、進行方向にも支尾根が派生しているので要注意。
マーキング、指導標はあります。
958mから僅かに下ってから、虚空蔵山へ向けて標高差170mの登りが始まります。
ここは足場の悪い急坂で、しかも落ち葉と霧氷の欠片でかなり滑りやすくなっています。
今日の行程を東向きにしたのは良かったのではと思いました。
958mから僅かに下ってから、虚空蔵山へ向けて標高差170mの登りが始まります。
ここは足場の悪い急坂で、しかも落ち葉と霧氷の欠片でかなり滑りやすくなっています。
今日の行程を東向きにしたのは良かったのではと思いました。
滑りやすい急登をやっと終えると、今度は虚空蔵山城跡の曲輪の一角に出ました!
ここまで来ると虚空蔵山山頂まであと少し。
滑りやすい急登をやっと終えると、今度は虚空蔵山城跡の曲輪の一角に出ました!
ここまで来ると虚空蔵山山頂まであと少し。
9:03 虚空蔵山山頂(1076.9m)到着!!

着きました!実は2度目の虚空蔵山。太郎山からここまでは8年前の夏に踏破済でした。
下塩尻の登山口から3時間余り。なかなかの登り応えでした。

久しぶりの虚空蔵山山頂は霧氷と抜けるような青空で美しい光景の山頂でした。
9:03 虚空蔵山山頂(1076.9m)到着!!

着きました!実は2度目の虚空蔵山。太郎山からここまでは8年前の夏に踏破済でした。
下塩尻の登山口から3時間余り。なかなかの登り応えでした。

久しぶりの虚空蔵山山頂は霧氷と抜けるような青空で美しい光景の山頂でした。
初冬はやはり景色がきれい。眼下の上田市街、上田原古戦場。遠方は八ヶ岳、美ヶ原を眺めています。
初冬はやはり景色がきれい。眼下の上田市街、上田原古戦場。遠方は八ヶ岳、美ヶ原を眺めています。
霧氷に包まれる虚空蔵山山頂でのあおいとひなた

#ヤマノススメ
霧氷に包まれる虚空蔵山山頂でのあおいとひなた

#ヤマノススメ
三等三角点
点名:「南條」
標高:1076.88m
三等三角点
点名:「南條」
標高:1076.88m
虚空蔵山ももちろんアルプス展望台。北アルプス南部の山々が近い。
左から常念岳、大天井岳、奥にちらっと槍の穂先でしょうか。
虚空蔵山ももちろんアルプス展望台。北アルプス南部の山々が近い。
左から常念岳、大天井岳、奥にちらっと槍の穂先でしょうか。
低山ながら天に突き出たような山容は、先週登った子壇嶺岳のようです。
低山ながら天に突き出たような山容は、先週登った子壇嶺岳のようです。
初冬の信州も最高です。
初冬の信州も最高です。
逆光の南側には上田市街地、千曲川。遠くに蓼科山が目立つ八ヶ岳。左奥は金峰山や御座山が重なっているのでしょうか。
逆光の南側には上田市街地、千曲川。遠くに蓼科山が目立つ八ヶ岳。左奥は金峰山や御座山が重なっているのでしょうか。
ここが縦走の終点なら、長く留まって景色を楽しみたいところでした。
ここが縦走の終点なら、長く留まって景色を楽しみたいところでした。
9:24 虚空蔵山山頂出発

身体が冷えないよう20分余りで出発しました。
まだ道半ば。距離はこれまでの区間より、太郎山までのほうがまだ遠い。
事前の予想では太郎山には昼頃に着くとみていました。
9:24 虚空蔵山山頂出発

