降雪後の白毛門

Nordwand_hans
その他1人 - GPS
- 08:09
- 距離
- 4.9km
- 登り
- 691m
- 下り
- 907m
コースタイム
| 天候 | 一日目雪、二日目好天 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2017年01月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
降雪後につきトレース無し。 |
写真
感想
冬の白毛門再訪。圏央道、関越道の事故渋滞で土合到着が大幅に遅くなり、駐車出発が11時過ぎ。1m程も雪で高くなった小橋を渡っての尾根取り付き点で、単独一名、カップル2名に追いつく。大雪後だったので、トレースは当てにしていなかったものの、まさに全くなしで、交替でラッセルしながら上がっていく。計画では1154m地点の尾根上でテント泊の予定も、2時間ほど急登を重い荷物を担いでのスノーシューラッセルは思いのほかきつく、標高で僅か300m稼いだところで早々にギブアップ、平坦地を見つけて幕営準備。単独、カップルの二組はもう少しトレースを伸ばし3時には下山して行った。樹林帯は枝からの落雪が怖いが、頭上はそれなりに開けていて、雪も溜まっていないようなので良しとした。
初日はやや風も強く雪も降っていたが、陽が落ちて間もなく平穏に、夜半には星空が広がっていた。ただ樹林帯の尾根上なので星空撮影は残念ながらできず。気温はあまり下がらず、日の出前でマイナス3度くらいか。
好天のようなので、撮影のため日の出までに松の木沢の頭に辿り着こうと4時くらいにテントを出発。限りのある体力、撮影優先でアイゼン・ピッケルを放置し、16-35mm、70-200mmレンズを抱えてテントを出たところで丁度、下から登って来た単独の若者と遭遇、また共同ラッセルとなった。1154m地点までの急登にはトレースが残っており、そこから先はノートレ。ただ気温のせいか雪が締まり気味で傾斜も緩くなることから順調に前進。松の木沢の頭が近づくころやっと周囲の地形が見えるようになってきて、頭でちょうど日の出に遭遇。頭から少し進んだポイントで暫し撮影。たっぷり雪をかぶった白毛門、谷川岳が美しい。
かみさんはここまでと言い張るので、荷物を置きカメラだけぶら下げてもう少し進んでみる。白毛門への最後の壁手前の1570mピークの斜面はきつく、スノーシューでは足場が決まらず、両手をアンカーにしながらよじ登る。ピークからは真っ白な斜面が山頂に向けて続いている。あと僅かではあるが、相方を吹き曝しであまり待たせるわけにも行かず引き返し。
頭から下った辺りから続々と登山者が登ってくる。スノーシューはあまり踏まれたトレースでは歩きにくいので、新雪部分を選んで滑るように下っていく。
テントを撤収してからはアイゼンで。古くなったオスプレー・イーサー85を買い替えて初めての山行。新しいイーサーは生地も厚めでしっかりしており、アイスツールホルダーも追加されていて完成度は高まっている。が、背面のバンドが短くなっていてスノーシューを括り付けないことがここで発覚。少し前の相方用エーリエルまでは十分な長さだったのに。。軽量化のためなのか極めて残念な仕様変更。細工をして長くしないと。。
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