記録ID: 906530
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無雪期ピークハント／縦走
甲斐駒・北岳
北岳 〜星を撮りに（肩ノ小屋テント泊）〜
2016年06月26日(日) 〜
2016年06月27日(月)
山梨県
dhume
体力度
5
1泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 11:10
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 1,994m
- 下り
- 1,972m
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標高グラフを拡大コースタイム
1日目
- 山行
- 3:59
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 4:29
距離 5.8km
登り 1,532m
下り 65m
2日目
- 山行
- 4:04
- 休憩
- 3:09
- 合計
- 7:13
距離 7.5km
登り 464m
下り 1,929m
※ 6/27の肩ノ小屋〜北岳〜吊尾根分岐の往復はログとるのを忘れたので手入力です。それ以外はGPSのログを使用しています。沢を歩いたみたいになっているところはエラーです…。
| 天候 | 6/26 曇りのち晴れ（20時以降は晴れました） ・登山口の気温は約15℃。肩ノ小屋付近の最低気温は約3℃。 ・昼は風が穏やかでしたが、日が沈んでからはずっと西からの強風が吹いていました。 6/27 晴れ時々曇り ・朝の気温は約7℃ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2016年06月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
【広河原〜大樺沢コース〜二俣】 橋は既に設置されています。残雪の上を数ヶ所通過しますが、急斜面はありません。ステップも切られています。下りで自信の無い方は軽アイゼンがあった方が安心かと。 【二俣〜右俣コース〜小太郎尾根分岐〜北岳肩ノ小屋】 小太郎尾根分岐までひたすら急登を行きます。残雪はありません。ほぼ中間地点にある雪田は開けているので休憩に適しています。上部はお花畑が続きます。 小太郎尾根分岐から先はずっとお花畑です。 【北岳肩ノ小屋〜北岳】 コース上に雪はありません。一部急なガレ場が続きます。 【草スベリ〜白根御池小屋〜広河原】 残雪はありません。草スベリは足場の良くない急斜面。下りでも疲れます。白根御池小屋からしばらくは細かなアップダウンの繰り返し。その後一気に下ります。 【コース上のトイレ】 ・広河原 ・北岳肩ノ小屋 ・白根御池小屋 ※ 大樺沢二俣のトイレはまだ設置されていません 【コース上の水場】 ・北岳肩ノ小屋（1L＝100円） ・白根御池小屋（南アルプスの天然水が無料） |
写真
サブ機のG1 X Mark IIで撮影（諸事情あってメイン機をザックに入れないといけなくなったので、広河原・肩ノ小屋間の撮影はスマホとサブ機です）。
3
6/26 12:39
サブ機のG1 X Mark IIで撮影（諸事情あってメイン機をザックに入れないといけなくなったので、広河原・肩ノ小屋間の撮影はスマホとサブ機です）。
草スベリ分岐付近にて。ヘリコプターが接近してきて何事かと思ったら、救助隊員が降下していきました。
一旦ヘリは遠ざかりましたが、数分後に戻ってきてホイスト救助していきました。山梨県内なのに、ヘリコプターは群馬県の「はるな」でした…。
10
6/26 14:46
一旦ヘリは遠ざかりましたが、数分後に戻ってきてホイスト救助していきました。山梨県内なのに、ヘリコプターは群馬県の「はるな」でした…。
テント設営後、メイン機を持って稜線上のお花畑へ撮影に向かいます。
日没時はガスに覆われていましたが、20時近くなると雲がじわじわ減ってきました。
我が家と北岳（正確に言うと山頂は見えていませんが…）。星も見えてきました。
鳳凰三山と星空。上部を横断する天の川がうっすら見えます。夜景は北杜市でしょうか？
雲が少なくなってきたので肩ノ小屋から少し下った地点で星空の撮影を始めます。
こちらは光害除去用のCLSフィルターを装着して撮影。そのままだとホワイトバランスが大幅に崩れるので調整しています。調整後、星空の赤い領域がかなり強調されるようです。干潟星雲、オメガ星雲、わし星雲が赤く写っています。
16
6/26 21:29
こちらは光害除去用のCLSフィルターを装着して撮影。そのままだとホワイトバランスが大幅に崩れるので調整しています。調整後、星空の赤い領域がかなり強調されるようです。干潟星雲、オメガ星雲、わし星雲が赤く写っています。
こちらはSIGMAの35mm F1.4 DG HSMで撮影。以下しばらくCLSフィルターを使用しています。
同じく24mmの横構図。明るい星を目立たせるためソフトフィルターを使っています。以下、CLSフィルターとソフトフィルターの併用となります。
15
6/26 22:11
同じく24mmの横構図。明るい星を目立たせるためソフトフィルターを使っています。以下、CLSフィルターとソフトフィルターの併用となります。
35mmで北岳と天の川。土星、アンタレス、火星が目立っています。
こちらはG1X Mark IIで撮影したもの。コンデジ（軽いとは言ってない）でも天の川は撮れます！これ用のソフトフィルター持って行ったのに、使うの忘れました…。
9
6/26 22:51
こちらはG1X Mark IIで撮影したもの。コンデジ（軽いとは言ってない）でも天の川は撮れます！これ用のソフトフィルター持って行ったのに、使うの忘れました…。
ここからはCLSフィルターをはずして撮影。ソフトフィルターはつけっぱなしです。
ご来光…ではありません。月が昇ってきました。月齢21なのでそこそこ明るいです。
仙丈ヶ岳の向こうには北アルプスの山々も見えました。穂高連峰と槍ヶ岳がはっきり見えます。
これはキタダケソウ。元気がなくなっています。吊尾根分岐を下ったところにはもうほとんど残っていませんでした。
キタダケソウ。ここで諦めて帰ってしまいましたが、どうやらトラバース道にはまだ残っていた様子…。
白根御池小屋で草スベリを振り返って撮影。残雪は避けて通れるようになっています。
感想
運良く梅雨の晴れ間に訪れることができ、月が昇るまで星空の撮影ができました。遅くまで写真を撮っていたせいで朝焼けは少し寝過ごしましたが…。
数年前の同時期と比べて、驚くほどの混雑でした。
＜参考データ＞
出発時のザック重量：約19.8kg（カメラ関連で約6.2kg）
行動中の水分消費（登り）：約700ml
行動中の水分消費（下り）：約500ml
-------------以下、カメラの話----------------
持って行ったレンズは下記2本。
・Canon EF24-70mm F2.8L II USM
・SIGMA 35mm F1.4 DG HSM
70-200mmは持って行きませんでしたが、三脚を大型のC3180Tに変えたり、サブ機を持って行ったり、DSLR Controller用のタブレットを持って行ったりで、普段よりカメラ関連は重量増となりました。
↓G1X Mark IIで微速度撮影をやってみました。
↓ホイスト救助の様子
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