身体が冷えないよう20分余りで出発しました。
まだ道半ば。距離はこれまでの区間より、太郎山までのほうがまだ遠い。
事前の予想では太郎山には昼頃に着くとみていました。
虚空蔵山以東はしばらく下り基調ながら、途中には閉じた等高線のピークが4つ。
特に虚空蔵山に近いところには少し岩場もあるので気を抜けません。
虚空蔵山以東はしばらく下り基調ながら、途中には閉じた等高線のピークが4つ。
特に虚空蔵山に近いところには少し岩場もあるので気を抜けません。
霧氷のおかげで低山とは思えない光景です。
霧氷のおかげで低山とは思えない光景です。
程近い距離で1060m、1073mと立て続けにピークを通過。
この辺りは亀井城跡。村上連珠砦はまだまだ続きます。
上田原で武田勢と激戦を繰り広げただけあって村上勢は強く、
若き武田晴信をして力攻めの限界を悟らせた転機となったといわれます。
結果として調略によって村上勢は内から切り崩されることになるのですが…。
程近い距離で1060m、1073mと立て続けにピークを通過。
この辺りは亀井城跡。村上連珠砦はまだまだ続きます。
上田原で武田勢と激戦を繰り広げただけあって村上勢は強く、
若き武田晴信をして力攻めの限界を悟らせた転機となったといわれます。
結果として調略によって村上勢は内から切り崩されることになるのですが…。
9:47 太郎山山系随一の展望地

不意に前方の視界が開け、太郎山へ続く主稜線を見通すことができました!
標高の高い主稜線沿いにだけ霧氷が付き、まるで行程を示してくれているかのようでした!
太郎山は正面奥の直前まで霧氷が付いている平らなピーク。まだまだ遠い。
9:47 太郎山山系随一の展望地

不意に前方の視界が開け、太郎山へ続く主稜線を見通すことができました!
標高の高い主稜線沿いにだけ霧氷が付き、まるで行程を示してくれているかのようでした!
太郎山は正面奥の直前まで霧氷が付いている平らなピーク。まだまだ遠い。
9:54 弥五郎峰(1020m)

時折展望地が続く主稜線歩きです。今度は北西方向に眺望の広がる弥五郎峰。
ピークというよりはちょっとした岩場が盛り上がったところといった感じでしたが絶景です!
9:54 弥五郎峰(1020m)

時折展望地が続く主稜線歩きです。今度は北西方向に眺望の広がる弥五郎峰。
ピークというよりはちょっとした岩場が盛り上がったところといった感じでしたが絶景です!
太郎山山系の北側の眺望

眼下に上信越自動車道。少し奥には村上義清の本城の葛尾城跡。
尾根をそのまま登れば五里ヶ峰に至ります。南麓には坂城町の中心街で村上氏館跡もあります。
千曲川左岸には冠着山(姨捨山)。この辺りの山々も全て登っています。
太郎山山系の北側の眺望

眼下に上信越自動車道。少し奥には村上義清の本城の葛尾城跡。
尾根をそのまま登れば五里ヶ峰に至ります。南麓には坂城町の中心街で村上氏館跡もあります。
千曲川左岸には冠着山(姨捨山)。この辺りの山々も全て登っています。
左端のお椀を伏せたようなピークが冠着山(姨捨山)。
奥の北アルプスは左が爺ヶ岳、右の双耳峰は鹿島槍ヶ岳。
今夏、母と共に爺ヶ岳と鹿島槍に登頂できたことは至上の喜びでした。
左端のお椀を伏せたようなピークが冠着山(姨捨山)。
奥の北アルプスは左が爺ヶ岳、右の双耳峰は鹿島槍ヶ岳。
今夏、母と共に爺ヶ岳と鹿島槍に登頂できたことは至上の喜びでした。
ここも縦走の途中でなければ、いつまでも眺めていたい絶景でした。
ここも縦走の途中でなければ、いつまでも眺めていたい絶景でした。
霧氷で眩しい尾根をひたすら東進します。
霧氷で眩しい尾根をひたすら東進します。
10:25 峰の展望台(1040m)

虚空蔵山、太郎山の中間を少し過ぎた辺り。南側へ支尾根が派生するところは峰の展望台と名付けられている展望地です。
10:25 峰の展望台(1040m)

