×燧ケ岳 ー> 〇尾瀬周回 雨のマイナールート皿伏山方面はハードでした…


- GPS
- 27:50
- 距離
- 32.6km
- 登り
- 941m
- 下り
- 949m
コースタイム
- 山行
- 7:03
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 7:33
- 山行
- 5:26
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 6:23
天候 | 1日目:晴れ 雨時々曇り 2日目:晴れ 後 曇り時々雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
乗り合いバスで鳩待峠へ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
雨が降ると皿伏山周辺はぬかるんだ場所ばかりになり靴が埋まるような場所が増えます。 また木道の部分は表面に苔があったりするので、若干でも下っていると非常に滑りやすくなんども滑りました。 皿伏山の下りは雨が強いと道が”小川”になります。 |
写真
少し時間が遅いせいなのか、そこそこの賑わいの休憩所。
今日のアヤメ平方向の登山道の入口は、右から休憩所の真裏に回った所にありました。
近くにいた谷川岳警備隊の腕章をつけた方に登山計画書を見せると、「草の刈ってない所や夕立でぬかるんでる所もあるので注意して下さい」とのこと。
マイナールートのにおいがプンプンしますw
なお、富士見小屋は鳩待の利便性により富士見下の利用が減った影響で、2015年10月21日に82年の歴史に幕を下ろしたそうです。
http://www.asahi.com/articles/ASHCS56BLHCSUHNB00R.html
トイレは別の建物として整備されているので利用できました。
ただ今日みたいに雨が降っている時に、雨を凌げる場所はありません(TT)
景色もあまり見えないのでろくに写真もとれてませんが、白尾山に到着です。
富士見小屋からの道は、いわゆる普通の登山道で気持ち整備されているといった感じの道です。
白尾山からの下って登る間に、一旦弱くなった雨がまた降り始めました。
白尾山〜皿伏山の間は笹が元気で背丈もあり道が若干不明瞭です。
(迷うほどではないですが、擦り傷防止に長袖着用がオススメ)
登山道が文字通り小川に変わった下りを終えると、ようやく多少は景色を楽しむことができました^^
ただこの先で、疲労のためかここを皿伏山分岐と勘違いし、ようやく見えた山小屋が尾瀬沼山荘と知ってショックを受けたところで雨が土砂降りに・・・・。
夕食もぎりぎり間に合い食べることができました〜。
昼も富士見峠で簡単にしか食べていなかったせいでお腹ぺこぺこ、非常においしかったです^^b
この後お風呂も最後だったみたいで、ほかのお客さんも来ずのんびり入らせていただきました〜
一日終了。
旧富士見小屋のご主人のブログに目撃例が!
http://blog.goo.ne.jp/ayamedaira/e/798ee45759541db2b31e66883a6f7ed3
ちらっと下に移ってますが、今年の7/13から見晴らし新道のう回路が完成して開通しました〜!
ただ登山靴のような底の厚く硬い靴でないと、刈った草の茎が刺さる危険があるそーです。
雨の様子をみつつ至仏山荘で一休み中にコップの柄がぐんまちゃんだったので撮影。
このコップ?にお酒の入った物が売店で売られてました〜
装備
個人装備 |
mont-bell ツオロミーブーツ(1)
mont-bell チャチャパック 30L(1)
mont-bell ストームクルーザー ジャケット(1)
mont-bell ストームクルーザー パンツ(1)
mont-bell セミロングスパッツ(1)
mont-bell メリノウール トレッキング ソックス (1)
mont-bell ウイックロン トレッキング オーパイルソックス DKNV(1)
mont-bell ジオラインL.W. ラウンドネックシャツ BK(1)
mont-bell WIC.ラグランロングスリーブT BK/SD(1)
mont-bell WIC.ライト ハーフスリーブシャツ NV(1)
mont-bell WIC.クールグローブ(1)
mont-bell クイックドライ マフラータオル(1)
patagonia CAPILENE 2 LIGHTWEIGHT ZIP-NECK(1)
patagonia Houdini Jacket(1)
patagonia Capilene Lightweight Crew(1)
ユニクロ ウルトラライトダウン ベスト(1)
ユニクロ エアリズム パンツ(3)
Black Diamond ディスタンスFLZ(1)
THERMOS ステンレススリムボトル 500ml(1)
CASIO AW-80-1AJF(1)
ファイントラック フラッドラッシュパワーメッシュ T(1)
ファイントラック フラッドラッシュパワーメッシュ ボクサーショーツ(1)
ファイントラク フラッドラッシュスキンメッシュソックス(1)
ファイントラク ストームゴージュアルパインパンツ(1)
PETZL TIKKA(1)
CW-X GENERATORモデル(1)
|
---|---|
備考 | 荷物の軽量化について考える・・・。 |
感想
会社の方に誘われて、初めての尾瀬へ〜
1日目:鳩待出発で山側を移動して尾瀬沼ヒュッテへ
2日目:深夜に燧ケ岳に登りご来光を見て大清水へ
という予定でしたが・・・・
●1日目
横田代についた辺りでボツボツと雨が・・、アヤメ平に差し掛かると一面真っ白でした。
富士見峠に付く頃にはシトシトと雨が本格的に振り出してきたので、レインをしっかり着込んで短い登山歴ですが初の本格的な雨中行動。
(富士見小屋が昨年閉鎖したことを知りませんでした^^;)
しかも此処からの道が凄かった・・・orz
富士見峠から先は急にいわゆる山道といった感じになり、笹などが結構生え放題な箇所もちらほら。
木道も表面に苔が生え滑ること滑ること(@@
また常にぬかるんでいる箇所もあるそうですが、雨のせいでより一層靴が埋まり切るくらいのぬかるみが方々に〜・・・
皿伏山は皿を伏したような山からきている名前と思われますが、意外と淵が長く急w
特に下りは雨のせいで山道がただの小川というか滝というか?の状態で色々あきらめながら下りました。
そんな強行軍の中、尾瀬沼についたところに雨がいったん止みました。
初めて景色らしい景色を見て若干感動しつつも、ここまでの疲労もあったのでしばし休憩。
この時点で17:00近くあたりが薄暗くなりはじみていたのですが、白尾山あたりから3キャリアともに電波が入らず山小屋にも連絡がとれず^^;
しょうがないので、尾瀬沼ヒュッテを目指して再出発ー!
