記録ID: 983454
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
日光・那須・筑波
【紅葉渋滞のないうちに】日光湯元〜金精山〜根名草山〜女夫渕
2016年10月15日(土) 〜
2016年10月16日(日)


体力度
5
1泊以上が適当
- GPS
- 28:10
- 距離
- 18.8km
- 登り
- 1,475m
- 下り
- 1,848m
コースタイム
1日目
- 山行
- 7:03
- 休憩
- 0:32
- 合計
- 7:35
距離 7.2km
登り 1,205m
下り 394m
2日目
- 山行
- 5:45
- 休憩
- 1:40
- 合計
- 7:25
距離 11.5km
登り 276m
下り 1,461m
●1日目、中ツ曽根登りでコースロスト。1時間半ほどのロス。
●2日目、加仁湯に降りるところを、そのまま林道直進してその後引き返す、25分のロス。
●2日目、加仁湯に降りるところを、そのまま林道直進してその後引き返す、25分のロス。
天候 | 10/15(土) 朝は快晴。徐々に雲が多めに 10/16(日) 朝は冷え込んで、さわかやな秋晴れ。 |
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過去天気図(気象庁) | 2016年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
板橋4:32ー(赤羽・南浦和のりかえ)ー5:12南越谷…新越谷5:30ー(東武鉄道区間急行)ー東武動物公園ー(東武日光線・途中栃木駅乗換)ー7:36東武日光 JR日光駅7:52=(東武バス)=9:09湯元温泉 ◎東武日光7:36着普通列車には、始発駅の栃木駅で乗り換えます。(次の新栃木からでも乗車できます) ⚠【重要】7:52発の湯元温泉行きバスは、着席するためには始発のJR日光駅から乗車するのが「基本」です。(JR日光駅には7:45着の電車があるのでその前にJR日光駅まで歩き、並んでおく。 ※ただし、この日に関しては同時刻に東武日光駅始発の臨時便がでました。 しかしながら、JR日光駅始発の便(車両は通常の路線バスタイプ)はいろは坂を登った中禅寺温泉まで座れない乗客がでる一方、東武日光駅始発のバス(車両は4列シートの観光バスタイプ)は空席を残したまま、中禅寺温泉まで走行。 こんな中途半端なことやるなら、下りのバスはすべて東武日光駅始発に統一すればいいと思うのですが。 ▼帰り 女夫渕15:25=(日光市営バス1540円)=鬼怒川温泉駅 鬼怒川温泉17:27ー(東武区間快速)ー春日部ー(東武急行)ー19:50新越谷…南越谷19:58ー武蔵浦和ー20:34板橋 ◎日光市営バス「鬼怒川女夫渕線」について ・小型バスで両替機、降車ボタンなどの設備はありません。SuicaなどのICも当然使用不可。 ・途中「青柳車庫前」でトイレ休憩10分ほどあり。隣接のお店でお土産の購入も可。 ・今回は途中の停留所からの乗車は1名のみで他の乗客は女夫淵から終点までの乗車 ・「女夫渕」には、休憩舎と公衆トイレ、飲料の自販機のみ。温泉ホテルは2013年に廃業とのこと。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●中ッ曽根(湯元温泉〜国境平) 登りの途中でコースロスト。登山道復帰後も、極端に大きな段差や、道脇のササがうるさく歩きにくいです。 ●国境平〜金精山〜金精峠 ・金精山頂付近の亀裂には気づきませんでした。 ⚠【やや危険】金精山からはハシゴやロープのついた岩場の急下りが連続し、今回の行程ではもっとも大変でした。 ●金精峠〜温泉ヶ岳〜念仏平避難小屋 ・土砂が流れて段差の大きなところが散見しますが、概ね歩きやすい道です。 ⚠【やや危険】温泉ヶ岳の巻道は、笹原に隠れていますが路肩が切れ落ちています。うっかりストックで路肩をつかないように。 ※温泉ヶ岳山頂から尾根通しに南に進んで念仏平に向かうのは、深いササ薮のため難しいとのこと。念仏平避難小屋で同宿の方からの情報です。 🏠念仏平避難小屋 ・12名程度、トイレなし。この日の宿泊は11名でギリギリ。 ・小屋横の広場にテント5張以上可能。 ・水場は旧念仏平避難小屋跡へ徒歩10分。小屋跡近くの沢水(水場の表示あり)。プラティパスだとくみにくい。 ●念仏平避難小屋〜根名草山〜日光沢温泉 ・段差の大きいところもありますが、概ね道幅広く、倒木もしっかり処理されて歩きやすい良道。最下部は薄暗い森のため、若干登山道が見えづらく感じます。日没ギリギリの下山は注意。 ・大嵐山巻道の3つのガレの通過もとりたてて危険ではありません。(女峰山黒岩尾根のガレ通過のほうが数段危険) ●日光澤温泉〜女夫渕 ・【重要】加仁湯までは林道歩き。遊歩道へはいったん加仁湯に降ります。加仁湯に降りず、そのまま林道を進むと女夫渕まで林道歩きをするハメになります。 ・奥鬼怒歩道は、しっかりとしたハイキングコース。女夫渕付近では急な階段の登り降りあり。(女夫渕付近が一番疲れる) |