虚空蔵山、太郎山の中間を少し過ぎた辺り。南側へ支尾根が派生するところは峰の展望台と名付けられている展望地です。
だいぶ上田の中心部が近付いていました。千曲川右岸の森は上田城でしょうか。
今でこそ千曲川から上田城は少し距離があるけど、かつて千曲川は上田城のすぐそばを流れており、
堀の役目を担っていたとのこと。
だいぶ上田の中心部が近付いていました。千曲川右岸の森は上田城でしょうか。
今でこそ千曲川から上田城は少し距離があるけど、かつて千曲川は上田城のすぐそばを流れており、
堀の役目を担っていたとのこと。
緩やかにアップダウンを繰り返していると、樹林帯の向こうに太郎山が近付いてきました。
緩やかにアップダウンを繰り返していると、樹林帯の向こうに太郎山が近付いてきました。
太郎山山系は南山腹に数本の登山道があり、エスケープルートとしても使えます。
太郎山山系は南山腹に数本の登山道があり、エスケープルートとしても使えます。
10:52 西峠(1060m)

季節は違っても見覚えのある、小広い西峠までやってきました。
ここまで来ると太郎山は指呼の距離。
虚空蔵山を過ぎてからは行程の進み具合が予想より早かった気がします。
10:52 西峠(1060m)

季節は違っても見覚えのある、小広い西峠までやってきました。
ここまで来ると太郎山は指呼の距離。
虚空蔵山を過ぎてからは行程の進み具合が予想より早かった気がします。
霧氷の欠片を踏みしめて、太郎山への最後の登りに掛かります。
西峠からの標高差は約100m。
霧氷の欠片を踏みしめて、太郎山への最後の登りに掛かります。
西峠からの標高差は約100m。
開けた空間が見えてきました!あと少し、あと少し、もう一歩前へ!
開けた空間が見えてきました!あと少し、あと少し、もう一歩前へ!
樹林帯を抜けるとだだっ広い太郎山山頂へ!
虚空蔵山付近辺りまで振り返ることができました。
樹林帯を抜けるとだだっ広い太郎山山頂へ!
虚空蔵山付近辺りまで振り返ることができました。
11:16 太郎山山頂(1164m)到着!!

着きました!
快晴微風で素晴らしい光景の8年ぶりの太郎山。
夏には雲が沸いていたので、季節によってやはり雰囲気は大きく異なりました。
これまで縦走中に出会った方は一人のみだったのに対し、上田市民の山として親しまれている人気の山だけに多くの方々で賑わっていました。

※写真は誰も居なくなった時に撮影したものです。
11:16 太郎山山頂(1164m)到着!!

着きました!
快晴微風で素晴らしい光景の8年ぶりの太郎山。
夏には雲が沸いていたので、季節によってやはり雰囲気は大きく異なりました。
これまで縦走中に出会った方は一人のみだったのに対し、上田市民の山として親しまれている人気の山だけに多くの方々で賑わっていました。

