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Yamareco

記録ID: 92959
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ハイキング
丹沢

丹沢 大倉尾根〜表尾根〜表丹沢林道〜戸川林道〜大倉 新年名水禊ぎ

2011年01月02日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
05:55
距離
19.6km
登り
1,513m
下り
1,507m

コースタイム

大倉07:00

塔ノ岳08:52
   09:04発

木ノ又小屋09:19

新大日09:26

行者岳09:48

烏尾山10:01

三ノ塔10:22
   10:50発

二ノ塔10:59

表丹沢林道分岐11:27

三ノ塔尾根分岐11:49

戸川林道12:10

竜神の泉12:30

大倉12:55
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2011年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
小田急小田原線 渋沢駅 06:32着
神中バス 渋沢駅北口〜大倉 07:00着
バス時刻表↓
http://www2.plala.or.jp/kobato/main/bus_sb_ok.html
コース状況/
危険箇所等
渋沢駅バス停・大倉ともに登山ポストあり。
大倉では記入用紙も添えられている。

温泉
情報は、大倉バス停に張り出されているが、徒歩圏内にはなく、バスに乗るなり、他の駅に移動するなりしなければならない。
湯花楽↓
http://www.yukaraku.com/
弘法の湯↓
http://navi.city.hadano.kanagawa.jp/kankou/satoyu/
秦野天然温泉 さざんか↓
http://www.onsen-sazanka.com/index.html

食事
下山後、渋沢駅に戻ってくるのなら、北口にある「麺や 阿闍梨」がやはり第一候補だろう。
醤油、塩、味噌、それぞれが違った出汁の組み合わせで彩られている。
チャーシューの肉の部位が選べるのも独特。↓
http://u.tabelog.com/000083416/r/rvwdtl/1329894/

