鳴神山・大形山・吾妻山


- GPS
- 05:05
- 距離
- 14.7km
- 登り
- 1,083m
- 下り
- 1,271m
コースタイム
駒形登山口 09:50
鳴神山 10:50-11:10
三峰山 12:05
大形山 12:35
吾妻山 13:45-13:55
水道山公園 14:20-14:25
桐生駅 14:40
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
桐生駅 09:00-(桐生市おりひめバス)-09:35 吹上バス停 (帰り) JR両毛線 桐生駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
吹上バス停から鳴神山への道は、ほぼずっと沢に寄り添うようにして進んでいきます。でも水流のすぐ脇を通ることは少なく、また傾斜が穏やかで段差の大きな所もほとんどないため、沢沿いの道としては歩きやすかったです。1箇所だけロープの下がる岩場があったものの、そこもロープを使う必要がない程度でした。 所々で道が不明瞭になっていて、落ち葉が積もるこの時期は普段にも増して分かりにくくなっていたはずですが、ペンキマーク等の目印が十分にある上、とにかく沢沿いを進めば問題ありませんでした。 ただし、頂上直下の肩の広場から上は、急な岩道を沢山の落ち葉が覆い尽くしている状況で、特にこの時期は要注意。登りですら落ち葉で滑りやすかった上、落ち葉で隠されている岩と岩の間の窪みに足を挟まないよう、気を遣う必要がありました。 鳴神山から、大形山や吾妻山を経て桐生駅方面へと延びる縦走路は、良く整備された歩きやすい道でした。大形山と吾妻山の間には、少し道型の薄い所もありますが、紛らわしい分岐はなかったので、道なりに進んでいけば問題ありません。 なお地形図や「群馬県の山」(山と溪谷社刊)では、萱野山(586m三角点ピーク)を経由して登山道が描かれていますが、少なくとも現在の道はこのピークの西側を巻いていました。ピークを踏んで行こうにも、特に南側などは多数の倒木で荒れた斜面に終始していて、満足に歩けそうな道筋は見当たりませんでした。 |
写真
感想
おりひめバスを終点の吹上で降りて歩き始めると、すぐに今年初めて見る鮮やかな紅葉のお出迎え。まだ舗装道路脇のことです。でも山に入ると落葉が進んですっかり冬の装いだったので、紅葉もここで見たのが一番だったのでした。
登山道はずっと沢沿いを緩やかに登っていきます。途中では、歩数で距離感を示している珍しい道標を何度か見ました。距離や所要時間で示すものは良く見ますが、歩数が書かれているものは初めて見た気がします。
肩の広場に着くと、信仰の山だっただけに、神社があって狛犬が見守っていました。鳴神山の双耳峰のうち、主峰の桐生岳へは右側の鳥居の下をくぐって行きます。
鳴神山の山頂にあった祠はきれいに整えられていて、この山の信仰は今も健在のようです。
滅多に来ないエリアなので、頂上から北側には見慣れない山々が並んでいます。でもちょうど居合わせた方が、中央が袈裟丸山だと教えてくれました。日光連山はスッキリとは見えていないようです。
双耳峰のもう片方、仁田山岳は、石垣の上に祠の建つ頂上でした。直下に石垣に囲まれたスペースがありますが、祭事用だったのでしょうか。
仁田山岳を過ぎてさらに西の肩に出ると、目の前に赤城山が大きな裾野を広げていました。
鳴神山から縦走路を南へと進むと、山を越える度に徐々に標高を落としていくような按配となります。三峰山に着くと、そこは祠と石仏のある頂上。この縦走路は、昔は信仰の道だったようです。
十字路状に道が交差する金沢峠では、すぐ前に大形山が高く立ちはだかっていました。標高差が150mほどあるというばかりでなく、鉄砲登りのような急登で、ここはちょっと苦しい登り返しです。大形山に登り着いても、めぼしい展望はありませんでした。
大形山から先は、小さな登り返しはあるものの、基本的には下るいっぽうとなります。その途中にある萱野山(586m三角点ピーク)も巻いて行きました。
村松峠を過ぎて道が登りに変わると、この先の登りはほとんどが木段となります。まず女吾妻を越えていきますが、そこには両毛線の車窓からも見えていた大きな反射板が居座って展望を妨げていました。
吾妻山に着くと、標高が500mにも満たないながらも、桐生市街が一望できる眺めはなかなかのものでした。すでに2時近いのに、反対側からはまだこれからも登ってくる人が相次いでいて、これは市街地に近い低山ならではの光景でしょうね。
吾妻山からの下りは急な岩道となりますが、そこここに段があって階段のような要領で歩けるようになっています。
このため段差の大きな所さえ注意すれば、特に危険を伴うことはありませんが、そんな下りが結構長く続くので、すでに疲労がかなり蓄積している足には少し厳しい下りに感じました。
急な岩道を下り切って登山口に降り立つと、そこまでは遊歩道が迎えに来ていました。ここから、直線的に南下して桐生駅へ向かいますが、その途中ではきっちり水道山を越えて行きます。
水道山は全体が公園となっていて、山らしい雰囲気はこれっぽっちもありませんでしたが、忠霊塔の裏手に慰霊碑が立っているあたりが最高点だったようです。
詳細な記録のページ
http://cellist.my.coocan.jp/yama/mt2010_10_12/mt2010_10_12.html#20101128
写真主体のブログ版
http://cellist.blog.ss-blog.jp/2010-11-28
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