※写真は誰も居なくなった時に撮影したものです。
小春日和の太郎山山頂でのあおいとひなた

小春日和がいいね、と言っているようです。
小春日和の太郎山山頂でのあおいとひなた

小春日和がいいね、と言っているようです。
三等三角点
点名:「太郎山」
標高:1164.35m
三等三角点
点名:「太郎山」
標高:1164.35m
今日は太郎山山系をまとめてよく歩きました。
今日は太郎山山系をまとめてよく歩きました。
太郎山からはなんと富士山が見えていました!
虚空蔵山などでは手前の八ヶ岳で隠れていたようです。
太郎山からはなんと富士山が見えていました!
虚空蔵山などでは手前の八ヶ岳で隠れていたようです。
富士山を隠していた八ヶ岳。右側は硫黄岳でしょうか。
富士山を隠していた八ヶ岳。右側は硫黄岳でしょうか。
北アルプスも相変わらず快晴。白銀の鹿島槍が美しい。
北アルプスも相変わらず快晴。白銀の鹿島槍が美しい。
奥に穂高岳。穂高を遮るように横たわる手前の稜線は常念岳、蝶ヶ岳。
奥に穂高岳。穂高を遮るように横たわる手前の稜線は常念岳、蝶ヶ岳。
少し木々が煩いけど、右から小蓮華山、白馬岳、杓子岳、白馬鑓ヶ岳。
今年6月初めに山スキーの滑り納めで登った白馬鑓が再び雪景色に。
一年が本当に早過ぎます。
少し木々が煩いけど、右から小蓮華山、白馬岳、杓子岳、白馬鑓ヶ岳。
今年6月初めに山スキーの滑り納めで登った白馬鑓が再び雪景色に。
一年が本当に早過ぎます。
昼寝したくなる陽気で山コーヒーを楽しみました。
9月に飯能のすすきで購入した最後の夢馬クッキー。ザックの中で割れていましたが美味しかったです。
昼寝したくなる陽気で山コーヒーを楽しみました。
9月に飯能のすすきで購入した最後の夢馬クッキー。ザックの中で割れていましたが美味しかったです。
いつの間にか太郎山山頂での滞在は1時間15分余り。
そして誰も居なくなっていました。
時間はまだ昼過ぎではあるけど、温泉まで寄って帰れば夕方になるのでそろそろ重い腰を上げることとします。
長野市街へ向かう主要な道路は土曜夕刻はすごく混むのでちょっと憂鬱になるのです。
それはともかく、やはり太郎山は人気のある山だけあって最高の山頂です。
いつの間にか太郎山山頂での滞在は1時間15分余り。
そして誰も居なくなっていました。
時間はまだ昼過ぎではあるけど、温泉まで寄って帰れば夕方になるのでそろそろ重い腰を上げることとします。
長野市街へ向かう主要な道路は土曜夕刻はすごく混むのでちょっと憂鬱になるのです。
それはともかく、やはり太郎山は人気のある山だけあって最高の山頂です。
12:30 太郎山山頂出発

下塩尻から登り基調の行程が長く続きましたが、あとは表参道を下るのみ。
なお8年前の夏には表参道を登りで歩いています。

太郎山山頂からはこれまでと打って変わって、よく踏まれた登山道となります。
霧氷が凍結しそうな箇所もあったので、これからの時期は滑り止めがあると安心でしょう。
12:30 太郎山山頂出発

下塩尻から登り基調の行程が長く続きましたが、あとは表参道を下るのみ。
なお8年前の夏には表参道を登りで歩いています。

太郎山山頂からはこれまでと打って変わって、よく踏まれた登山道となります。
霧氷が凍結しそうな箇所もあったので、これからの時期は滑り止めがあると安心でしょう。
12:37 太郎山神社(1150m)

太郎山は厳密にいえば双耳峰で、南東側の1150mピークには太郎山神社があります。
手前の小さな鳥居は潜ると無病息災のご利益があるようで、ユニークな体験でもあるし折角だから潜っておきました。
12:37 太郎山神社(1150m)

太郎山は厳密にいえば双耳峰で、南東側の1150mピークには太郎山神社があります。
手前の小さな鳥居は潜ると無病息災のご利益があるようで、ユニークな体験でもあるし折角だから潜っておきました。
表参道は昔から続く信仰の道。山中の神社とは思えない大きな鳥居を潜ります。
表参道は昔から続く信仰の道。山中の神社とは思えない大きな鳥居を潜ります。
表参道は程好い傾斜が続いて膝にも優しい。下るにつれて霧氷は少なくなっていきました。
表参道は程好い傾斜が続いて膝にも優しい。下るにつれて霧氷は少なくなっていきました。
時折道標代わりの祠があり、趣のある登山道となっています。
ただし下るにつれて落ち葉が増え、地面の起伏が分かり辛くなるので気を抜けません。
時折道標代わりの祠があり、趣のある登山道となっています。
ただし下るにつれて落ち葉が増え、地面の起伏が分かり辛くなるので気を抜けません。
ここは十八丁丁石の祠。下るにつれて数を減らしていきます。
ここは十八丁丁石の祠。下るにつれて数を減らしていきます。
表参道のほぼ中間地点にも太郎山神社の鳥居があります。
表参道のほぼ中間地点にも太郎山神社の鳥居があります。
下っていくと次第に尾根から東山腹へ。
六丁丁石を過ぎる頃には、高速道路の騒音が大きくなってきました。
下っていくと次第に尾根から東山腹へ。
六丁丁石を過ぎる頃には、高速道路の騒音が大きくなってきました。
谷間の短い距離だけ姿を見せる上信越道。
手前は長大な太郎山トンネルとなり、あっという間に坂城へと抜けていきます。
谷間の短い距離だけ姿を見せる上信越道。
手前は長大な太郎山トンネルとなり、あっという間に坂城へと抜けていきます。
13:40 太郎山・表参道登山口(580m)到着!!

