梅雨開けの剱岳・・・良く頑張りました!

- GPS
- 56:00
- 距離
- 15.8km
- 登り
- 1,721m
- 下り
- 1,715m
コースタイム
7/22 剣山荘4:00-一服剱-6:20前剱-カニのタテバイ-7:20剱岳8:10-8:30カニのヨコバイ-前剱-一服剱-11:30剣山荘
7/23 5:00剣山荘-6:30剱御前小舎6:40-8:10雷鳥沢8:20-9:05みくりが池-9:25室堂
| 天候 | 7/21:曇り 7/22:晴天 7/23:晴天 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
| 予約できる山小屋 |
|
写真
感想
「憧れの剱岳にはいつ登ろうか?」と考えていたが、加齢に伴う体力の低下(満66歳)が進んでくるのが目に見えており、izumiとも相談の結果、この夏山にチャレンジすることとなりました。
ここに登るために一番心配したのは天候。週はじめの週間天気予報では室堂から剣山荘まで行く初日は晴れであったが、当日は、雷鳥沢や剱沢周辺は霧がかかっていて、曇り空であった。
また、肝心の、剱岳に向けて登る予定日は降水確率が40%と決して良い天候ではないとの予報であり、剣山荘周辺の空を見上げて心配していたが、予報に反して「どうも明日の7月22日は天候が良いみたい!?」と周辺の人の話である・・・(天候が悪い場合は日延べを考えていたが・・・)。
そして剱岳への登山当日は4:00に剣山荘を出発。一服御前までいっきに上がる。この頃から周辺はやや明るくなってくる。無風に近い、晴れの天気である。周辺の山々も綺麗に見えてきて、絶好の登山日和の様である。
したがって、数多くある長い鎖場も剱岳に向けて登る気持ちが強いので、全く苦にならない。
また、国内有数の名山であるので、確実にコース整備がされているので安心して登ることができる。
しかし、気の緩みは事故の元。慎重にステップを踏んでいく必要がある。一部のコースはミスコースし易い場所もあったが、すぐに気づきコースを確実に進んで行った。
前剱まででも結構、厳しい登りである。その後はすこし下ってから、いっきに剱岳に向けての登りである。剱岳のポイント箇所”カニのタテバイ”は迫力があるが、鎖の整備と足場が安定しているので安心して足を進めることができた。
天候に恵まれたため、剱岳山頂からは360度の絶景である。山頂で朝食と、ゆっくりと北アルプスなどの周辺の景色を楽しみ、下りの名所、”カニのヨコバイ”を下りる。ステップ場所には赤色のペンキが塗ってあり、思ったよりスムースに下りることができた。”平蔵の頭”などの魅力ある鎖場などを過ぎて一服剱まで降りてきたコースを振り返ると、このような急登を良く登り、下りてきたなあ・・・と感動する!
剣山荘はトイレは完全水洗、そしてシャワーもできるため、ここでもう一泊して翌日に室堂に向けて帰路につきました。
今回、国内有数の難度の高い山にスムースに登れた要因としては、何よりも天候が良かったこと、そして混雑する前の金曜日に登ったこと、御在所岳などの近場の山で数回のトレーニングを積んだこと、そして何よりも剱岳を愛する気持ちが強かったことが要因ではないかと思っています。
留守宅を守ってくれた長男夫婦にも感謝です!
yukifuku














いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する