滝戸山


- GPS
- 04:55
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 948m
- 下り
- 932m
コースタイム
滝戸山登山口 09:15-09:25 (御殿滝見物 09:15-09:20)
滝戸山 10:55-11:10
滝戸山登山口 12:10-12:20
甲陽学園グランド 12:30-12:55 (時間調整)
右左口交差点バス停 13:10
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
南甲府駅 07:30-(徒歩)-08:00 市立甲府病院バス停 08:20-(富士急平和観光バス)-08:44 右左口交差点バス停 (帰り) 右左口交差点バス停 13:21-(富士急平和観光バス)-13:45 市立甲府病院バス停 13:50-(徒歩)-14:10 南甲府駅 南甲府駅 14:15-(徒歩)-14:30 遊亀公園バス停 14:39-(山梨交通バス)-14:50 甲府駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
右左口の滝戸山登山口から滝戸山頂上までは、良く踏まれた道がずっと続いており、随所に道標もありました。この日は上のほうで雪が残っていて難儀しましたが、それさえなければ全く問題のない道だったと思います。数台の駐車スペースがある滝戸山登山口には、仮設のトイレがあったほか。その少し手前の右左口の里には、きれいな公衆トイレがありました。 ただし右左口まで出るのはちょっと面倒です。市立甲府病院8時20分発のバスに乗れば良いだけなのですが、それより早い時間に市立甲府病院に着くバスが全くないのです。仕方なく、地図で見て最も近そうだった南甲府駅から、30分をかけて歩いています。あまりスマートな経路ではなく、普通ならタクシーを使ったりするのでしょうが、公共の乗合交通だけを利用するのが私のポリシーなので、そこは譲れませんでした。 なお当初は滝戸山から東に縦走して名所山・春日山とたどり、鳥坂峠から上芦川に降りる予定だったのですが、想定外の積雪があって縦走を取りやめ、滝戸山から登って来た道を引き返しています。 当初の予定通りならば、帰りには今月に運行が開始されたばかりの、上芦川と河口湖駅を結ぶ新しいバス路線に乗ることも楽しみの1つだったのですが、予定を変更したことで、それも次の機会までお預けとなりました。 |
写真
感想
土曜日のまだ早い時間に、他の路線からの連絡もない病院を出発するバス、乗客などほかにいないだろうと思っていたら、バス停には先客の男性が1人いてびっくりしました。
地元の方でしょうか。その男性が先に降り、そして私が右左口交差点で降りると、バスは運転手だけになって去っていきました。
バス停からは、右左口の里や、甲陽学園などの脇を細い道で抜けて、林道を登っていきます。林道の舗装が尽きる所が登山口で、ベンチがいくつも設置されていました。駐車スペースでは、少し前に私を抜いていった車からご夫婦とみられる男女が降りて、山支度を始めているところでした。
登山口の僅かに手前からは、御殿滝への道が分岐していたので、まずはそちらを見ていきます。が、さほど大きくもない滝を、少し離れた東屋から見るような具合で、あまり迫力はありません。東屋からさらに進んで、もっと滝に近付ける道もあったのですが、その道からの眺めは木々に邪魔をされて、スッキリとは見られませんでした。
登山口に戻って、しばらくずっと沢沿いに続く登山道に入ります。道は良く踏まれているほか、要所要所に短い間隔で標識も立っており、落ち葉が道を覆って分かりにくくなるこの時期でも、迷いそうな箇所はありませんでした。途中で先行していたご夫婦を抜かして、先に進ませてもらいます。
標高850mあたりから上では、雪が残っていました。数日前の雪らしく、再凍結したらしい氷混じりの雪は、滑りやすく要注意で、登りですら厄介な箇所があったほどです。
下りに取れば相当に難儀しそうでそれはイヤだなと感じましたが、まだこの時点では片道のつもりだったので、それが我が身にも降りかかろうとは夢にも思っていませんでした。
標高980mで尾根に上がると、一旦雪は消えます。この時点では、雪が残っているのは沢の中などの日が差さない場所だけかも、という期待もしてみたのでしたが・・・
期待もむなしく、さらに登っていくと本格的な積雪になりました。でもこのへんは、降ったままの雪質をとどめていて、さほど歩きにくさはありません。それにしても、人の足跡が全く見当たらず、あるのは動物の足跡ばかりです(結局この日、少なくとも右左口からのルートを登ったのは、私とご夫婦の計3人だけだったはずです)。
滝戸山の頂上には、山梨百名山の標柱と三角点がありました。頂上まで来ても、どの方向からの足跡も見られません。ここまでは登りだけだったのでともかく、まだ歩いたことのないこの先の稜線にトレースのない状況で踏み込むのは不安ですし、雪に対応した装備もしていなかったので、ここで来た道を引き返すことに決めました。
下りは雪道の滑りやすさに備えて、普段は使わないストックを久々に伸ばして両手に持ちました。その上で慎重に下っていたためか、雪がある間は、何事もなく無難に下って行きます。
でも、雪が消えた先で気を抜いた、、、訳ではありませんでしたが、その後も湿った落ち葉で滑りやすい下りが続く中、2度ほど(しかも2度ともかなり派手に!)滑って転んだりして、ちょっと危ない目にも遭いました。
登山口まで下った後は、行きと同じ路線バスに乗って市立甲府病院へ戻ります。1日に4本しかないバスなのですが、念のために帰りの時刻表も控えて出掛けていたのが役に立ちました。
さらに、富士急平和観光のサイトの時刻表で、市立甲府病院から竜王駅行きのバスに乗り継げると書かれていたのもしっかりチェックしてあります。
ところがです。市立甲府病院でバス停の時刻表を確認すると、そんなバスはないことになっていて、もう目が点でした。恐らくは、山梨交通のダイヤ改正が富士急平和観光のサイトに反映されていないとか、そんなところなのでしょう。
朝と同様に、市立甲府病院から南甲府駅まで、再度歩かされてしまいましたが、考えてみれば、もし富士急平和観光バスの時刻表が正しくても、ここはやはり歩かざるを得なかったはずです。
でも、この日はそれだけでは終わりません。なんと南甲府駅に着いても、午後2時台にはバスと電車のどちらも1本もないという信じがたい仕打ちが待っていました。仕方がないので、そのまま甲府駅方向に歩き続けて、バスの本数が多い通りまで出ることにします。
こうなると、もう持って来ていた地図の範囲外になるので、勘に頼って歩く羽目になりましたが、15分も歩けばなんとか大通りに出て、さらに少し歩けば遊亀公園というバス停が見つかり、しかも10分待てば甲府駅へ向かうバスが来るという、決して悪くないタイミングでした。
なお帰宅後に確認したところ、右左口からのバスを終点の市立甲府病院まで乗って行かずに、途中の中道北児童館で13:37に降りると、近くにある山梨交通の中道橋から出ている14:08発の敷島営業所行き(甲府駅を経由する)に乗り継くことが可能だと分かりました。でもこんな情報、誰かの役に立つことなんてあるのだろうか。。。
詳細な記録のページ
http://cellist.my.coocan.jp/yama/mt2010_10_12/mt2010_10_12.html#20101211
写真主体のブログ版
http://cellist.blog.ss-blog.jp/2010-12-11
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