着きました!!
下塩尻から8時間弱の縦走。やはり縦走となると充実感あります!
虚空蔵山以東は歩いたことがあるとはいえ、季節も違うので殆ど初めてのような新鮮な気持ちで歩けました。
13:40 太郎山・表参道登山口(580m)到着!!

着きました!!
下塩尻から8時間弱の縦走。やはり縦走となると充実感あります!
虚空蔵山以東は歩いたことがあるとはいえ、季節も違うので殆ど初めてのような新鮮な気持ちで歩けました。
13:54 自転車にて太郎山・表参道登山口出発

表参道登山口付近はまとまった駐車スペースはないけど、路肩に多数駐車可能です。
8年前はここに車を置いたので、暑い中ここまで道路を戻ってくるのが大変でした。

手早く自転車の準備を終えて出発します。この頃にはもう温泉とコーラで頭がいっぱい。
13:54 自転車にて太郎山・表参道登山口出発

表参道登山口付近はまとまった駐車スペースはないけど、路肩に多数駐車可能です。
8年前はここに車を置いたので、暑い中ここまで道路を戻ってくるのが大変でした。

手早く自転車の準備を終えて出発します。この頃にはもう温泉とコーラで頭がいっぱい。
太郎山山系の麓を通る国道18号バイパス。
殆ど緩やかな下りで自転車なら快適ですが、北側は途中で歩道がなくなるので南側を通りましょう。
太郎山山系の麓を通る国道18号バイパス。
殆ど緩やかな下りで自転車なら快適ですが、北側は途中で歩道がなくなるので南側を通りましょう。
14:13 上塩尻・登山者用駐車場(430m)到着!!

表参道登山口から約5km。懐かしい駐車場に戻ってきました。
徒歩なら1時間余り掛かりそうだけど20分弱で戻ってきました。
駐車場は集落の山裾の小道を進んだところにあり、奥の北陸新幹線の高架が目印となります。
本日の山行は実質的にはここで終了。あとは真田温泉が待っています。

上田市街地に近く慢性的な渋滞に辟易しながら真田温泉へ。
心ゆくまでほっこりしてから、縦走の余韻に包まれて約1時間余りの帰途に就きました。

寒くて出掛けるのが億劫になりがちな12月。年明けからの山スキー始動前に一座でも多く登っていきたいものです。
14:13 上塩尻・登山者用駐車場(430m)到着!!

表参道登山口から約5km。懐かしい駐車場に戻ってきました。
徒歩なら1時間余り掛かりそうだけど20分弱で戻ってきました。
駐車場は集落の山裾の小道を進んだところにあり、奥の北陸新幹線の高架が目印となります。
本日の山行は実質的にはここで終了。あとは真田温泉が待っています。

上田市街地に近く慢性的な渋滞に辟易しながら真田温泉へ。
心ゆくまでほっこりしてから、縦走の余韻に包まれて約1時間余りの帰途に就きました。

寒くて出掛けるのが億劫になりがちな12月。年明けからの山スキー始動前に一座でも多く登っていきたいものです。

装備

個人装備
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感想

8年前の夏に太郎山から虚空蔵山にかけては歩いたことのある太郎山山系。
下山後の舗装路歩きを避けるためにも、一度は下塩尻から歩いておきたいと考えていました。
夏は草ぼうぼうだった稜線歩きが、霧氷とたまにくる絶景。
やはり低山歩きには晩秋から初冬が良いと思いました。
ただ虚空蔵山以西は足場の悪い急坂が多く、落ち葉と霧氷の取り合わせでスリッピー。
太郎山から西向きで歩いていれば、携行していた4本爪アイゼンを使ったかもしれません。
それはともかく東西に長く伸びる太郎山山系のスケールを体感できる縦走となりました。

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