30分ほど歩くとついに山小屋発見!
あれが尾瀬沼ヒュッテかー!と確認にはしると・・・・「尾瀬沼山荘」でしたorz
疲労のせいで一同先ほどの尾瀬沼に出た場所を「三平下」と誤認してしまい、あわてて地図を再確認・・・をしていると突然土砂降りの雨がーー・・・・。
ここで軽く心が折れますw
最後にきて踏んだり蹴ったりですが、進まなければたどり着かないので、再び出発。
なんとか気力を絞りつつ進み尾瀬沼ヒュッテには18時過ぎに到着しました^^;
普通の山小屋ならこっぴどく怒られそうなところですが、普通に迎えていただき、夕食もぎりぎり間に合ったので頂くことができました^^
尾瀬沼ヒュッテは山小屋というより「合宿場」といった感じでしょうか?
電気・水道・お風呂もあって建物は広く個室もたくさん。
ただ電波は入らないみたいですね。
お布団もきれいで、布団に入った後はぐっすりでした。
なお、この日の行程は山道含め約 16km 8時間程。
疲労と雨もあるので、明日のご来光の燧ケ岳をあきらめ鳩待峠に戻る計画に変更となりましたー。
●2日目
朝少し早く目が覚めたので、尾瀬沼までちょっと散歩に。
すでに出発される方々を見送りつつ、朝靄の中の尾瀬沼と昨日は影も形も見えなかった朝日を浴びる燧ケ岳にちょっと感動。
ほんとはアレに登るはずだったのかー!と思いつつカメラに収めます。
朝食の後、コーヒーミルを持ってきて頂いた方がいたので、外のテーブルでコーヒータイム。優雅な時間です^^
そんな2日目は、昨日とは打って変わっての晴天で、若干日差しが暑いですが絶好の山歩き日和!
尾瀬沼の北岸は、林道と時折開けて尾瀬沼が望める感じの道で、開けて尾瀬沼が見えるたびに足を止めて撮影したりしながら進みました。
沼尻平〜見晴らしまでは意外と長い下りでちょっと景色はありませんね^^;
そいえば燧ケ岳の見晴らしルートが7月13日から開通したと書いてありました。
ここが使えると燧ケ岳へのバリエーションが広がりますね〜♪
そして尾瀬ヶ原へ!
弥四郎小屋を少し過ぎて振り返ると、バックにはドーンと燧ケ岳・・・美しい景色でした。
そして正面には、はるか遠くにどっしりと至仏山が見えます。
二日目にして「あ〜これがはるかなる尾瀬ってやつなんだ」と感動w
尾瀬ヶ原の木道の周囲にはいろんな花も咲いていて、池塘もそこかしこに。
ルイイトトンボを見つけたり、逆さ燧を望んだりと尾瀬を満喫できました。
延々と続く木道を歩き、牛首っていうより亀の首だなとか思い始めたころに至仏山の方向から徐々に雲がわき始めました。
山の鼻に着いて至仏山荘で花豆ソフトを食べ始めた頃、急に振り出した雨が一気に土砂降りに。
昨日の最悪のタイミングとは違い、今日は至仏山荘で雨宿りができ、暫し花豆ソフトを食べつつ休憩〜。
雨が小降りになり、レインを準備再出発するもこれ以降雨は降りませんでした・・・。
山の鼻から鳩待峠までは、意外と登りで特に最後の登りがきつかったです^^;
最終的に歩いた道のりを地図で見ると、あーぐるっと尾瀬を一回りしてきたんだなぁ。
初日は雨の苦行でしたが意外と楽しかった、そんな二日間でした!
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