その他周辺情報 | ●八丁の湯 入浴料500円。 滝の見える露天が素敵でした。カランがないのにボディソープ、シャンプーの備え付けあり |
写真
周囲が明るくなって、尾根筋に出て一安心…と思ったら尾根筋は背丈に迫るチシマザサの激薮。
正面突破は無理? 笹薮の淵をトラバース気味に歩いてみたが、急傾斜&針葉樹林に絡めとられ、これはもっと無理。
正面突破は無理? 笹薮の淵をトラバース気味に歩いてみたが、急傾斜&針葉樹林に絡めとられ、これはもっと無理。
やっと国境平到着。予定より1時間半近い遅れ。
宿泊先を五色沼避難小屋に変更しようかと悩みましたが、温泉ヶ岳をパスすれば日没には避難小屋に到着できそうなので、予定通り念仏平を目指します。
宿泊先を五色沼避難小屋に変更しようかと悩みましたが、温泉ヶ岳をパスすれば日没には避難小屋に到着できそうなので、予定通り念仏平を目指します。
金精峠。ここから金精道路へ降りていく人も多かった。
ここから念仏平まではCT2時間10分。日没ギリギリだが、ここからは基本登りなので多少の巻き返しは可能とみて予定通りに前進。
ここから念仏平まではCT2時間10分。日没ギリギリだが、ここからは基本登りなので多少の巻き返しは可能とみて予定通りに前進。
旧避難小屋跡。建物は撤去されています。このすぐ先に水場あります(道標あり、写真撮ってなかった)。
※水場は小沢で、プラティパスだとかなり汲みにくい。見た感じゴミは混じっていませんでしたが、煮沸使用が安心です。
※水場は小沢で、プラティパスだとかなり汲みにくい。見た感じゴミは混じっていませんでしたが、煮沸使用が安心です。
念仏平避難小屋にはなんとか日没前に到着。
水汲みに苦戦して時間がかかってしまいましたが、水場からは10分ほどです。
小屋はすでに10名の方が到着でほぼ満杯。日没ギリギリの遅い到着で同宿の皆様にはご迷惑をおかけしました。
水汲みに苦戦して時間がかかってしまいましたが、水場からは10分ほどです。
小屋はすでに10名の方が到着でほぼ満杯。日没ギリギリの遅い到着で同宿の皆様にはご迷惑をおかけしました。
▼10/16(月)
夜中は良く晴れて、朝は冷え込みました。しかし満員だったおかげで小屋内ではほとんど寒さを感じませんでした。(ダウンは着なかった)
外に出ると小屋前の広場の地面は凍っていました。
夜中は良く晴れて、朝は冷え込みました。しかし満員だったおかげで小屋内ではほとんど寒さを感じませんでした。(ダウンは着なかった)
外に出ると小屋前の広場の地面は凍っていました。
この辺りはヤマレコでも歩いた記録の少ないマイナールートで、道が荒れていないか心配していましたが、段差の大きい場所はあるものの、道はしっかりして非常に歩きやすかった。倒木もきれいに処理されています。数年前の避難小屋再建の際に道の整備も行われたのかもしれません。
途中の「八丁の湯」によるつもりだったので、「加仁湯」を通り過ぎてそのまま林道を歩いていたら、「八丁の湯」に行くには、林道から一旦降りて加仁湯の前を通らねばならないこと…。これで12時40分のバスには間に合わないことが確定。
感想
今年は全体的に紅葉が遅いようです。その原因は9月の高温にあるようです。そして9月の日照不足と相次いだ台風の影響もあって、紅葉は全体的にもう一つとの予報も出ています。
紅葉シーズンの日光は、いろは坂に起因する渋滞がひどいと聞き、今まで避けてきました。
しかし、今年はいろは坂の紅葉が始まっておらず、奥日光方面を電車とバスで行くのは実質今週がラストチャンス。先週の北岳で痛めた足の具合を気にしつつ、2週連続の泊まり登山を決行。
2008年に改築された念仏平避難小屋を利用しての今回のルートは6月にも一度計画したものの実行できずにいました。
登山の内容は、いきなり中ツ曽根での道迷いに始まるなど散々でしたが、
今回も避難小屋での同宿の方々にも恵まれ、紅葉とは無縁(?)の奥日光の亜高山帯針葉樹の静かな森を楽しむことができました。
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