気になっているのは、うどん屋の「花みずき」。
丹沢の名水と、麺によって異なる小麦粉と、を使いこなしているらしい。
個人的には、"うどん屋のラーメン"がどんなものなのかが気になるところ。↓
http://r.tabelog.com/kanagawa/A1408/A140804/14013421/
太陽と同時に大倉到着。
2011年01月02日 07:36撮影 by  Canon IXY DIGITAL L, Canon
1/2 7:36
太陽と同時に大倉到着。
雪もなく、整備も行き届いてる大倉尾根。
この歩きやすさはもはや参道と言っても差し支えあるまい。
2011年01月02日 08:59撮影 by  Canon IXY DIGITAL L, Canon
1/2 8:59
雪もなく、整備も行き届いてる大倉尾根。
この歩きやすさはもはや参道と言っても差し支えあるまい。
360°さえぎるものなし。山域の至るところから見える富士。
2011年01月02日 09:13撮影 by  Canon IXY DIGITAL L, Canon
1/2 9:13
360°さえぎるものなし。山域の至るところから見える富士。
あれなるは目指す頂、塔ノ岳。
2011年01月02日 09:14撮影 by  Canon IXY DIGITAL L, Canon
1/2 9:14
あれなるは目指す頂、塔ノ岳。
道の脇にはうっすらと雪が残っていた。
2011年01月02日 09:17撮影 by  Canon IXY DIGITAL L, Canon
1/2 9:17
道の脇にはうっすらと雪が残っていた。
貴婦人がたの微笑みがお出迎え。南アルプスまでもがハッキリと見える。08:52
2011年01月02日 09:35撮影 by  Canon IXY DIGITAL L, Canon
1/2 9:35
貴婦人がたの微笑みがお出迎え。南アルプスまでもがハッキリと見える。08:52
-5℃。あまりのんびりもしていられないようだ。09:04発
2011年01月02日 09:37撮影 by  Canon IXY DIGITAL L, Canon
1/2 9:37
-5℃。あまりのんびりもしていられないようだ。09:04発
表尾根へ。ゆく先に連なる山並もくっきりと。
2011年01月02日 09:41撮影 by  Canon IXY DIGITAL L, Canon
1/2 9:41
表尾根へ。ゆく先に連なる山並もくっきりと。
多少ぬかるみがあるものの、こちらも道の状態は良好。
2011年01月02日 09:55撮影 by  Canon IXY DIGITAL L, Canon
1/2 9:55
多少ぬかるみがあるものの、こちらも道の状態は良好。
木ノ又小屋。09:19
2011年01月02日 09:56撮影 by  Canon IXY DIGITAL L, Canon
1/2 9:56
木ノ又小屋。09:19
新大日。09:26
2011年01月02日 10:03撮影 by  Canon IXY DIGITAL L, Canon
1/2 10:03
新大日。09:26
秦野市内もしっかり見渡せる。
2011年01月02日 10:05撮影 by  Canon IXY DIGITAL L, Canon
1/2 10:05
秦野市内もしっかり見渡せる。
行者の岩場。雪の気配は露ほどもなく、雨で濡れる夏よりもやりやすい。
2011年01月02日 10:20撮影 by  Canon IXY DIGITAL L, Canon
1/2 10:20
行者の岩場。雪の気配は露ほどもなく、雨で濡れる夏よりもやりやすい。
もう一丁。
2011年01月02日 10:23撮影 by  Canon IXY DIGITAL L, Canon
1/2 10:23
もう一丁。
行者岳。09:48
2011年01月02日 10:25撮影 by  Canon IXY DIGITAL L, Canon
1/2 10:25
行者岳。09:48
この辺りの痩せ尾根はゾクゾクする。
2011年01月02日 10:36撮影 by  Canon IXY DIGITAL L, Canon
1/2 10:36
この辺りの痩せ尾根はゾクゾクする。
烏尾小屋……と、三ノ塔避難小屋。
2011年01月02日 10:38撮影 by  Canon IXY DIGITAL L, Canon
1/2 10:38
烏尾小屋……と、三ノ塔避難小屋。
このザレ場が、本日最後のふんばりどころ。
2011年01月02日 10:48撮影 by  Canon IXY DIGITAL L, Canon
1/2 10:48
このザレ場が、本日最後のふんばりどころ。
お地蔵様……それとも三ノ塔の名の由来である唐の神様か。唐、灯、塔。うむ。
2011年01月02日 10:54撮影 by  Canon IXY DIGITAL L, Canon
1/2 10:54
お地蔵様……それとも三ノ塔の名の由来である唐の神様か。唐、灯、塔。うむ。
ゆるゆると。
2011年01月02日 10:55撮影 by  Canon IXY DIGITAL L, Canon
1/2 10:55
ゆるゆると。
三ノ塔にも姫がおいでである。10:22
2011年01月02日 10:58撮影 by  Canon IXY DIGITAL L, Canon
1/2 10:58
三ノ塔にも姫がおいでである。10:22
塔ノ岳と尊仏山荘を振り返る。
雲が生まれてきているようだ。
2011年01月02日 11:00撮影 by  Canon IXY DIGITAL L, Canon
1/2 11:00
塔ノ岳と尊仏山荘を振り返る。
雲が生まれてきているようだ。
大山が富士と向かい合っている。
2011年01月02日 11:03撮影 by  Canon IXY DIGITAL L, Canon
1/2 11:03
大山が富士と向かい合っている。
大倉尾根に……
2011年01月02日 11:08撮影 by  Canon IXY DIGITAL L, Canon
1/2 11:08
大倉尾根に……
箱根に沼津。
写真を撮るのに夢中になる人の気持ちがよくわかる景色と天気。
しかし……
2011年01月02日 11:08撮影 by  Canon IXY DIGITAL L, Canon
1/2 11:08
箱根に沼津。
写真を撮るのに夢中になる人の気持ちがよくわかる景色と天気。
しかし……
身体も冷えてきた。
もはやゆかねばなるまいて。
いざ二ノ塔へ。10:50
2011年01月02日 11:31撮影 by  Canon IXY DIGITAL L, Canon
1/2 11:31
身体も冷えてきた。
もはやゆかねばなるまいて。
いざ二ノ塔へ。10:50
二ノ塔分岐。10:59
本日は菩提方面へ。
いよいよ葛葉ノ泉へ迫る。
2011年01月02日 11:35撮影 by  Canon IXY DIGITAL L, Canon
1/2 11:35
二ノ塔分岐。10:59
本日は菩提方面へ。
いよいよ葛葉ノ泉へ迫る。
藪の中に、確かに残る踏み跡。
2011年01月02日 11:36撮影 by  Canon IXY DIGITAL L, Canon
1/2 11:36
藪の中に、確かに残る踏み跡。
ヤマトタケルも踏み跡を残しているようだ。11:04
行きたいのは山々だが、目指すとは別の人里に出てしまいそうなので、涙を飲んで直進。
2011年01月02日 11:39撮影 by  Canon IXY DIGITAL L, Canon
1/2 11:39
ヤマトタケルも踏み跡を残しているようだ。11:04
行きたいのは山々だが、目指すとは別の人里に出てしまいそうなので、涙を飲んで直進。
展望台あり。11:05
箱根に沼津に富士山に……座るところまでくるとあれば、もしやこれは意外な穴場ではなかろうか。
2011年01月02日 11:41撮影 by  Canon IXY DIGITAL L, Canon
1/2 11:41
展望台あり。11:05
箱根に沼津に富士山に……座るところまでくるとあれば、もしやこれは意外な穴場ではなかろうか。
山道らしくなってきた。テープに従い進行方向右側へ。
2011年01月02日 11:42撮影 by  Canon IXY DIGITAL L, Canon
1/2 11:42
山道らしくなってきた。テープに従い進行方向右側へ。
テープが、これでもかというほどに。
2011年01月02日 11:43撮影 by  Canon IXY DIGITAL L, Canon
1/2 11:43
テープが、これでもかというほどに。
あれなるは目指す林道か。
2011年01月02日 12:00撮影 by  Canon IXY DIGITAL L, Canon
1/2 12:00
あれなるは目指す林道か。
ここから林道に合流した。11:27
2011年01月02日 12:01撮影 by  Canon IXY DIGITAL L, Canon
1/2 12:01
ここから林道に合流した。11:27
ここが表丹沢林道。看板通りにゆく道が非常に魅惑的だが、自分の記憶が確かならば葛葉ノ泉はこの林道沿いだったような……。事前の確認を怠ったことが悔やまれる。(結局この看板の先にあるようなのだが……)
2011年01月02日 12:02撮影 by  Canon IXY DIGITAL L, Canon
1/2 12:02
ここが表丹沢林道。看板通りにゆく道が非常に魅惑的だが、自分の記憶が確かならば葛葉ノ泉はこの林道沿いだったような……。事前の確認を怠ったことが悔やまれる。(結局この看板の先にあるようなのだが……)
己の信ずるところに従い、林道歩きを決意。(しかし人の言にも耳を傾けねばならない)
2011年01月02日 12:05撮影 by  Canon IXY DIGITAL L, Canon
1/2 12:05
己の信ずるところに従い、林道歩きを決意。(しかし人の言にも耳を傾けねばならない)
この道はどこへ続くやら……初志貫徹、林道闊歩を続行
2011年01月02日 12:20撮影 by  Canon IXY DIGITAL L, Canon
1/2 12:20
この道はどこへ続くやら……初志貫徹、林道闊歩を続行
三ノ塔尾根分岐。もはやなにをためらうことがあろうか、全力全進。11:49(結局、想定した箇所に名水があろうはずもなく、しかし名水は欲しい。となれば手段は一つ。一路、竜神の泉へ)
2011年01月02日 12:24撮影 by  Canon IXY DIGITAL L, Canon
1/2 12:24
三ノ塔尾根分岐。もはやなにをためらうことがあろうか、全力全進。11:49(結局、想定した箇所に名水があろうはずもなく、しかし名水は欲しい。となれば手段は一つ。一路、竜神の泉へ)
戸川林道に到着。12:10
2011年01月02日 12:46撮影 by  Canon IXY DIGITAL L, Canon
1/2 12:46
戸川林道に到着。12:10
竜神の泉。ありがたくおすそわけをいただいた。12:30
2011年01月02日 13:07撮影 by  Canon IXY DIGITAL L, Canon
1/2 13:07
竜神の泉。ありがたくおすそわけをいただいた。12:30
口笛吹いて進む間に、風の橋が見えてきた。渡り終えたのが12:55
2011年01月02日 13:29撮影 by  Canon IXY DIGITAL L, Canon
1/2 13:29
口笛吹いて進む間に、風の橋が見えてきた。渡り終えたのが12:55
撮影機器:

感想

 近隣に住まうものとして、年始の挨拶、山の登り初めはやはりここしか考えられないであろう、メッカ丹沢。
連日の冬型気圧配置なるものの関係か、この日も青空が雲に遮られることはなく、バスは乗車率100%。
駐車場も早々に乗用車が連なっている状態であった。
 登り始めてしまえば、外気温がどうであろうと身体は熱を発し、汗がうっすらとにじんでくる。
土と緑と水によって空気は澄み切っており、清冽な冷気が脳髄までも染み透る。実に気分がよい。
聞こえてくるのは自らの息遣い、衣擦れ、大地を踏みしめる靴の音、それのみである。
風も凪いでおり、立ち止まれば、心臓の脈打つ躍動が耳朶に騒々しく響くほどの、まさに静謐そのものであった。
 元旦、地球は太陽を一周し終え、また新たに同じ軌跡を巡る旅に出る。その門出を祝うかのように丹沢は、静かで、やさしく、おだやかだった。
 何度も通いなれた道のためもあり、今回は歩行自己ベストを塗り替えるペースで塔ノ岳に到着。
四方に見えぬもののない、新年の始まりにふさわしい景色を脳裏とカメラに焼きつけつつ、一路表尾根へ。
どこまでも見守ってくれている富士山に、感謝と歓喜の念を禁じ得ない。
当初の予定であった葛葉ノ泉は見送りとなり、全行動時間の実に1/4が林道歩きに費やされるという、予想外の展開も確かにあった。
が、それすらも次なる探索への布石と捉えずにはいられない、何物にも代え難い活力を頂戴した。
今年もよい一年になる、誰もがそんな感慨をいだくであろう、絶好の幕開けとなった。


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